「ガンダムアストレアTYPE-Xフィンスターニス」の版間の差分
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+ | 本機は特殊任務に特化した仕様の機体であり、機体そのものが秘匿された存在であることから、[[型式番号]]の「X」に[[ヴェーダ]]が秘匿情報を示す際に用いる「X」が使用されているとロベールは推測している。機体名の「フィンスターニス」はロベールが本機を呼称する際に用いていた名称であり、ラテン語で「闇」を意味するが、この名が正式なものなのかロベールによって付けられたものなのかはハッキリとしていない。 | ||
アストレアTYPE-Fから大きく変更された部位はセンサーマスクの形状となっている。本機の場合、機体自体の秘匿性が高いためガンダムであることを隠すというよりも、機能強化の意味合いが強い。各種強化センサーを有したこのマスクは、特別な任務にのみ使用されることから、イノベイドの間では「ロイヤルマスク」の名で呼ばれていた。これには、本機とそのマイスターが使い捨てに近い任務が多いことへの、皮肉の意味も込められていたようである。 | アストレアTYPE-Fから大きく変更された部位はセンサーマスクの形状となっている。本機の場合、機体自体の秘匿性が高いためガンダムであることを隠すというよりも、機能強化の意味合いが強い。各種強化センサーを有したこのマスクは、特別な任務にのみ使用されることから、イノベイドの間では「ロイヤルマスク」の名で呼ばれていた。これには、本機とそのマイスターが使い捨てに近い任務が多いことへの、皮肉の意味も込められていたようである。 | ||
武装はアストレアの物の他に、[[ソレスタルビーイング]]で運用されたガンダムの武装を使用する。さらに特別仕様の本機に合わせてGNシャープシューターという新たな武装も用意されている。一方でシールドは[[ジンクス]]の流用品で特別仕様でなく、隠密行動に近い特別ミッションに特化した機体であるが故に、敵からの攻撃を想定していないことを現している。あるいは搭乗マイスターの命を軽んじているということも推測される。 | 武装はアストレアの物の他に、[[ソレスタルビーイング]]で運用されたガンダムの武装を使用する。さらに特別仕様の本機に合わせてGNシャープシューターという新たな武装も用意されている。一方でシールドは[[ジンクス]]の流用品で特別仕様でなく、隠密行動に近い特別ミッションに特化した機体であるが故に、敵からの攻撃を想定していないことを現している。あるいは搭乗マイスターの命を軽んじているということも推測される。 | ||
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+ | 搭乗マイスターについては[[ガガ]]と同様、本機を運用する為に生み出された[[イノベイター]]([[イノベイド]])であるとロベールは確信しているが、本機に必要とされるマイスターの技能がかなり高いため、特攻専用機であるガガのマイスターとは別種である可能性が高いと推測されている。 | ||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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:アストレアと同様の粒子貯蔵と放出能力を持つ特殊GNシールド。腕部の他、肩部や腰部にも装備可能で、シールドとしてよりは加速用のブースターとして使用される。 | :アストレアと同様の粒子貯蔵と放出能力を持つ特殊GNシールド。腕部の他、肩部や腰部にも装備可能で、シールドとしてよりは加速用のブースターとして使用される。 | ||
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+ | == 資料リンク == | ||
+ | *[https://p-bandai.jp/item/item-1000160320/ METAL BUILD ガンダムアストレアTYPE-Xフィンスターニス] | ||
== リンク == | == リンク == |
2021年7月30日 (金) 21:35時点における版
ガンダムアストレアTYPE-Xフィンスターニス | |
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外国語表記 | Gundam Astraea TYPE-X Finsternis |
登場作品 | 機動戦士ガンダム00 |
デザイナー |
|
スペック | |
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正式名称 | 不明 |
分類 | モビルスーツ (第2世代ガンダム) |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | GNY-001XB |
主動力 | GNドライヴ[Τ] |
装甲材質 | Eカーボン |
開発組織 | イノベイター勢力 |
所属 | イノベイター勢力 |
主なパイロット | イノベイター兵 (推定) |
概要
イノベイター(イノベイド)勢力が開発したガンダムアストレアTYPE-Fブラックのバリエーション機。MS開発史の権威であるMS開発史研究者ロベール・スペイシーが後生の研究者に向けて残した「スペイシー・メモ」に記載されている機体の1つであるが、ロベールですらデータを収集しつつもその実体を掴めなかった事から、研究者によるデータの解析が続けられている。
本機は特殊任務に特化した仕様の機体であり、機体そのものが秘匿された存在であることから、型式番号の「X」にヴェーダが秘匿情報を示す際に用いる「X」が使用されているとロベールは推測している。機体名の「フィンスターニス」はロベールが本機を呼称する際に用いていた名称であり、ラテン語で「闇」を意味するが、この名が正式なものなのかロベールによって付けられたものなのかはハッキリとしていない。
アストレアTYPE-Fから大きく変更された部位はセンサーマスクの形状となっている。本機の場合、機体自体の秘匿性が高いためガンダムであることを隠すというよりも、機能強化の意味合いが強い。各種強化センサーを有したこのマスクは、特別な任務にのみ使用されることから、イノベイドの間では「ロイヤルマスク」の名で呼ばれていた。これには、本機とそのマイスターが使い捨てに近い任務が多いことへの、皮肉の意味も込められていたようである。
武装はアストレアの物の他に、ソレスタルビーイングで運用されたガンダムの武装を使用する。さらに特別仕様の本機に合わせてGNシャープシューターという新たな武装も用意されている。一方でシールドはジンクスの流用品で特別仕様でなく、隠密行動に近い特別ミッションに特化した機体であるが故に、敵からの攻撃を想定していないことを現している。あるいは搭乗マイスターの命を軽んじているということも推測される。
搭乗マイスターについてはガガと同様、本機を運用する為に生み出されたイノベイター(イノベイド)であるとロベールは確信しているが、本機に必要とされるマイスターの技能がかなり高いため、特攻専用機であるガガのマイスターとは別種である可能性が高いと推測されている。
登場作品と操縦者
- METAL BUILD
- 2021年のMETAL BUILD 10周年を記念し、2021年7月28日にYoutube特別番組「GUNDAM FIGURES LIVE」にて立体化が公表された。『機動戦士ガンダム00F』でブラックアストレアがあまり活躍の機会に恵まれなかった事から、それを掘り下げる目的で海老川兼武氏によってデザインされた。GNスナイパーライフルのジンクス風アレンジであるGNシャープシューターやジンクスのシールドをそのまま持たせている点など、CBの機体にイノベイター陣営のジンクスをミキシングした機体となっている理由については、同氏が「エクシアベースの機体が浸食された感を出したかったのが1番の狙いでした」と述べている。
装備・機能
特殊機能
- ロイヤルマスク
- フェイス部を覆い隠すように装着するマスク。額に位置する部分に大型のセンサーが1基備えられており、これによりアルスコアガンダムのような単眼のフェイスとなっている。「METAL BUILD」では取り外しができ、色違いのブラックアストレアにする事も可能。
武装・必殺攻撃
- GNバルカン
- 両腕に1門ずつ内蔵されている速射式の小型ビーム砲。
- GNシャープシューター
- ガンダムデュナメスのGNスナイパーライフルを改良した専用武装。より精密で高度な射撃が可能となっているが、詳細なデータは不明。
- GNビームライフル
- ガンダムアストレアと同様のビームライフル。
- GNランチャー
- アストレアと同様の大型粒子ビーム砲。
- GNビームピストル
- デュナメスと同様の小型ビームガン。専用ホルスターを増設することで装備可能。
- NGNバズーカ
- ジンクスIII等と同様のバズーカ砲。
- GNハンドミサイル
- キュリオスやフォン専用TYPE-F等と同様の携行式ミサイルユニット。腕部や脚部への装着が可能。
- GNハンマー
- アストレアTYPE-F2と同様のスパイク付き鉄球。
- GNビームサーベル
- 後腰部に計2基装備されているビームサーベル。ビームダガーとしても使用可能。
- プロトGNソード
- 腕部に装着される折り畳み式の実体剣。シールドとの同時装備が可能。
- GNシールド
- アストレアと同様の粒子貯蔵と放出能力を持つ特殊GNシールド。腕部の他、肩部や腰部にも装備可能で、シールドとしてよりは加速用のブースターとして使用される。
- GNシールド (ジンクス用)
- ジンクスと同様のシールド。同じく機体各所に装備可能。
対決・名場面
関連機体
- ガンダムアストレアTYPE-Fブラック
- 原型機。