「ガトー専用リック・ドム」の版間の差分
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このリック・ドムはビーム兵器に対応したRS型であり、外見こそ通常のリック・ドムと大きく変わらないが、スラスター推力の向上に加え、ジェネレーターの強化が施されている。また、胸部の拡散ビーム砲は、ビーム兵器用のエネルギーサプライターミナルへと変更されており、このデバイスをエネルギーバッファとすることで胸部に内蔵されたサプライコネクターへの負担を軽減し、大出力のビーム・バズーカを運用することが可能となっている。 | このリック・ドムはビーム兵器に対応したRS型であり、外見こそ通常のリック・ドムと大きく変わらないが、スラスター推力の向上に加え、ジェネレーターの強化が施されている。また、胸部の拡散ビーム砲は、ビーム兵器用のエネルギーサプライターミナルへと変更されており、このデバイスをエネルギーバッファとすることで胸部に内蔵されたサプライコネクターへの負担を軽減し、大出力のビーム・バズーカを運用することが可能となっている。 | ||
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− | ;[[ | + | :他にも発売当時には漫画誌「[[月刊ガンダムエース]]」2003年10月号に発売記念として特別読み切りの「ソロモンの悪夢」が掲載されている(漫画『[[機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…|宇宙、閃光の果てに…]]』単行本第3巻に収録)。 |
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+ | :「バカがボオルでやってくる!」にてガトーと共に数コマ登場。背部にプロペラントタンクを装備しており、白黒ページ故に判別しきれないものの、カラーリングは一般機と同一と思われる。作中ではガンダム撃墜の誤報を聞いたガトーがソロモンから離れて連邦軍の迎撃にあたったため、ガンダムのソロモン接近を容易にしてしまった(と噂されている)。 | ||
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:バックパックにマウントされている加熱式の実体剣。 | :バックパックにマウントされている加熱式の実体剣。 | ||
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+ | :胸部に装備された内蔵式ビーム砲。地上と同様に目眩ましにしか用いられないが、ビーム・サーベルのIフィールドを崩壊させ、一時的に使用不能にする効果がある。設定上はエネルギーサプライターミナルに変更されているが、一部ゲーム作品で使用されている。 | ||
== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
− | + | ;ソロモンの悪夢 VS 連邦の白いモビルスーツ | |
+ | :PS2版『めぐりあい宇宙』より。ソロモンからア・バオア・クーへと撤退する敵艦隊の追撃にあたったアムロは、迎撃に出てきたビグロを撃退するも、その直後、突如現れた1機のリック・ドムが連邦軍の追撃部隊を壊滅する。「悪夢」と畏怖されたそのリック・ドムはガンダムに挑みかかり、互いにビームの応酬が繰り広げられるも、その間にジオンの艦隊が離脱に成功。撤退するリック・ドムにアムロは「あれ以上戦ったらどうなったか」と焦りを口にするのだった。 | ||
== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
;[[リック・ドム]] (RS型) | ;[[リック・ドム]] (RS型) | ||
:原型機。 | :原型機。 | ||
+ | ;[[ガトー専用ゲルググ]] | ||
+ | :本機に次ぐガトーの搭乗機。こちらもパーソナルカラーに塗装されている。媒体によってはソロモン撤退戦の時点で搭乗している。 | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
− | *本機の出典元は媒体ごとに異なっており、『[[SDガンダム GGENERATIONシリーズ]]』においては『[[機動戦士ガンダム | + | *本機の出典元は媒体ごとに異なっており、『[[SDガンダム GGENERATIONシリーズ]]』においては『[[機動戦士ガンダム (劇場版)|めぐりあい宇宙]]』、プラモデルでは『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY|0083 STARDUST MEMORY]]』、『[[機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE|U.C.ENGAGE]]』においては『[[MSV]]』となっている。 |
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2023年7月25日 (火) 00:14時点における最新版
ガトー専用リック・ドム | |
---|---|
外国語表記 | Gato's Rick Dom |
登場作品 |
スペック | |
---|---|
分類 | 宇宙用量産型モビルスーツ |
生産形態 | パーソナルカスタム機 |
型式番号 | MS-09RS |
主動力 | 熱核融合炉 |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
開発組織 | ジオン公国軍 |
所属組織 | ジオン公国軍宇宙攻撃軍 |
所属部隊 | 第302哨戒中隊 |
母艦 | ドロワ |
主なパイロット | アナベル・ガトー |
概要[編集 | ソースを編集]
ジオン公国軍宇宙攻撃軍の第302哨戒中隊に所属するアナベル・ガトー大尉専用のリック・ドム。装甲はガトーのパーソナルカラーであるグリーンとライトブルーのツートンで塗装されている。
このリック・ドムはビーム兵器に対応したRS型であり、外見こそ通常のリック・ドムと大きく変わらないが、スラスター推力の向上に加え、ジェネレーターの強化が施されている。また、胸部の拡散ビーム砲は、ビーム兵器用のエネルギーサプライターミナルへと変更されており、このデバイスをエネルギーバッファとすることで胸部に内蔵されたサプライコネクターへの負担を軽減し、大出力のビーム・バズーカを運用することが可能となっている。
ビーム・バズーカは強力な武装ではあったが、実戦運用においては不安要素が多く大量生産も不可能であったことから、それに対応したRS型も一部のベテランパイロットのみに配備されたとされている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙 (PS2版)
- 初出作品。ストーリーモードのステージ3で一定条件を満たすと、ビグ・ザム戦ではなくドロワ追撃ルートが開始し、ケリィのビグロ、ガトーの専用リック・ドム&カリウスのザクIIF2型との連戦になる。特に後者の出現時・撃破時にはアニメパートも挿入されている。また、エースパイロットモードのアナベル・ガトー編においてもステージ1で自機として操作が可能となっている。
- 他にも発売当時には漫画誌「月刊ガンダムエース」2003年10月号に発売記念として特別読み切りの「ソロモンの悪夢」が掲載されている(漫画『宇宙、閃光の果てに…』単行本第3巻に収録)。
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート
- 「バカがボオルでやってくる!」にてガトーと共に数コマ登場。背部にプロペラントタンクを装備しており、白黒ページ故に判別しきれないものの、カラーリングは一般機と同一と思われる。作中ではガンダム撃墜の誤報を聞いたガトーがソロモンから離れて連邦軍の迎撃にあたったため、ガンダムのソロモン接近を容易にしてしまった(と噂されている)。
- 機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク
- ジオン編第16話クリアデモで登場。連邦軍艦隊の迎撃で窮地に陥ったマルコシアス隊の前に、サラミス級を次々と撃沈しながら登場し、ドロワへの合流を促した。
- 機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ
- 機動戦士ガンダム0083 REBELLION
- 機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE
- サービス開始に合わせて配信されたイベント「ソロモンの悪夢」にて実装。ソロモン撤退戦をモチーフとしたイベントで、アニメパートも用意された。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- ビーム・バズーカ (Ex-T2-2)
- MIP社が開発したMS用の試作ビーム兵器。モビルアーマーの高出力ビーム兵器の技術を転用した武装で、メガ粒子の縮退に地球連邦軍のエネルギーCAPとは異なる手法が用いられている。砲身は機体の全長を越える長さで、エネルギーチャージに時間がかかるが、その威力は後のゲルググのビーム・ライフルを超え、ムサイ級の主砲に匹敵するほどと言われている。
- ヒート・サーベル
- バックパックにマウントされている加熱式の実体剣。
- 拡散ビーム砲
- 胸部に装備された内蔵式ビーム砲。地上と同様に目眩ましにしか用いられないが、ビーム・サーベルのIフィールドを崩壊させ、一時的に使用不能にする効果がある。設定上はエネルギーサプライターミナルに変更されているが、一部ゲーム作品で使用されている。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- ソロモンの悪夢 VS 連邦の白いモビルスーツ
- PS2版『めぐりあい宇宙』より。ソロモンからア・バオア・クーへと撤退する敵艦隊の追撃にあたったアムロは、迎撃に出てきたビグロを撃退するも、その直後、突如現れた1機のリック・ドムが連邦軍の追撃部隊を壊滅する。「悪夢」と畏怖されたそのリック・ドムはガンダムに挑みかかり、互いにビームの応酬が繰り広げられるも、その間にジオンの艦隊が離脱に成功。撤退するリック・ドムにアムロは「あれ以上戦ったらどうなったか」と焦りを口にするのだった。
関連機体[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- 本機の出典元は媒体ごとに異なっており、『SDガンダム GGENERATIONシリーズ』においては『めぐりあい宇宙』、プラモデルでは『0083 STARDUST MEMORY』、『U.C.ENGAGE』においては『MSV』となっている。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]