「シュヴァルベ・グレイズ」の版間の差分

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== 概要 ==
 
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[[ギャラルホルン]]が開発した量産型[[モビルスーツ]]である[[グレイズ]]と共通の試作機(フレームは同じ「グレイズ・フレーム」である)から発展した高機動カスタム機。主に上級パイロット用に開発された機体であり、高低出力時の安定性を犠牲にしつつもそれに見合った高性能を発揮する。
  
 
武装は基本的にグレイズと共通で、背部には惑星間航行艦の技術を用いた高出力フライトユニットを装着する。これによって重力下においても高い飛行能力を発揮する。加えて左腕に有線射出式のワイヤークローが追加装備されている。またパイロットに合わせて独自のカラーリングやカスタマイズが施されているのも特徴であり、[[マクギリス・ファリド|マクギリス]]機は青のカラーリング、[[ガエリオ・ボードウィン|ガエリオ]]機は紫のカラーリングに専用のランスユニット装備といった形態となっている。
 
武装は基本的にグレイズと共通で、背部には惑星間航行艦の技術を用いた高出力フライトユニットを装着する。これによって重力下においても高い飛行能力を発揮する。加えて左腕に有線射出式のワイヤークローが追加装備されている。またパイロットに合わせて独自のカラーリングやカスタマイズが施されているのも特徴であり、[[マクギリス・ファリド|マクギリス]]機は青のカラーリング、[[ガエリオ・ボードウィン|ガエリオ]]機は紫のカラーリングに専用のランスユニット装備といった形態となっている。
  
通常型とは頭部、胸部中央、肩部、腕甲部、腰部、大腿部、バックパックの構成が異なり、特に各部に増設された大型スラスターや姿勢制御バーニア等の推進・制動装置が目を引く。頭部に球体センサーを内蔵している点は通常型のグレイズと同様だが、メインカメラは眼部と額部に並列しており、グレイズとは異なる印象を与えており、長距離通信アンテナも標準装備となっている。
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通常型とは頭部、胸部中央、肩部、腕甲部、腰部、大腿部、バックパックの構成が異なり、特に各部に増設された大型スラスターや姿勢制御バーニア等の推進・制動装置が目を引く。頭部に球体センサーを内蔵している点は通常型のグレイズと同様だが、メインカメラは眼部と額部に併設されていて、グレイズとは異なる印象を与えており、長距離通信アンテナも標準装備となっている。
  
それに加え、リアクターの最高出力は通常型のグレイズよりも高く、各機能は高出力状態に合わせて調整されているため、起動直後や損傷による出力低下時には十分な性能を発揮できず、安定性を欠くこともある。
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それに加え、リアクターの最高出力は通常型のグレイズよりも高く、各機能は高出力状態に合わせて調整されているため、起動直後や損傷による出力低下時には十分な性能を発揮できず、安定性を欠く弱点も有る。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
;GR-W01 120mmライフル
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:[[グレイズ]]と共通の携行式の速射砲。
 
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;GR-H01 9.8mバトルアックス
 
;GR-H01 9.8mバトルアックス

2020年3月1日 (日) 16:54時点における版

シュヴァルベ・グレイズ
外国語表記 SCHWALBE GRAZE
登場作品 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
デザイナー 海老川兼武
テンプレートを表示
スペック
分類 高機動カスタムモビルスーツ
型式番号 EB-05s
全高 18.1m
本体重量 32.5t
主動力 エイハブ・リアクター
装甲材質 ナノラミネートアーマー
フレーム グレイズ・フレーム
開発組織 ギャラルホルン
所属 ギャラルホルン
主なパイロット
テンプレートを表示

概要

ギャラルホルンが開発した量産型モビルスーツであるグレイズと共通の試作機(フレームは同じ「グレイズ・フレーム」である)から発展した高機動カスタム機。主に上級パイロット用に開発された機体であり、高低出力時の安定性を犠牲にしつつもそれに見合った高性能を発揮する。

武装は基本的にグレイズと共通で、背部には惑星間航行艦の技術を用いた高出力フライトユニットを装着する。これによって重力下においても高い飛行能力を発揮する。加えて左腕に有線射出式のワイヤークローが追加装備されている。またパイロットに合わせて独自のカラーリングやカスタマイズが施されているのも特徴であり、マクギリス機は青のカラーリング、ガエリオ機は紫のカラーリングに専用のランスユニット装備といった形態となっている。

通常型とは頭部、胸部中央、肩部、腕甲部、腰部、大腿部、バックパックの構成が異なり、特に各部に増設された大型スラスターや姿勢制御バーニア等の推進・制動装置が目を引く。頭部に球体センサーを内蔵している点は通常型のグレイズと同様だが、メインカメラは眼部と額部に併設されていて、グレイズとは異なる印象を与えており、長距離通信アンテナも標準装備となっている。

それに加え、リアクターの最高出力は通常型のグレイズよりも高く、各機能は高出力状態に合わせて調整されているため、起動直後や損傷による出力低下時には十分な性能を発揮できず、安定性を欠く弱点も有る。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
主なパイロットはマクギリス・ファリドガエリオ・ボードウィンなど。火星への監査に訪れた2人の乗機として運用され、地球へ向かう鉄華団を迎え撃った。
この戦いでは火星支局長のコーラルが戦死し、アインをはじめとしたパイロット達もバルバトスに手玉に取られていく一方であったが、マクギリスとガエリオが本機で乱入した事で互角以上の戦いを見せた。
最終的にクーデリアやイサリビ共々バルバトスを逃がしてしまったが、その後もマクギリス達の戦力として船に残されている。
ガエリオ機はボードウィン家がガンダム・キマリスを投入した際に、当のガエリオからアインに譲渡されていたが、地球軌道上でバルバトス第5形態と交戦した際にキマリスを庇って大破した。
マクギリス機はマクギリスが地球外縁軌道統制統合艦隊の司令官に就任し、グレイズリッターに乗り換えた事で副官の石動が搭乗し、夜明けの地平線団討伐の際に投入されている。

装備・機能

武装・必殺攻撃

GR-W01 120mm25口径ライフル
グレイズと共通の携行式の速射砲。
GR-H01 9.8mバトルアックス
グレイズと共通の対MS戦闘用の格闘兵装。
GR-Es02 ワイヤークロー
本機の左腕に装備された武装。敵への攻撃に用いられる他、ワイヤーを用いた対象の拘束、敵艦へ取り付く為のアンカーなど多彩な運用が可能(ガンダム・バルバトスも鹵獲した本装備で高速機である百里を相手取っている)。
GR-Hs01 16.5mランス
ガエリオ機の専用装備である大型突撃槍。 ナノラミネートアーマーによる防御の一点突破を目的として開発された対艦・対モビルスーツ用装備であり、ライフルの銃身を取り外したGR-Es01 ショートライフルをベースに、大型のランスを外装する形で運用される。

対決・名場面

関連機体

グレイズグレイズリッター
姉妹機。
シュヴァルべ・カスタム
本機を独自に改修した機体。
ゲイレール
本機をはじめとしたグレイズ系MSのプロトタイプに当たる機体。
レギンレイズ・ジュリア
アリアンロッドが開発したレギンレイズの高機動試作機。グレイズにおける本機に近い。また、本機を思わせる推進機構を持つ。

商品情報

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