「ソードストライクガンダム」の版間の差分
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:中距離戦向けの高機動装備。 | :中距離戦向けの高機動装備。 | ||
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+ | ;[[ソードカラミティ]] | ||
+ | :本機の運用データを基に[[カラミティガンダム|GAT-X131 カラミティ]]を接近戦用にチューンした機体。 | ||
;[[ソードインパルスガンダム]] | ;[[ソードインパルスガンダム]] | ||
:装備換装が可能なMSの格闘戦仕様という点で共通している。 | :装備換装が可能なMSの格闘戦仕様という点で共通している。 | ||
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2024年6月11日 (火) 20:05時点における最新版
ソードストライクガンダム | |
---|---|
外国語表記 | Sword Strike Gundam |
作中名称 | ソードストライク |
登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED |
デザイン | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
分類 | 試作型モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 / 換装形態 |
型式番号 | GAT-X105+AQM/E-X02 |
全高 | 17.72m |
重量 | 74.1t |
主動力 | バッテリー |
装甲材質 | フェイズシフト装甲 |
開発組織 | 地球連合軍 |
所属組織 | 地球連合軍 |
母艦 | アークエンジェル |
パイロット | キラ・ヤマト |
概要[編集 | ソースを編集]
ストライクに近接格闘戦用ストライカーパック「ソードストライカー」を装備した形態。近接格闘戦を得意とする一方で、通常の射撃用武装を持たない特化形態となっている。
MSや小型艦艇を両断可能な対艦刀「シュベルトゲベール」の他、敵を捕獲するピアサーロック付きシールド「パンツァーアイゼン」、ビームブーメラン「マイダスメッサー」など、格闘戦に特化した装備を持つ。それら武装以外のユニットは、背部中央の近接戦闘支援情報制御システムとサーマルアキュムエイター、左肩部ショルダーガードなどで構成されており、近接戦闘を妨げない軽量・小サイズとなっている他、バックパック左側には追加バッテリーも有する。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムSEED
- 初登場作品。PHASE-03から登場し、主にコロニーや友軍施設内での戦闘、水中戦などで使用された。劇中この形態で出撃したのは途中換装含めても4回と少ないながらも、キラが搭乗した際にはミゲル・アイマン、マルコ・モラシム、ニコル・アマルフィなど多くのベテランパイロットを撃破しているが、ムウ・ラ・フラガ搭乗後は一度も使用されなかった。
ランチャーストライカーと違いスカイグラスパーでも運用された例は少なく、2号機にカガリが搭乗した砂漠戦と人員不足を補うためにトールが搭乗したオーブ沖戦の2戦のみしかなく、総合で見れば最も運用が少なかったストライカーパックである。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- フェイズシフト装甲
- 一定の電圧を持つ電流を流す事で相転移する特殊金属で構成された装甲。相転移した装甲は一定のエネルギー消費と引き換えに物理的な衝撃を無効化でき、単独での大気圏突入も可能。
この金属は相転移に伴って装甲面の分子配列が変化する性質があるため、パーツごとに色彩も変化する。非展開時のカラーリングは概ねメタリックグレーで、その状態は「ディアクティブモード」と呼ばれる。 - ストライカーパックシステム
- ストライクに搭載された各種ストライカーパックを換装可能。ストライカー自体をメインのパワーパックとした事で、他の機体と比べて戦闘中のバッテリー補給が容易になるというメリットも存在した。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
ストライク本体側 [編集 | ソースを編集]
- 75mm対空自動バルカン砲塔システム・イーゲルシュテルン
- 頭部に2門内蔵されている標準的なCIWS(対空防御機関砲)。
GAT-Xシリーズの頭部に共通して装備されており、主に至近距離でミサイルや航空兵力を迎撃するために用いられるが、対歩兵用などに使用される場合もある。高精度の射撃指揮装備により、目標の発見・追尾・射撃まで自動化されている。 - コンバットナイフ・アーマーシュナイダー
- MSサイズの超高度金属製近接格闘用戦闘ナイフ。超振動モーターで刀身を高周波振動させることで、あらゆる物質を切断可能。
小型のため交戦距離は限定されるが、投擲するなどの使用も可能。
稼働用バッテリーは内蔵式で、本体のエネルギー残量によらず使用が可能。PS装甲であっても技量次第では致命傷を与える事が出来る。
ソードストライカー側 [編集 | ソースを編集]
- 15.78m対艦刀「シュベルトゲベール」
- 「対艦刀」の名が示すように、本来は敵艦船を破壊するために開発された切断兵器。しかし、実戦では対MS戦でも多用されたことから、格闘戦兵器としても高い有用性を持つことを実証した。レーザーの刃とハイブリッド重層合金製の切っ先を持ち、ビームサーベルの使用が不可能な海中でも使用が可能。
本来はブレード部に使用される高エネルギーレーザーをグリップエンドから放射し、遠距離の敵を攻撃する格闘・射撃兼用武装として開発されていたが、ストライクが使用したものは試作品であったため射撃機能はオミットされている。
シュベルトは剣を、ゲベールは銃を意味する。 - ビームブーメラン「マイダスメッサー」
- 左肩に装備されたビームブーメラン。複数の敵に対処する為の兵器であるが、独特の軌道を描く為、格闘時のフェイントにも使用される。ブーメランというのは便宜上の呼称で、実際には真空の宇宙空間でも旋回可能なため、空力飛翔体ではない。
ビームサーベルと同様のシステムを搭載するが、MS本体から独立した飛行中も攻撃能力を保持し続けることが可能である。 - ロケットアンカー「パンツァーアイゼン」
- 左腕のシールド前部に装備されたワイヤー付きのアンカー。ロケットモーターを搭載し、遠距離の敵を攻撃する自律推進式打突兵器で、強靭な強化高分子ケーブルのリールケースを兼ねた本体キャニスターは防御シールドとしての役割も果たしている。アンカー先端はグラバーとして開閉可能で、敵を捕獲する他に打突兵器にも使用出来る。なお、打ち出されるアンカー部の軌道は接続されたケーブルの運動に大きく支配されるため、運用には相応の技術が必要とされる。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- 対ジン (ミゲル機)
- 『SEED』PHASE-03より、ミゲルの乗るジンとの2度目の対決。崩壊危機にあったヘリオポリスにザフトが攻め込む中、キラのストライクはソード装備で出撃する。予備機のジンで再出撃してきたミゲルと一対一の攻防戦を繰り広げるが、コロニーへの流れ弾を気にするキラは防御を優先し防戦一方になってしまう。しかしその中で繰り出したマイダスメッサーの軌道にミゲルが油断しジンの右脚が切断された事で形成が逆転。一瞬の隙を突きシュベルトゲベールでジンを両断した。やがてアスランとコックピット越しに2度目の再会を果たすキラだったが、それも束の間、限界を迎えたヘリオポリスが遂に崩壊。共に宇宙空間へと投げ出されてしまう。
- 対ブリッツガンダム
- 『SEED』PHASE-29(リマスター版第27話)より、ブリッツとの最後の戦い。ブリッツの右腕を切断し退けた後、アスランのイージスと交戦するキラ。実力をつけてきたキラを前に次第に追い詰められ、遂にイージスのエネルギーが切れる。撤退を促しシュベルトゲベールを掲げるキラだったが、その時アスランのイージスを逃がすため、ブリッツが単身特攻してくる。突然の奇襲を受けキラは反射的にシュベルトゲベールで反撃。その刃はブリッツのコックピットを切り裂いてしまう。唖然とするアスランの眼前でブリッツは爆散し、アスランの叫びがただ虚しく響くのだった。
この戦闘によってキラとアスランの対立が一時決定的なものとなってしまう。
関連機体[編集 | ソースを編集]
各種換装形態 [編集 | ソースを編集]
- ストライクガンダム
- ストライカーパック未装備状態。
- エールストライクガンダム
- 中距離戦向けの高機動装備。
- ランチャーストライクガンダム
- 遠距離狙撃、砲撃戦用装備。
- パーフェクトストライクガンダム
- エール、ソード、ランチャーの3種を同時に装備した形態。
- ストライクガンダムI.W.S.P.
- エール、ソード、ランチャーの強みを一つのストライカーパックに統合すべく開発された装備。
技術的関与のある・関与が疑われる機体 [編集 | ソースを編集]
- ソードカラミティ
- 本機の運用データを基にGAT-X131 カラミティを接近戦用にチューンした機体。
- ソードインパルスガンダム
- 装備換装が可能なMSの格闘戦仕様という点で共通している。
商品情報[編集 | ソースを編集]