「シーマ専用ゲルググM」の版間の差分
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+ | Fs型は一般機よりも更に軽量化されており、レスポンスが改善されている。頭部は他のゲルググMとほぼ同様だが、指揮官機であることを示す頭部装飾兼用アンテナを装備し、側頭部には40mmバルカン砲が内装されている。バックパックも一般機から仕様が変更されており、大型プロペラントタンクを四基装備することが出来た。 | ||
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:第1話ラストから早々と登場。慣熟航行中のアルビオンと護衛の[[サラミス級]]ポートビルを襲撃するも、ポートビルの足止めによりアルビオンを取り逃がした。その後のエピソードでもアルビオン隊と交戦しているが、シーマがガーベラ・テトラへ乗り換えた後は[[クララ・ロッジ]]が搭乗することになる。 | :第1話ラストから早々と登場。慣熟航行中のアルビオンと護衛の[[サラミス級]]ポートビルを襲撃するも、ポートビルの足止めによりアルビオンを取り逃がした。その後のエピソードでもアルビオン隊と交戦しているが、シーマがガーベラ・テトラへ乗り換えた後は[[クララ・ロッジ]]が搭乗することになる。 | ||
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:大型のビーム・ライフル。[[ゲルググJ]]のビーム・マシンガンと同時期に開発された武装で、マガジン式のエネルギーパックを備えている。また、強制冷却機構が採用されており、ビーム・マシンガンのように連射することも可能。[[シーマ艦隊]]にとっては貴重なビーム兵器である。<br/>『0083』第8話にてジム・カスタムのバニング機によってバレルを切断されたため放棄した。 | :大型のビーム・ライフル。[[ゲルググJ]]のビーム・マシンガンと同時期に開発された武装で、マガジン式のエネルギーパックを備えている。また、強制冷却機構が採用されており、ビーム・マシンガンのように連射することも可能。[[シーマ艦隊]]にとっては貴重なビーム兵器である。<br/>『0083』第8話にてジム・カスタムのバニング機によってバレルを切断されたため放棄した。 | ||
;腕部110mm速射砲 | ;腕部110mm速射砲 | ||
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;40mmバルカン砲 | ;40mmバルカン砲 | ||
:頭部に2門内蔵されている機関砲。 | :頭部に2門内蔵されている機関砲。 | ||
;[[ビーム・サーベル]] | ;[[ビーム・サーベル]] | ||
− | : | + | :近接戦用の斬撃武器。他のゲルググ系列機が装備するツインエミッター仕様の「ナギナタ」タイプではないが、ユニットそのものには同型のデバイスが使用されている。当時のビーム・サーベルとしては出力に優れ、他機種の物よりも太いビーム刃を形成出来た。 |
;大型シールド | ;大型シールド | ||
− | : | + | :腕部にマウントされる大型シールド。いわゆるゲルググ系の標準的なシールドだが、手持ち用のハンドルがオミットされ、撹乱用のチャフフレアディスペンサーが内蔵されている。 |
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:1年戦争末期に[[グラナダ]]のジオン兵器工廠で試作されたMS用レール・ライフル。『REBELLION』において[[Iフィールド]]対策として[[クララ・ロッジ]]搭乗時に使用された。<br/>[[MMP社]]が実験開発していたが完成には至らず終戦によってお蔵入りとなった。その後、デラーズ紛争においてグラナダ派残党の[[ナーウェスト]]中佐がシーマ艦隊に供与した。<br/>弾頭部に[[ルナ・チタニウム合金]]を使用した120㎜弾がマガジン1つにつき32発装填されている。コイル型蓄電池が2個接続されたバックパック・ジェネレーターを腰部ライフル用ラッチに接続可能で、ここから銃床にケーブルが接続されている。左側面のグリップ・ハンドルを握って両手持ちで使用する。セーフティ解除後はライフルボディのスリットが赤く発光。バレル内に磁場を発生させ弾道内の摩擦係数を限りなくゼロに近づけて射撃を行うが連射は不可。出力電圧の関係上、ゲルググ以降のMSが使用可能となっている。 | :1年戦争末期に[[グラナダ]]のジオン兵器工廠で試作されたMS用レール・ライフル。『REBELLION』において[[Iフィールド]]対策として[[クララ・ロッジ]]搭乗時に使用された。<br/>[[MMP社]]が実験開発していたが完成には至らず終戦によってお蔵入りとなった。その後、デラーズ紛争においてグラナダ派残党の[[ナーウェスト]]中佐がシーマ艦隊に供与した。<br/>弾頭部に[[ルナ・チタニウム合金]]を使用した120㎜弾がマガジン1つにつき32発装填されている。コイル型蓄電池が2個接続されたバックパック・ジェネレーターを腰部ライフル用ラッチに接続可能で、ここから銃床にケーブルが接続されている。左側面のグリップ・ハンドルを握って両手持ちで使用する。セーフティ解除後はライフルボディのスリットが赤く発光。バレル内に磁場を発生させ弾道内の摩擦係数を限りなくゼロに近づけて射撃を行うが連射は不可。出力電圧の関係上、ゲルググ以降のMSが使用可能となっている。 | ||
;[[MMP-80]]マシンガン | ;[[MMP-80]]マシンガン | ||
− | : | + | :ゲルググMの主兵装。コンパクトな構造で取り回しに優れ、一年戦争後期には相当数が普及していた事から調達が容易。『REBELLION』でのクララ搭乗時及びスマホアプリ『ガンダムUCE』のイベント「星屑たちに花束をII」にて装備。 |
== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
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:ジオン軍によるゲルググの改修機。本機は通常のゲルググMよりも更に外見上の共通点が増えている。 | :ジオン軍によるゲルググの改修機。本機は通常のゲルググMよりも更に外見上の共通点が増えている。 | ||
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:共通のバックパックを装備している。シールド形状についても酷似した形状となっている。 | :共通のバックパックを装備している。シールド形状についても酷似した形状となっている。 | ||
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2024年10月15日 (火) 09:02時点における最新版
シーマ専用ゲルググM | |
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外国語表記 | Cima's Gelgoog Marine |
別表記 | ゲルググマリーネ シーマカスタム |
登場作品 | |
デザイナー | 明貴美加 |
スペック | |
---|---|
愛称 | マリーネライター |
分類 | 汎用指揮官用モビルスーツ |
生産形態 | 指揮官機 |
型式番号 | MS-14Fs |
頭頂高 | 19.2m |
本体重量 | 40.5t |
全備重量 | 80.0t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,490kW |
スラスター総推力 | 89,500kg (20,500kg×3、7,000kg×4) |
180度姿勢変換 | 1.5sec |
装甲材質 | 超硬スチール合金(チタン・セラミック複合材) |
開発組織 | ジオン公国軍 |
所属組織 | ジオン公国軍 ⇒ デラーズ・フリート |
所属部隊 | シーマ艦隊(突撃機動軍海兵隊) |
母艦 | リリー・マルレーン |
主なパイロット |
概要[編集 | ソースを編集]
ゲルググMの指揮官機仕様のシーマ専用機。彼女からは愛称として「マリーネ・ライター[1]」と呼ばれている。
シーマ艦隊には艦隊旗艦のザンジバル級リリー・マルレーンに6機、麾下のムサイ級7隻に合計で30機程度が配備されたと言われ、シーマ機のみ指揮官仕様のFs型となっている。シーマ艦隊では殆どの機体がマシンガンを標準装備としているが、シーマ機はビーム・ライフルを標準装備していた他、バックパック、胸部構造、脚部サブスラスターの増設など、多くの改装が施されており、むしろゲルググJに近い外観を持つ。
Fs型は一般機よりも更に軽量化されており、レスポンスが改善されている。頭部は他のゲルググMとほぼ同様だが、指揮官機であることを示す頭部装飾兼用アンテナを装備し、側頭部には40mmバルカン砲が内装されている。バックパックも一般機から仕様が変更されており、大型プロペラントタンクを四基装備することが出来た。
カラーバリエーション [編集 | ソースを編集]
- ゲルググM 迷彩カラー (シーマ専用機)
- 『宇宙の蜉蝣2』に登場する迷彩仕様。一年戦争末期、MAUシーマに所属していた際の塗装パターンで、機体の黄土色の部分にモニター上での形状把握を困難にするためのドット迷彩が施されている。また、使用されている塗料には各種探査機器を欺瞞する機能が備わっている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
- 初登場作品。第5話で宇宙に上がったアルビオンを襲撃し、宇宙用に碌な調整をしないまま迎撃に出たガンダム試作1号機を一方的に攻撃し中破に追い込んだ。その後も度々アルビオンと交戦するが、第8話でのバニングのジム・カスタムとの交戦でビーム・ライフルを破壊されて以降はシーマがガーベラ・テトラに乗り換えたため登場しない。その後は母艦であるリリー・マルレーンが轟沈したため、本機も損失したものと思われる。
- 機動戦士ガンダム0083 REBELLION
- 第1話ラストから早々と登場。慣熟航行中のアルビオンと護衛のサラミス級ポートビルを襲撃するも、ポートビルの足止めによりアルビオンを取り逃がした。その後のエピソードでもアルビオン隊と交戦しているが、シーマがガーベラ・テトラへ乗り換えた後はクララ・ロッジが搭乗することになる。
- 宇宙の蜉蝣2
- 迷彩塗装が施された状態で登場。
- 機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE
- イベント「0083 ペッシェ・モンターニュ ~星屑たちに花束をII~」のイベントムービーにて登場。譲渡が予定されているガンダム試作4号機の下見を目的にラビアンローズを襲撃し、迎撃に出たペッシェの試作4号機と交戦した。この時、MMP-80マシンガンを装備しているが、下見を目的に最低限の火器を選んだか『0083』第8話でビーム・ライフルを破壊された後の戦闘であるかのどちらかと思われる。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- MRB-110 専用大型ビーム・ライフル
- 大型のビーム・ライフル。ゲルググJのビーム・マシンガンと同時期に開発された武装で、マガジン式のエネルギーパックを備えている。また、強制冷却機構が採用されており、ビーム・マシンガンのように連射することも可能。シーマ艦隊にとっては貴重なビーム兵器である。
『0083』第8話にてジム・カスタムのバニング機によってバレルを切断されたため放棄した。 - 腕部110mm速射砲
- 両腕に内蔵されているマシンガン。A型などには補助機動装備などがマウントされていることが多かったが、F系の機体の腕部にはこちらが装備されている。
- 40mmバルカン砲
- 頭部に2門内蔵されている機関砲。
- ビーム・サーベル
- 近接戦用の斬撃武器。他のゲルググ系列機が装備するツインエミッター仕様の「ナギナタ」タイプではないが、ユニットそのものには同型のデバイスが使用されている。当時のビーム・サーベルとしては出力に優れ、他機種の物よりも太いビーム刃を形成出来た。
- 大型シールド
- 腕部にマウントされる大型シールド。いわゆるゲルググ系の標準的なシールドだが、手持ち用のハンドルがオミットされ、撹乱用のチャフフレアディスペンサーが内蔵されている。
その他 [編集 | ソースを編集]
- MMP-R0̸0̸-D 試作実験用電磁誘導投射ライフル
- 1年戦争末期にグラナダのジオン兵器工廠で試作されたMS用レール・ライフル。『REBELLION』においてIフィールド対策としてクララ・ロッジ搭乗時に使用された。
MMP社が実験開発していたが完成には至らず終戦によってお蔵入りとなった。その後、デラーズ紛争においてグラナダ派残党のナーウェスト中佐がシーマ艦隊に供与した。
弾頭部にルナ・チタニウム合金を使用した120㎜弾がマガジン1つにつき32発装填されている。コイル型蓄電池が2個接続されたバックパック・ジェネレーターを腰部ライフル用ラッチに接続可能で、ここから銃床にケーブルが接続されている。左側面のグリップ・ハンドルを握って両手持ちで使用する。セーフティ解除後はライフルボディのスリットが赤く発光。バレル内に磁場を発生させ弾道内の摩擦係数を限りなくゼロに近づけて射撃を行うが連射は不可。出力電圧の関係上、ゲルググ以降のMSが使用可能となっている。 - MMP-80マシンガン
- ゲルググMの主兵装。コンパクトな構造で取り回しに優れ、一年戦争後期には相当数が普及していた事から調達が容易。『REBELLION』でのクララ搭乗時及びスマホアプリ『ガンダムUCE』のイベント「星屑たちに花束をII」にて装備。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ゲルググM (指揮官機)
- 通常カラーの指揮官機。PS2用ソフト「めぐりあい宇宙」や「ギレンの野望シリーズ」などの一部ゲーム作品にのみ登場。
- ゲルググM
- 一般兵仕様。
- ゲルググJ
- ジオン軍によるゲルググの改修機。本機は通常のゲルググMよりも更に外見上の共通点が増えている。
- ゲルググL / ゲルググLs
- 共通のバックパックを装備している。シールド形状についても酷似した形状となっている。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガシャポン[編集 | ソースを編集]
資料リンク [編集 | ソースを編集]
リンク[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 「ライター」についてはドイツ語の「Leiter (指導者、リーダー)」が該当すると思われる