「ザクII」の版間の差分
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== 専用機 == | == 専用機 == |
2019年11月7日 (木) 21:01時点における版
ザクII (Zaku II)
一年戦争時にジオン公国がもっとも多く使用したMS。動力パイプの露出、肩部装甲の改良、頭部装甲中央の支柱の撤去などザクIに根本的な改良を行い、稼働時間やジェネレーター出力等基本性能が向上。また、多彩なオプション装備の用意によって汎用性を向上させている。その優れた設計思想と戦果は、ジオンのみならず連邦や後の世の組織に多大な影響を与えている。
総生産数はザクIとあわせて8000機とされ、両軍でも最大である。一年戦争時に大気圏内外を問わず、序盤から終盤まで幅広い戦場で活躍した。数多くのバリエーション機を産出したジオン軍モビルスーツの中でもその数は最多であり、また、ひとえにザクIIと言っても、下記のように仕様の異なる機種が多数存在する。
各機種の詳細は各項目を、その他を含めた機体はザクシリーズを参照。
バリエーション
- ザクIIA型
- 初期生産型。主に教導機動大隊に配備された。
- ザクIIC型
- 一年戦争開戦時点での主力機。核兵器の使用を想定した装備を持っているが、後の南極条約によって不要となったためF型に移行している。
- ザクIIF型
- ザクIIの中で一番の生産数を誇る。ザクIIと言えば、大抵はこの機種を指す。
- ザク・トレーナータイプ
- 教習用に改修された機体。一年戦争初期はC型、以降はF型をベースとしている。
- ザクII (THE ORIGIN版)
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』版デザインのザクII。この機体も上記のように複数の機種が存在する。
- ザクII (リビング・デッド師団仕様)
- 『機動戦士ガンダム サンダーボルト』版デザインのザクII。リビング・デッド師団で運用されている機体で、サンダーボルト宙域での運用に合わせた装備が施されている。
- ザクII (偵察部隊所属機)
- 『機動戦士ガンダム MS IGLOO 黙示録0079』第2話に隊長機を含めて登場した黒塗りの機体。シールドには古代エジプトの神であるホルス神の左目、ウアジェトの目が描かれている。ソロモンを発った連邦軍艦隊を強行偵察し、その行き先がア・バオア・クーである事を確認、ア・バオア・クー防衛司令部へ報告するも、直後に集中砲火を受け撃墜された。MS IGLOOの公式設定資料で「F型」と設定されたが、他の資料では「S型」と表記されている場合もあり、中には「夜間戦闘を意識した色」と、本編を確認したかに乏しいものもある[1]。
専用機
F型
- ドズル・ザビ専用ザクII
- ドズル・ザビ専用機。
FS型
- ガルマ・ザビ専用ザクII
- ガルマ・ザビ専用機。
S型
J型
- ザクII (エルマー・スネル大尉専用機)
- エルマー・スネル専用機。「ホワイトオーガー」の通り名を持つ。
他シリーズの関連機体
- ブッシ
- 『機動武闘伝Gガンダム』に登場する本機のオマージュ機。本機に似た外見、型式番号などを持つ他、装甲材の名称がザクリウムとなっている。
- リーオー
- 『新機動戦記ガンダムW』に登場する本機と同じ立ち位置の量産機。本機と同様、型式番号に「06」の数字が入る。
- ジェニス
- 『機動新世紀ガンダムX』に登場する本機のオマージュ機。外見や型式番号などに似通った部分が見られる。
- ボルジャーノン
- 『∀ガンダム』に登場する本機に酷似した機体。劇中では「ザク」の名で呼ばれる事もある。
- ザコソルジャー
- 『SDガンダムフォース』に登場する本機がモチーフのキャラクター。
- ザクウォーリア、ザクファントム
- 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する本機のオマージュ機。本機とシールド、ショルダーアーマーの位置が逆なのが特徴。
- ティエレン地上型
- 『機動戦士ガンダム00』に登場する本機のオマージュ機。モノアイや機体カラー、型式番号などに似通った部分が見られる。
- ガンダムAGE-1 グレイダス
- ガンダムAGE-1のウェアの一つ。本機がモチーフになっている。
- グレイズ
- 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場する本機のオマージュ機。機体カラーや型式番号、武装などに似通った部分が見られる。
- ジャハナム/宇宙用ジャハナム
- ガンダム Gのレコンギスタに登場する本機のオマージュ機。
- 桂小太郎専用MS ZURA
- アニメ版『銀魂』に登場した本機のパロディ機。どう見てもザク・マシンガンなZURAマシンガンを装備している。デザインは本機と同様、大河原邦男氏が手掛けているという凝り様。
リンク
- ↑ メガロマニア刊行「機動戦士ガンダムMS-06アーカイブス」