「ザムザザー」の版間の差分
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::ガムザートフと入れ替える形で出現する近接戦用クローアーム。刃を高周波振動で赤熱・高温化させることで攻撃力を上げており、フェイズシフトダウンを起こしたインパルスの脚部をもぎ取る活躍を見せた。 | ::ガムザートフと入れ替える形で出現する近接戦用クローアーム。刃を高周波振動で赤熱・高温化させることで攻撃力を上げており、フェイズシフトダウンを起こしたインパルスの脚部をもぎ取る活躍を見せた。 | ||
:;GAU111 単装砲 | :;GAU111 単装砲 | ||
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:;75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」 | :;75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」 | ||
::四脚の側面に2基ずつ(計16基)内蔵している近接機関砲。他の連合製兵器にも搭載されているごく普通のCIWS。 | ::四脚の側面に2基ずつ(計16基)内蔵している近接機関砲。他の連合製兵器にも搭載されているごく普通のCIWS。 |
2019年3月30日 (土) 00:56時点における版
ザムザザー | |
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外国語表記 | Zamza-Zah |
登場作品 |
スペック | |
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分類 | 試作型モビルアーマー |
型式番号 | YMAF-X6BD |
全高 |
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重量 | 526.45t |
主動力 | バッテリー |
装甲材質 | 不明 |
開発組織 | アドゥカーフ・メカノインダストリー社 |
所属 | 地球連合軍 |
乗員人数 | 3名 |
主なパイロット |
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概要
地球連合軍が新規開発したモビルアーマーで、初期に投入された機体。クローなどの武装を備えた四本の脚部と目に見える陽電子リフレクター発生装置によってカニのような外見をしており、機体色は緑。重力下で飛行可能なほどの機動力とMSを大きく上回る火力、陽電子リフレクターによってミネルバの陽電子砲すら防ぎきる防御力を兼ね備えた優れた機体で、大気圏内外で運用できる汎用性もある。但し、リフレクター使用時は機体上部を前方に向けなければならない(早い話、前につんのめる体勢)ため、下方をカバーできない弱点があるほか、大型である分MSよりは運動性に劣り、運用にも制限がある。機長・操縦手・砲手の3名で運用される。
MSの本格的な登場後に開発された機体だけあって、それまでのメビウスやメビウス・ゼロ、ミストラルなどの地球連合製モビルアーマーに比べて本機やその後に開発されるモビルアーマー機体の規模や性能は大きく異なっている。これら新型MAがMSと並行して開発・配備された背景には戦略的な観点とは別にザフトが開発したMSを主力とすることへの地球軍内部での抵抗や軍需企業間の競争関係があったとされる。
登場作品と役柄
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 初登場時は母艦の専用エレベーターから出撃、ミネルバの陽電子砲タンホイザーを防ぎきるなど強敵っぷりを見せつけ、フェイズシフトダウンに追いこんだシンのインパルスから片足をもぎ取るなど苦戦させるが、追いつめられたシンがSEEDを覚醒した事でコクピットをビームサーベルで突き刺され、撃破される。俗にいえば、主人公シンの成長を促進させるために出てきたかませ役のようなものであった。
- とはいえMSに比べれば十分強力なのは間違いなく、その後は量産されて数機がレクイエム攻防戦などで投入されている。それでもイザーク・ディアッカコンビやレイにあっけなく撃破されるなどウィンダムなど他の地球連合製メカと同じくやられ役という扱いは変わらなかった。メサイア攻防戦でもオーブ軍に合流した連合軍兵が乗り込んで実戦参加し、ゲルズゲーと共にオーブ艦隊の防衛に貢献している。ちなみに、兵の間では陽電子リフレクターを「バカの壁」と呼んでいた者もいるらしい。
装備・機能
特殊機能
- 陽電子リフレクタービームシールド「シュナイドシュッツSX1021」
- 背部に内蔵してるエネルギーシールド。ドイツ語で「勇敢なる盾」の意味で、上部の3基の突起から電磁的バリアを形成させ、ビーム砲や実体弾、さらには陽電子砲すら無効化させる。名前通り非常に強力な楯だが、発生装置の搭載位置の関係上機体上面にしか展開できないためそれ以外の方向(特に下面)に致命的な死角が存在するほか、一つでも発生装置を破壊されるとリフレクターを展開できないなど弱点も多い。また、あくまで攻撃を吸収せずはじくだけなのでミネルバの陽電子砲「タンホイザー」を受け止めた時は余波で周囲の僚艦が撃沈している。
武装・必殺攻撃
- 脚部
- 本機の外見上の大きな特徴となっている4本の複合ユニット。本機の武装の大半が集約され、それぞれの可動域が広いため非常に死角が少ない。
- M534 複列位相エネルギー砲「ガムザートフ」
- 四脚に内蔵している高出力ビーム砲で本機の主兵装。イージスガンダムやカラミティガンダム等に装備された「スキュラ」の改良型で、威力・速射性・攻撃範囲の広さを兼ね備えている。
- XM518 超振動クラッシャー「ヴァシリエフ」
- ガムザートフと入れ替える形で出現する近接戦用クローアーム。刃を高周波振動で赤熱・高温化させることで攻撃力を上げており、フェイズシフトダウンを起こしたインパルスの脚部をもぎ取る活躍を見せた。
- GAU111 単装砲
- 四脚の上部に装備している砲。イージス艦の主砲並みの威力を持つとされ、上方向への攻撃が可能。「単装砲」という名称だがビームを発射しており、SEED特有の設定ミスの類なのか本当にビーム砲なのか詳細は不明。
- 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
- 四脚の側面に2基ずつ(計16基)内蔵している近接機関砲。他の連合製兵器にも搭載されているごく普通のCIWS。
- Mk79 低圧砲
- 機体両側面に2門ずつ装備している。通常の火器とは違い弾丸を発射する際に減圧ガスを用いることで火砲の軽量化に成功している。固定装備であることから射界が狭く、口径から見てもそこまで威力は高く無いと思われる。
対決・名場面
関連機体
- ゲルズゲー
- 同時期のMA。