「ガンダムF90」を編集中
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*⇒ 反地球連邦組織討伐部隊 第13艦隊 | *⇒ 反地球連邦組織討伐部隊 第13艦隊 | ||
*⇒ フロンティアサイド駐留艦隊 | *⇒ フロンティアサイド駐留艦隊 | ||
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| 主なパイロット = | | 主なパイロット = | ||
;1号機 | ;1号機 | ||
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*[[シド・アンバー]] (F90) | *[[シド・アンバー]] (F90) | ||
*[[パッツィ・アンゲリカ]] (FF) | *[[パッツィ・アンゲリカ]] (FF) | ||
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;予備機 | ;予備機 | ||
*[[ウェスバー]] (漫画版フォーミュラー戦記) | *[[ウェスバー]] (漫画版フォーミュラー戦記) | ||
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海軍戦略研究所[[サナリィ]]の「[[フォーミュラ計画]]」により開発された[[地球連邦軍]]の試作汎用型[[モビルスーツ]]。サナリィの提言した「モビルスーツの小型化」を目標に設計された小型モビルスーツであり、既存のモビルスーツから機能を落とすことなくダウンサイジングに成功している。この機体は「Fシリーズ」の「F9シリーズ」のラインを採用しており、以降のサナリィ製モビルスーツの基本体となっている。当初は搭載OSのプログラムが異なる2機が製造されていたが、正確な生産数は不明である<ref>3号機である[[クラスターガンダム]]の存在が明らかになり、さらに予備機が存在していたなどの事情による。</ref>。 | 海軍戦略研究所[[サナリィ]]の「[[フォーミュラ計画]]」により開発された[[地球連邦軍]]の試作汎用型[[モビルスーツ]]。サナリィの提言した「モビルスーツの小型化」を目標に設計された小型モビルスーツであり、既存のモビルスーツから機能を落とすことなくダウンサイジングに成功している。この機体は「Fシリーズ」の「F9シリーズ」のラインを採用しており、以降のサナリィ製モビルスーツの基本体となっている。当初は搭載OSのプログラムが異なる2機が製造されていたが、正確な生産数は不明である<ref>3号機である[[クラスターガンダム]]の存在が明らかになり、さらに予備機が存在していたなどの事情による。</ref>。 | ||
− | 小型化にあたってまずは[[ムーバブルフレーム]]の構成から始まり、そこに[[ヤシマ重工]] | + | 小型化にあたってまずは[[ムーバブルフレーム]]の構成から始まり、そこに[[ヤシマ重工]]から提供を受けたマイクロハニカム構造が加わった事で、フレーム断面を従来品から30%カットする事に成功。当初はMS用小型高出力ジェネレータの開発が遅れていた為、MS用ではない軌道レース衛星用の物をMS用に改造した物を1対2基搭載していたが、後に小型MS用ジェネレータが開発・量産されて以降はそちらを1基搭載する仕様に変更された。 |
実戦を想定していない実験機であり、素体は無駄な装備の一切が省かれているが、外付けの装備換装システムとして「ミッションパック」を採用し、各部ハードポイントを介して多種多様なオプションを装着する事ができる。また、ミッションパックは理論上装着部位が重複しない限り、別々の装備であっても装備する事ができ、現場での即時交換も可能にしている<ref>ただしVタイプだけは装備のジェネレータリソースの配分(特に高出力を要する[[ヴェスバー]]や[[ビームシールド]])や熱配分の関係で他装備の混載は不可能となっている。</ref>。これらミッションパックの運用で蓄積されたデータは[[ガンダムF91]]などの後継機に受け継がれていき、ブラッシュアップしていった。 | 実戦を想定していない実験機であり、素体は無駄な装備の一切が省かれているが、外付けの装備換装システムとして「ミッションパック」を採用し、各部ハードポイントを介して多種多様なオプションを装着する事ができる。また、ミッションパックは理論上装着部位が重複しない限り、別々の装備であっても装備する事ができ、現場での即時交換も可能にしている<ref>ただしVタイプだけは装備のジェネレータリソースの配分(特に高出力を要する[[ヴェスバー]]や[[ビームシールド]])や熱配分の関係で他装備の混載は不可能となっている。</ref>。これらミッションパックの運用で蓄積されたデータは[[ガンダムF91]]などの後継機に受け継がれていき、ブラッシュアップしていった。 | ||
− | + | 主管制コンピューターとして建造当時最新式で高性能だった第五世代の「8000系ニューロコンピュータ」を採用し、基本OSとして「擬似人格OSプログラム」を持ち合わせている<ref>『[[SDガンダム GGENERATIONシリーズ|GGENRATIONシリーズ]]』では交換可能なアイテムにする為に「A.Rチップ」「C.Aチップ」とされているが原典である漫画版や当時の文字設定ではその様な交換可能なプログラムチップモジュールである描写や言及は無い</ref>。この擬似人格プログラムは初期の1号機と2号機に試験的に採用され、1号機には敵の行動を先読みする機能に優れた「Type-[[アムロ・レイ|A.R]]」、2号機には機体性能を瞬間的に3倍に引き上げる機能を有する「Type-[[シャア・アズナブル|C.A]]」がそれぞれ設定された。ただしこのニューロコンピュータは熱に弱い為、格納庫での待機時でも専用の冷却設備を要する代物であった。 | |
[[宇宙世紀]]0111年9月に1号機がロールアウトし、[[ガンダムF90-Aタイプ|A]]/[[ガンダムF90-Dタイプ|D]]/[[ガンダムF90-Sタイプ|S]]/[[ガンダムF90-Mタイプ|M]]/[[ガンダムF90-Hタイプ|H]]の各種オプションも本体に先行して完成。同年10月には[[アナハイム・エレクトロニクス社|AE社]]の[[MSA-120]]を下して地球連邦軍の次期主力MSとして正式採用され、同年12月にはさらに[[ガンダムF90-Vタイプ|V]]/[[ガンダムF90-Pタイプ|P]]のオプションも完成した。また、1号機と共に2号機も試験運用されており、当初トリコロールカラーだった2号機は試験終了後に紺色へと再塗装されている<ref>模型誌『B-CLUB』74号掲載のジオラマ写真と解説文より</ref>。 | [[宇宙世紀]]0111年9月に1号機がロールアウトし、[[ガンダムF90-Aタイプ|A]]/[[ガンダムF90-Dタイプ|D]]/[[ガンダムF90-Sタイプ|S]]/[[ガンダムF90-Mタイプ|M]]/[[ガンダムF90-Hタイプ|H]]の各種オプションも本体に先行して完成。同年10月には[[アナハイム・エレクトロニクス社|AE社]]の[[MSA-120]]を下して地球連邦軍の次期主力MSとして正式採用され、同年12月にはさらに[[ガンダムF90-Vタイプ|V]]/[[ガンダムF90-Pタイプ|P]]のオプションも完成した。また、1号機と共に2号機も試験運用されており、当初トリコロールカラーだった2号機は試験終了後に紺色へと再塗装されている<ref>模型誌『B-CLUB』74号掲載のジオラマ写真と解説文より</ref>。 | ||
[[宇宙世紀]]0120年10月28日には新サイド4宙域で1号機と2号機のテスト飛行が行われるが、その最中、2号機がオートバランサーの設定ミスが原因でアポジなどが不調に陥り、直後に火星独立ジオン軍([[オールズモビル]])によって強奪されてしまう。その後、強奪された2号機は[[ガンダムF90火星独立ジオン軍仕様|指揮官機]]として改修され、オールズモビルの火星基地内部で1号機と交戦。両機共に大破し、戦闘不能になるがサナリィに回収される。その後、1号機はそのまま修繕、2号機は[[ガンダムF90II|F90II]]に改修され運用された。 | [[宇宙世紀]]0120年10月28日には新サイド4宙域で1号機と2号機のテスト飛行が行われるが、その最中、2号機がオートバランサーの設定ミスが原因でアポジなどが不調に陥り、直後に火星独立ジオン軍([[オールズモビル]])によって強奪されてしまう。その後、強奪された2号機は[[ガンダムF90火星独立ジオン軍仕様|指揮官機]]として改修され、オールズモビルの火星基地内部で1号機と交戦。両機共に大破し、戦闘不能になるがサナリィに回収される。その後、1号機はそのまま修繕、2号機は[[ガンダムF90II|F90II]]に改修され運用された。 | ||
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== 登場作品 == | == 登場作品 == | ||
;[[機動戦士ガンダムF90]] | ;[[機動戦士ガンダムF90]] | ||
− | : | + | :初登場作品。漫画では1号機が主役機として登場。後に火星独立ジオン軍との決戦で、強奪された2号機と対決し勝利。大きく損傷しながらもパイロットのデフと共に生還を果たした。 |
;[[超戦士ガンダム野郎]] | ;[[超戦士ガンダム野郎]] | ||
:1990年6月号に漫画『F90』に先駆けて登場。アサルトタイプの状態で初登場し「G研が大河原先生に依頼して製作しているスーパーウェポンシステム装備の超強化型ガンダム」と紹介されている。これ以外にも[[三代目頑駄無大将軍]]のSDスピリットと合体し、[[復活闇将軍]]と死闘を演じるなどの活躍を見せた。 | :1990年6月号に漫画『F90』に先駆けて登場。アサルトタイプの状態で初登場し「G研が大河原先生に依頼して製作しているスーパーウェポンシステム装備の超強化型ガンダム」と紹介されている。これ以外にも[[三代目頑駄無大将軍]]のSDスピリットと合体し、[[復活闇将軍]]と死闘を演じるなどの活躍を見せた。 | ||
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:F90のミッションパックの内、画稿・設定が未創作の物を[[ガンプラ]]のマスターグレードモデルで立体化する企画で、大河原邦男氏により残りのミッションパックの画稿が新規創作設定された。F90についても「ホビーオンラインショップ」では初の完全新規マスターグレードとして立体化している。 | :F90のミッションパックの内、画稿・設定が未創作の物を[[ガンプラ]]のマスターグレードモデルで立体化する企画で、大河原邦男氏により残りのミッションパックの画稿が新規創作設定された。F90についても「ホビーオンラインショップ」では初の完全新規マスターグレードとして立体化している。 | ||
;[[機動戦士ガンダムF90FF]] | ;[[機動戦士ガンダムF90FF]] | ||
− | :主役機として登場。上記の『F90 A to Z | + | :主役機として登場。上記の『F90 A to Z PROJECT』で新規設定されたミッションパックが多く登場する他、主人公[[パッツィ・アンゲリカ]]がロールアウトカラーの2号機に搭乗している。宇宙世紀0112年に第13実験戦団に編成され、1号機はチームA、2号機はチームBにて個別に試験運用が行われた。作中ではパッツィの息子である[[リヴ・アンゲリカ|リヴ]]が搭乗する場面もあった。 |
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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:機体各所に配置されたハードポイントを介しミッションパックを換装可能。なお一部の装備を除いて複数のミッションパックの混載が出来る。 | :機体各所に配置されたハードポイントを介しミッションパックを換装可能。なお一部の装備を除いて複数のミッションパックの混載が出来る。 | ||
;8000系ニューロコンピュータ | ;8000系ニューロコンピュータ | ||
− | :機体の主管制コンピューターである第五世代非ノイマン型コンピュータ。機体制御の為に高性能なシステムが必要とされた結果搭載された物であり、これ一基でミッションパック全種の管制を行う事が出来る。MS搭載のコンピュータとしては初めてシナプスプロセッサ数100万以上のホロ・キューブ処理系を実現しているが、通常のプログラミングが不可能であり、プロセッサ上に擬似人格知識ベースを構成し、[[教育型コンピュータ]] | + | :機体の主管制コンピューターである第五世代非ノイマン型コンピュータ。機体制御の為に高性能なシステムが必要とされた結果搭載された物であり、これ一基でミッションパック全種の管制を行う事が出来る。MS搭載のコンピュータとしては初めてシナプスプロセッサ数100万以上のホロ・キューブ処理系を実現しているが、通常のプログラミングが不可能であり、プロセッサ上に擬似人格知識ベースを構成し、[[教育型コンピュータ]]と対戦シュミレートを繰り返す事でシナプス結合によるOSのプログラミングを行っている。 |
:;A.R(TYPE ”A・R”) | :;A.R(TYPE ”A・R”) | ||
− | :: | + | ::1号機に搭載されている擬似人格OS。小回りが利く他、敵の動きを先読みするかのような操縦サポートを行う。劇中ではダメージコントロールを自律的に行う描写がある<ref>強奪された2号機との交戦中、胴体への直撃弾を左腕を引き換えにして防いでいる。</ref>。 |
:;C.A(TYPE ”CA-III”) | :;C.A(TYPE ”CA-III”) | ||
− | :: | + | ::2号機に搭載されている擬似人格OS。機動性が高く、通常のモビルスーツの3倍の速度を出す事が可能。『F90FF』第10話で緊急的にインストールする描写が描かれた。 |
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=== 基本武装 === | === 基本武装 === | ||
128行目: | 112行目: | ||
;[[ガンダムF90-Bタイプ|(Bタイプ) ボンバードタイプ]] | ;[[ガンダムF90-Bタイプ|(Bタイプ) ボンバードタイプ]] | ||
:重爆撃仕様。機体各所に大型のミサイル・コンテナ、キャノン、グレネードを装備し高火力を誇る。 | :重爆撃仕様。機体各所に大型のミサイル・コンテナ、キャノン、グレネードを装備し高火力を誇る。 | ||
− | ; | + | ;(Cタイプ) コールドネスタイプ |
− | : | + | :寒冷地仕様。 |
;[[ガンダムF90-Dタイプ|(Dタイプ) デストロイドタイプ]] | ;[[ガンダムF90-Dタイプ|(Dタイプ) デストロイドタイプ]] | ||
:接近・制圧戦仕様。敵主力の面制圧用の装備を備える。実体弾かつ、近距離用の重火器が多い。 | :接近・制圧戦仕様。敵主力の面制圧用の装備を備える。実体弾かつ、近距離用の重火器が多い。 | ||
136行目: | 120行目: | ||
;[[ガンダムF90-Fタイプ|(Fタイプ) ファイトタイプ]] | ;[[ガンダムF90-Fタイプ|(Fタイプ) ファイトタイプ]] | ||
:格闘戦仕様。両手にビームの棘を発生させるナックル状の装備と、腰部ハードポイントにサブスラスターとサブアームを内蔵したバインダーユニットを装着している。サブアームにはF90本体に装備されたビームサーベルを持たせることができる。 | :格闘戦仕様。両手にビームの棘を発生させるナックル状の装備と、腰部ハードポイントにサブスラスターとサブアームを内蔵したバインダーユニットを装着している。サブアームにはF90本体に装備されたビームサーベルを持たせることができる。 | ||
− | ; | + | ;(Gタイプ) ガードタイプ |
− | : | + | :護衛仕様。 |
;[[ガンダムF90-Hタイプ|(Hタイプ) ホバータイプ]] | ;[[ガンダムF90-Hタイプ|(Hタイプ) ホバータイプ]] | ||
:陸上機動戦仕様。ジオン軍の[[ドム]]のホバー移動をヒントにした装備であり、陸上をホバー移動で迅速に移動し、両肩のミサイルポッドを使用した一撃離脱戦法を取ることを目的としている。ただし、F90はドムよりも小さな機体であるために推進剤の搭載量も少なくなっており、ホバー走行を維持できるのは合計4時間程度となっている。 | :陸上機動戦仕様。ジオン軍の[[ドム]]のホバー移動をヒントにした装備であり、陸上をホバー移動で迅速に移動し、両肩のミサイルポッドを使用した一撃離脱戦法を取ることを目的としている。ただし、F90はドムよりも小さな機体であるために推進剤の搭載量も少なくなっており、ホバー走行を維持できるのは合計4時間程度となっている。 | ||
;[[ガンダムF90II-Iタイプ|(Iタイプ) インターセプトタイプ]] | ;[[ガンダムF90II-Iタイプ|(Iタイプ) インターセプトタイプ]] | ||
:迎撃・追撃戦仕様。巨大な「フライトシールド」を装備しており、この盾は[[サブ・フライト・システム|SFS]]として飛行から大気圏突入までをサポートできる。 | :迎撃・追撃戦仕様。巨大な「フライトシールド」を装備しており、この盾は[[サブ・フライト・システム|SFS]]として飛行から大気圏突入までをサポートできる。 | ||
− | ; | + | ;(Jタイプ) ジャケットタイプ |
− | : | + | :増加装甲仕様。 |
;[[ガンダムF90-Kタイプ|(Kタイプ) キープタイプ]] | ;[[ガンダムF90-Kタイプ|(Kタイプ) キープタイプ]] | ||
:守備隊・持久戦仕様。試作型メガ・ビーム・シールドと[[Iフィールド|Iフィールド・ジェネレーター]]を装備しており、堅牢な防御力を発揮する。 | :守備隊・持久戦仕様。試作型メガ・ビーム・シールドと[[Iフィールド|Iフィールド・ジェネレーター]]を装備しており、堅牢な防御力を発揮する。 | ||
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;[[ガンダムF90-Pタイプ|(Pタイプ) ブランジタイプ]] | ;[[ガンダムF90-Pタイプ|(Pタイプ) ブランジタイプ]] | ||
:大気圏突入仕様。WR形態への変形が可能。 | :大気圏突入仕様。WR形態への変形が可能。 | ||
− | ; | + | ;(Qタイプ) クイックタイプ |
− | : | + | :高機動型。 |
− | ; | + | ;(Rタイプ) レコノイタータイプ |
− | : | + | :偵察、調査仕様。 |
;[[ガンダムF90-Sタイプ|(Sタイプ) サポートタイプ]] | ;[[ガンダムF90-Sタイプ|(Sタイプ) サポートタイプ]] | ||
:長距離支援仕様。足を止めての遠隔支援砲撃用であり前線運用は考えられていない。この仕様の試験結果から[[キャノンガンダム]]と[[Gキャノン]]が派生機種として誕生する。 | :長距離支援仕様。足を止めての遠隔支援砲撃用であり前線運用は考えられていない。この仕様の試験結果から[[キャノンガンダム]]と[[Gキャノン]]が派生機種として誕生する。 | ||
− | ; | + | ;(Tタイプ) トレーサータイプ |
− | : | + | :追撃戦仕様。 |
;[[ガンダムF90-Uタイプ|(Uタイプ) アップリフトタイプ]] | ;[[ガンダムF90-Uタイプ|(Uタイプ) アップリフトタイプ]] | ||
:大気圏離脱仕様。上半身前面に保護用のフェアリングカバー、バックパックに出力と推力を補う大型のブースターパックを接続している。 | :大気圏離脱仕様。上半身前面に保護用のフェアリングカバー、バックパックに出力と推力を補う大型のブースターパックを接続している。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[ガンダムF90V|(Vタイプ) ヴェスバータイプ]] |
:新規格火器試験仕様。実質的な[[ガンダムF91|F91]]のプロトタイプ。F91の設計仕様がある程度固まってから開発された。 | :新規格火器試験仕様。実質的な[[ガンダムF91|F91]]のプロトタイプ。F91の設計仕様がある程度固まってから開発された。 | ||
− | ; | + | ;(Wタイプ) ウォーバードタイプ |
− | : | + | :飛行試験型。ノウハウは[[レコードブレイカー]]に活用された。 |
;(Xタイプ) エキストラタイプ | ;(Xタイプ) エキストラタイプ | ||
:詳細不明。[[Gアーマー]]に相当する装備とも。 | :詳細不明。[[Gアーマー]]に相当する装備とも。 | ||
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=== 別仕様・装備バリエーション === | === 別仕様・装備バリエーション === | ||
;[[ガンダムF90 (A.D.S.混合装着時)]] | ;[[ガンダムF90 (A.D.S.混合装着時)]] | ||
− | : | + | :Aタイプ、Dタイプ、Sタイプの各パーツを装着した状態。火星のオールズモビル基地へ突入する際、デフとシドの手によって換装された。詳細はリンク先参照。 |
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;[[ガンダムF90火星独立ジオン軍仕様]] | ;[[ガンダムF90火星独立ジオン軍仕様]] | ||
− | :[[オールズモビル]] | + | :[[オールズモビル]](火星独立ジオン軍)が強奪した2号機を独自に改修した機体。詳細はリンク先参照。 |
;[[ガンダムF90Iタイプ (木星決戦仕様)]] | ;[[ガンダムF90Iタイプ (木星決戦仕様)]] | ||
:『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人|鋼鉄の7人]]』に登場した1号機にIタイプを装備させた決戦仕様。パイロットは[[ミノル・スズキ]]。肩パーツがF90IIの物に変更されている他、ビームランサーの代わりに小型核ミサイルを装備したショットランサー兼ビームライフルを装備しているのが特徴。 | :『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人|鋼鉄の7人]]』に登場した1号機にIタイプを装備させた決戦仕様。パイロットは[[ミノル・スズキ]]。肩パーツがF90IIの物に変更されている他、ビームランサーの代わりに小型核ミサイルを装備したショットランサー兼ビームライフルを装備しているのが特徴。 | ||
198行目: | 174行目: | ||
=== 系列機・派生機など === | === 系列機・派生機など === | ||
;[[ガンダムF90II]] | ;[[ガンダムF90II]] | ||
− | : | + | :1号機との戦闘で大破した2号機(火星独立ジオン軍仕様)を回収し、機体パーツの6割を新造して製作された機体。なお、当wikiを含む各種サイトでは原則機種依存文字の使用は控えられる為英大文字の「I(アイ)」で代替表記されているが本来はローマ数字の「2」表記である。IIでのミッションパック装備時のスペックは1号機の物とは異なる。 |
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;[[クラスターガンダム]] (F90IIIY) | ;[[クラスターガンダム]] (F90IIIY) | ||
:F90の3号機。コアブロックシステムを採用したYタイプ仕様機。 | :F90の3号機。コアブロックシステムを採用したYタイプ仕様機。 | ||
205行目: | 180行目: | ||
:F90Vタイプから発展開発された新型試作機。 | :F90Vタイプから発展開発された新型試作機。 | ||
;[[ガンダムF89]] | ;[[ガンダムF89]] | ||
− | :F90開発の前段階として開発された機体。この機体をダウンサイジングした物がF90となる。F計画で設定されたF80シリーズとは別系統にあたり、F90のプロトタイプという意味合いを込めて「F89」と命名された<ref>本来、F80シリーズは次期汎用量産機に分類される。</ref> | + | :F90開発の前段階として開発された機体。この機体をダウンサイジングした物がF90となる。F計画で設定されたF80シリーズとは別系統にあたり、F90のプロトタイプという意味合いを込めて「F89」と命名された<ref>本来、F80シリーズは次期汎用量産機に分類される。</ref> |
;[[クロスボーン・ガンダム]] | ;[[クロスボーン・ガンダム]] | ||
:フォーミュラ計画におけるF90シリーズの後発機体。正式名称は「F97」。一部武装・オプション装備に本機のミッションパックの派生型と思われる物を使用している。 | :フォーミュラ計画におけるF90シリーズの後発機体。正式名称は「F97」。一部武装・オプション装備に本機のミッションパックの派生型と思われる物を使用している。 | ||
211行目: | 186行目: | ||
=== 技術的関与のある機体・関連性が疑われる機体=== | === 技術的関与のある機体・関連性が疑われる機体=== | ||
;[[シルエットガンダム]] | ;[[シルエットガンダム]] | ||
− | : | + | :V型仕様などF91開発初期のデータを盗用しアナハイムの[[シルエットフォーミュラプロジェクト]]で開発された実験試作機。 |
;[[ガンダム[ケストレル]]] | ;[[ガンダム[ケストレル]]] | ||
:青と白を基調とした機体色、換装機能、システムによる機体動作の補助など共通点が多い機体。将来的なMSの小型化を前提とした設計を採用しており、『[[ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者|刻に抗いし者]]』最終話では技術の流れを匂わせる描写も存在している。 | :青と白を基調とした機体色、換装機能、システムによる機体動作の補助など共通点が多い機体。将来的なMSの小型化を前提とした設計を採用しており、『[[ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者|刻に抗いし者]]』最終話では技術の流れを匂わせる描写も存在している。 | ||
220行目: | 195行目: | ||
<amazon>B000GQMP8I</amazon> | <amazon>B000GQMP8I</amazon> | ||
<amazon>B000GQMP8S</amazon> | <amazon>B000GQMP8S</amazon> | ||
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<amazon>B001VLEWJC</amazon> | <amazon>B001VLEWJC</amazon> | ||
<amazon>B003F77T8G</amazon> | <amazon>B003F77T8G</amazon> | ||
243行目: | 217行目: | ||
*[https://p-bandai.jp/hobby/f90project/ 「F90 A to Z PROJECT」特集ページ] | *[https://p-bandai.jp/hobby/f90project/ 「F90 A to Z PROJECT」特集ページ] | ||
*[https://bandai-hobby.net/site/f90project/ F90 A to Z PROJECT | バンダイ ホビーサイト] | *[https://bandai-hobby.net/site/f90project/ F90 A to Z PROJECT | バンダイ ホビーサイト] | ||
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== リンク == | == リンク == |