「ノリス・パッカード」の版間の差分
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:忠誠を誓うサハリン家の令嬢。子供のころからお守り役として仕えており、家と個人の両面から非常に篤い忠誠心を見せた。家族意識の薄い人間関係だったため、アイナも父親代わりと慕っていた。 | :忠誠を誓うサハリン家の令嬢。子供のころからお守り役として仕えており、家と個人の両面から非常に篤い忠誠心を見せた。家族意識の薄い人間関係だったため、アイナも父親代わりと慕っていた。 | ||
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− | + | ノリスの目的は最初からガンタンクであり、味方の脱出支援であった。シロー達は自分の身を守ることで精一杯で、ノリスを討ち取ったものの戦術的には完全な敗北を喫した。命を捨てて目的を達成し、軍人として一枚も二枚も上手だったノリスの散り様に、シローも「負けた…」と搾り出すのがやっとだった。 | |
== 搭乗機体・関連機体 == | == 搭乗機体・関連機体 == | ||
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2014年6月7日 (土) 22:04時点における版
ノリス・パッカード (Norris Packard)
- 登場作品:機動戦士ガンダム第08MS小隊
- 声優:
- 種族・性別:
- 生年月日:
- 年齢:--歳
- 身長:---cm
- 体重:---kg
- 血液型:
- 所属:ジオン公国軍
- 階級:大佐
- 役職・称号など:MSパイロット
- 主な搭乗機:ザクIIJC型、グフ・カスタム
- キャラクターデザイン:
長年サハリン家に仕えてきた忠義の軍人。階級は大佐。モビルスーツの操縦に関してはジオン軍内でもトップレベルの腕を持ち、冷静で厳格な武人である。強面で近寄りがたい雰囲気を持っているが、その心には優しさと強さを兼ね備え、部下からの信頼も篤い。アイナの親代わり的存在で、ノリス自身もアイナに対し父親にも似た感情を抱いており、アイナが恋をしていることにも気付いていた。
物語終盤、負傷兵を宇宙に帰すというアイナの想いをかなえるべく、愛機グフ・カスタムで単身敵陣に乗り込む。シロー・アマダ率いる第08MS小隊のガンダムEz-8と陸戦型ガンダム2機、量産型ガンタンク3機が相手という圧倒的不利な状況にもかかわらず、巧みに裏をかいて量産型ガンタンク2機を連続して撃破。文字通り鬼神の如き戦いを見せつけて第08小隊を手玉に取った。その後シローの乗るガンダムEz-8との一騎討ちとなり、激しい攻防戦の末一旦はヒートワイヤーからの電撃によって制御不能に追い込むも、パイロットがアイナの想い人であると知って動揺した隙を突かれ反撃を食らう。最後はビームサーベルを構えるEz-8の懐に飛び込み、自らの戦死も辞することなく残った量産型ガンタンクを見事撃破し、任務を全うするという壮烈な最期を遂げた。
見た目はイケメンとは言いがたいが、清濁併せ呑む器量や人柄、戦術眼、そしてパイロットとしての凄まじい技量から、非常に多くのファンがついており、グフから連想されるキャラクターといえばラン・バ・ラルと双璧といわれている。
登場作品と役柄
人間関係
- ギニアス・サハリン
- 忠誠を誓うサハリン家の現当主。しかし、口に出すことはなかったが、極めて合理的で冷淡なギニアスのやり口にはあまり良い感情を抱いていない。
- アイナ・サハリン
- 忠誠を誓うサハリン家の令嬢。子供のころからお守り役として仕えており、家と個人の両面から非常に篤い忠誠心を見せた。家族意識の薄い人間関係だったため、アイナも父親代わりと慕っていた。
- シロー・アマダ
- 技量は劣るものの、ガムシャラな戦い方を「面白い」と一目置く。シローがアイナの想い人であることを知り、思わず隙を作ってしまうなど彼らしくない姿も見られたが、最後の最後まで「忠誠」を貫き、ジオンの軍人として散った。
名台詞
- 「人の生は何を成したかで決まる…見事、退路を確保してご覧にいれる」
- アイナの願いを叶えるため、補給もままならぬ状態で単機敵陣へと向かうノリスの台詞。
- 「怯えろぉ!竦めぇ!モビルスーツの性能を活かせぬまま、死んで行けぇッ!」
- 本作屈指の名シーン。グフ・カスタムを駆る鬼神ノリスの威圧感は圧巻。
- 「アイナ様、合流できそうにありません。自分は死に場所を見つけました」
- シローとの一騎打ち中に言う台詞。最期を飾るに相応しい敵を見つけ、不敵な笑みを浮かべながら。
- 「アイナ様の想い人と出会う…フッ、面白い人生であった。だが…負けん!」
- シローとの最期の一騎打ちの直前に言う台詞。この後、捨て身の一撃で最後のタンクを破壊する。
- 「勝ったぞ!!」
- シローの駆るEZ-8と交錯し、ビームサーベルがコクピットを両断する瞬間に。
ノリスの目的は最初からガンタンクであり、味方の脱出支援であった。シロー達は自分の身を守ることで精一杯で、ノリスを討ち取ったものの戦術的には完全な敗北を喫した。命を捨てて目的を達成し、軍人として一枚も二枚も上手だったノリスの散り様に、シローも「負けた…」と搾り出すのがやっとだった。