「熱核ジェットエンジン」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
1行目: | 1行目: | ||
== 熱核ジェットエンジン(Nuclear Jet Engine) == | == 熱核ジェットエンジン(Nuclear Jet Engine) == | ||
− | 機体外部から大気を取り込み、[[熱核融合炉]] | + | 機体外部から大気を取り込み、[[熱核融合炉]]の炉心内部の熱を添付し加熱・噴射する事で推進力を得る熱核スラスター。 |
− | その構造上、運用環境は大気圏内や[[スペースコロニー]]など空気のある場所に限られるが、大気を推進剤として使用する為、理論上推進剤が切れる事はなく、航続距離は長い。ただし、[[熱核ロケットエンジン]] | + | その構造上、運用環境は大気圏内や[[スペースコロニー]]など空気のある場所に限られるが、大気を推進剤として使用する為、理論上推進剤が切れる事はなく、航続距離は長い。ただし、[[熱核ロケットエンジン]]と比較して出力重量比に劣り、冷媒よりも熱添付率は低い為冷却性能に問題を抱えているケースも存在する。 |
− | + | 機体によっては加熱した空気を機体の下面に溜め込む事で機体を浮揚させるホバリング走行システムも組み込まれている場合もある<ref>推力で強引にホバー機動を行う場合もある。</ref>。ホバー走行は歩行による関節の負荷を軽減しつつ、行動半径と機体速度を向上させるというメリットがあり、水上での機動も可能である。 | |
− | + | また、水陸両用型モビルスーツは空気の代わりに水を取り込んで推進剤とする熱核ハイドロジェットエンジンを搭載しており、こちらは海中に無尽蔵に存在し基本的に空気よりも温度が低い水を推進剤として活用する為、冷却性能にも優れている。 | |
== 登場作品 == | == 登場作品 == | ||
21行目: | 21行目: | ||
== 関連技術 == | == 関連技術 == | ||
;[[熱核融合炉]] | ;[[熱核融合炉]] | ||
− | : | + | :熱エネルギーソース。 |
;[[熱核ロケットエンジン]] | ;[[熱核ロケットエンジン]] | ||
: | : | ||
29行目: | 29行目: | ||
: | : | ||
;[[ミノフスキークラフト]] | ;[[ミノフスキークラフト]] | ||
− | : | + | :ミノフスキー粒子の斥力効果による力場浮揚技術。 |
;[[ミノフスキードライブ]] | ;[[ミノフスキードライブ]] | ||
− | : | + | :ミノフスキー粒子の斥力効果による次世代推進システム。 |
== リンク == | == リンク == | ||
*[[小辞典]] | *[[小辞典]] |
2019年11月13日 (水) 18:15時点における最新版
熱核ジェットエンジン(Nuclear Jet Engine)[編集 | ソースを編集]
機体外部から大気を取り込み、熱核融合炉の炉心内部の熱を添付し加熱・噴射する事で推進力を得る熱核スラスター。
その構造上、運用環境は大気圏内やスペースコロニーなど空気のある場所に限られるが、大気を推進剤として使用する為、理論上推進剤が切れる事はなく、航続距離は長い。ただし、熱核ロケットエンジンと比較して出力重量比に劣り、冷媒よりも熱添付率は低い為冷却性能に問題を抱えているケースも存在する。
機体によっては加熱した空気を機体の下面に溜め込む事で機体を浮揚させるホバリング走行システムも組み込まれている場合もある[1]。ホバー走行は歩行による関節の負荷を軽減しつつ、行動半径と機体速度を向上させるというメリットがあり、水上での機動も可能である。
また、水陸両用型モビルスーツは空気の代わりに水を取り込んで推進剤とする熱核ハイドロジェットエンジンを搭載しており、こちらは海中に無尽蔵に存在し基本的に空気よりも温度が低い水を推進剤として活用する為、冷却性能にも優れている。
登場作品 [編集 | ソースを編集]
関連技術 [編集 | ソースを編集]
- 熱核融合炉
- 熱エネルギーソース。
- 熱核ロケットエンジン
- レーザーロケット
- 核パルスエンジン
- ミノフスキークラフト
- ミノフスキー粒子の斥力効果による力場浮揚技術。
- ミノフスキードライブ
- ミノフスキー粒子の斥力効果による次世代推進システム。
リンク[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 推力で強引にホバー機動を行う場合もある。