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− | + | 生産はザクIの生産完了に前後する形で進められ、その設計にはザクIの生産と運用を通じて得られたデータが反映されており、制御系や動力系の見直しが実施され、各部材の規格化や換装に配慮した構造が採用されている。 | |
− | 事実上「人体を模した挙動の再現」に関してはザクIの時点で既に完成を見ており<ref> | + | 事実上「人体を模した挙動の再現」に関してはザクIの時点で既に完成を見ており<ref>例えばマニピュレーターによる「作業精度」は当時の標準兵装とされていた105mmマシンガンの射撃・分解・組み立てが可能なほどであり、コロニーなどの営繕設備の操作や港湾施設の潜入などに必要な作業のほぼ全てに対応可能であった。また、マガジンの交換や榴弾の投擲、斬撃などをこなす一方で、モードを変換すれば拳や歩行脚そのものを打突や蹴撃に使う事もできた。無重量での姿勢制御は言うに及ばず、歩行や走行、跳躍など重力下における高度な走破性など、圧倒的な機動力を発揮した。無論、複雑な作業やコロニーへのランディングなど、練度が要求される局面はあるものの、巨大な歩兵としての機能は既に完成していたと言える。</ref>、その基礎スペックを継承・発展させる形で[[宇宙世紀]]0077年から[[ザクIIA型]]の量産が開始された。また、それと軍の戦略として地上への侵攻も選択肢として現実味を帯びてきた事から、局地戦用MSの開発計画に伴う要請に応えるべく、並行して各種のバリエーションも開発される事となった<ref>この際、ズム・シティを始めとするジオン本国は元よりア・バオア・クーやグラナダなどを含む全工廠のおよそ80パーセントがF型を生産していた。その様子はまさに「臨戦態勢」であり、開戦直後の喪失数も視野に入れた生産体制に基づいていたとする説もある。また、生産工場ではライセンス生産的に多数の企業が関わっているため、同型の機体のパーツであっても担当技術士官の設計思想の違いなどから別のハウジングが行われる事例が起きていた。</ref>。その後、A型の量産は比較的早い時期に終了し、0078年初頭に生産の中心は[[ザクIIC型|C型]]に移行。同年末にはより実戦的な[[ザクIIF型|F型]]へと移行していった。 |
こうして「かく有り得べきMS」として誕生したザクIIは当初想定し得る汎用性と拡張性を貪欲に取り込んだ公国軍系MSの原器そのものとなり、任務や用途に適応した「特殊仕様」、投入環境を限定した「局地戦仕様」、そしてトータルのスペックアップを図る「統合性能向上」など、多様なアプローチによってあらゆる環境に適応したバリエーションを生み出す事になる。戦争が継続する中でその機能向上はある種の限界に達していたが、これらの改装・改造機は前線においてそれなりの成果を挙げていたため、水陸両用機や空間戦闘専用機の開発が既に始まっていた中であっても技術者の間にはある種の「ザク神話」が醸成されていた<ref>特に[[地球侵攻作戦]]後の膠着状態において顕著であり、本来であれば実戦データからより完成度の高い次期MS開発に以降すべき時間と国力をいたずらに消費する結果となった。</ref>。その幻想は[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の[[ガンダム]]出現と共に崩壊する事になるが、公国軍の誇りとも言える「ザク」を捨てる事は技術的な側面からも困難であったという。 | こうして「かく有り得べきMS」として誕生したザクIIは当初想定し得る汎用性と拡張性を貪欲に取り込んだ公国軍系MSの原器そのものとなり、任務や用途に適応した「特殊仕様」、投入環境を限定した「局地戦仕様」、そしてトータルのスペックアップを図る「統合性能向上」など、多様なアプローチによってあらゆる環境に適応したバリエーションを生み出す事になる。戦争が継続する中でその機能向上はある種の限界に達していたが、これらの改装・改造機は前線においてそれなりの成果を挙げていたため、水陸両用機や空間戦闘専用機の開発が既に始まっていた中であっても技術者の間にはある種の「ザク神話」が醸成されていた<ref>特に[[地球侵攻作戦]]後の膠着状態において顕著であり、本来であれば実戦データからより完成度の高い次期MS開発に以降すべき時間と国力をいたずらに消費する結果となった。</ref>。その幻想は[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の[[ガンダム]]出現と共に崩壊する事になるが、公国軍の誇りとも言える「ザク」を捨てる事は技術的な側面からも困難であったという。 | ||
− | なお、ザクIIの生産数は同一型式のMSとしては空前絶後であったが、これは[[ジオン公国]] | + | なお、ザクIIの生産数は同一型式のMSとしては空前絶後であったが、これは[[ジオン公国]]が国家としてのリソースを戦争遂行に集中した結果であり、実質的な経済状態は既に破綻していたとされている。それでもジオンが総力戦必至の独立戦争に邁進したのは、主力兵器たるザクが従来の戦術を根底的に覆すという揺るぎない勝算によるものであり、それは一年戦争の緒戦において証明されている。 |
初期に生産されたA型の両肩にはザクIと同様のフラットなショルダーアーマーが装備されていたが、生産がC型に移行する際に左肩にスパイクアーマー、右肩にシールドが装備されるようになり、このスタイルはそれ以降のザク系列機にも継承される事になる。また、ザクIで内装されていた流体パルスシステムの動力パイプは、生産性や整備性を考慮し機外に露出させている。 | 初期に生産されたA型の両肩にはザクIと同様のフラットなショルダーアーマーが装備されていたが、生産がC型に移行する際に左肩にスパイクアーマー、右肩にシールドが装備されるようになり、このスタイルはそれ以降のザク系列機にも継承される事になる。また、ザクIで内装されていた流体パルスシステムの動力パイプは、生産性や整備性を考慮し機外に露出させている。 | ||
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+ | :傭兵組織[[アージェント・キール]]が運用している銀色のザクII。同組織で運用する[[ジム (アージェント・キール仕様)|ジム]]と同様に、近代化改修が定期的に行われている。機体デザイン自体は上記のTHE ORIGIN版と同一。 | ||
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+ | :ガンダム情報番組「INSIDE ガンダム」の番組内におけるドッキリ企画で製作されたオリジナルカラーのザク。タレント土田晃之氏のために大河原氏によってデザインされた機体で、パーソナルカラーのモンザレッドとアイアン、ホワイトで塗装されている他、機体・パイロット設定や特製ガンプラ(パッケージ込み)も用意されている。「MS-06OP」と個別の番号が付けられている。 | ||
;LUNA SEA専用ザクII | ;LUNA SEA専用ザクII | ||
− | : | + | :「THE BEYOND GUNPLA 40th EDITION THE BEYOND X MS-06 ZAKU II Ver.LUNA SEA」に付属するガンプラ。「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」の記念テーマ曲を手掛けたロックバンド「LUNA SEA」の専用機という設定で、漆黒に塗装された機体の各所に月をモチーフとしたマークが描かれ、「MS-06LS」と個別の番号が付けられている。 |
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:『[[SDガンダムフォース]]』に登場する本機がモチーフのキャラクター。 | :『[[SDガンダムフォース]]』に登場する本機がモチーフのキャラクター。 | ||
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:『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』に登場する本機のオマージュ機。本機とシールド、ショルダーアーマーの位置が逆なのが特徴。 | :『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』に登場する本機のオマージュ機。本機とシールド、ショルダーアーマーの位置が逆なのが特徴。 | ||
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:アニメ版『銀魂』に登場した本機のパロディ機。どう見てもザク・マシンガンなZURAマシンガンを装備している。デザインは本機と同様、大河原邦男氏が手掛けているという凝り様。 | :アニメ版『銀魂』に登場した本機のパロディ機。どう見てもザク・マシンガンなZURAマシンガンを装備している。デザインは本機と同様、大河原邦男氏が手掛けているという凝り様。 | ||
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2024年10月19日 (土) 07:27時点における最新版
ザクII (Zaku II)[編集 | ソースを編集]
ザクIの実際の運用によって各種問題点が浮き彫りとなり、技術者やパイロットによる更なる高性能化を要求する機運の高まりを受けて開発されたジオン公国軍の主力量産型モビルスーツ。一年戦争におけるジオンの主力機であると同時に、モビルスーツという兵器を代表する機体である。
生産はザクIの生産完了に前後する形で進められ、その設計にはザクIの生産と運用を通じて得られたデータが反映されており、制御系や動力系の見直しが実施され、各部材の規格化や換装に配慮した構造が採用されている。
事実上「人体を模した挙動の再現」に関してはザクIの時点で既に完成を見ており[1]、その基礎スペックを継承・発展させる形で宇宙世紀0077年からザクIIA型の量産が開始された。また、それと軍の戦略として地上への侵攻も選択肢として現実味を帯びてきた事から、局地戦用MSの開発計画に伴う要請に応えるべく、並行して各種のバリエーションも開発される事となった[2]。その後、A型の量産は比較的早い時期に終了し、0078年初頭に生産の中心はC型に移行。同年末にはより実戦的なF型へと移行していった。
こうして「かく有り得べきMS」として誕生したザクIIは当初想定し得る汎用性と拡張性を貪欲に取り込んだ公国軍系MSの原器そのものとなり、任務や用途に適応した「特殊仕様」、投入環境を限定した「局地戦仕様」、そしてトータルのスペックアップを図る「統合性能向上」など、多様なアプローチによってあらゆる環境に適応したバリエーションを生み出す事になる。戦争が継続する中でその機能向上はある種の限界に達していたが、これらの改装・改造機は前線においてそれなりの成果を挙げていたため、水陸両用機や空間戦闘専用機の開発が既に始まっていた中であっても技術者の間にはある種の「ザク神話」が醸成されていた[3]。その幻想は地球連邦軍のガンダム出現と共に崩壊する事になるが、公国軍の誇りとも言える「ザク」を捨てる事は技術的な側面からも困難であったという。
なお、ザクIIの生産数は同一型式のMSとしては空前絶後であったが、これはジオン公国が国家としてのリソースを戦争遂行に集中した結果であり、実質的な経済状態は既に破綻していたとされている。それでもジオンが総力戦必至の独立戦争に邁進したのは、主力兵器たるザクが従来の戦術を根底的に覆すという揺るぎない勝算によるものであり、それは一年戦争の緒戦において証明されている。
初期に生産されたA型の両肩にはザクIと同様のフラットなショルダーアーマーが装備されていたが、生産がC型に移行する際に左肩にスパイクアーマー、右肩にシールドが装備されるようになり、このスタイルはそれ以降のザク系列機にも継承される事になる。また、ザクIで内装されていた流体パルスシステムの動力パイプは、生産性や整備性を考慮し機外に露出させている。
機種バリエーション[編集 | ソースを編集]
- 基本的に機体名に「ザクII」が記載されている機種を対象とする。各機種の詳細は各項目を、その他の改造機・発展機などはザクシリーズを参照。
- ザクIIA型
- 初期生産型。主に教導機動大隊に配備された。
- ザクIIC型
- 一年戦争開戦時点での主力機。核兵器の使用を想定した装備を持っているが、後の南極条約によって不要となったためF型に移行している。
- ザクIIF型
- ザクIIの中で一番の生産数を誇る。ザクIIと言えば、大抵はこの機種を指す。
- ザク・トレーナータイプ
- 教習用に改修された機体。一年戦争初期はC型、以降はF型をベースとしている。
- ザクII (THE ORIGIN版)
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』版デザインのザクII。この機体も上記のように複数の機種が存在する。
- ザクII (リビング・デッド師団仕様)
- 『機動戦士ガンダム サンダーボルト』版デザインのザクII。リビング・デッド師団で運用されている機体で、サンダーボルト宙域での運用に合わせた装備が施されている。
- ザクII (偵察部隊所属機)
- 『機動戦士ガンダム MS IGLOO 黙示録0079』第2話に隊長機を含めて登場した黒塗りの機体。シールドには古代エジプトの神であるホルス神の左目、ウアジェトの目が描かれている。ソロモンを発った連邦軍艦隊を強行偵察し、その行き先がア・バオア・クーである事を確認、ア・バオア・クー防衛司令部へ報告するも、直後に集中砲火を受け撃墜された。MS IGLOOの公式設定資料で「F型」と設定されたが、他の資料では「S型」と表記されている場合もあり、中には「夜間戦闘を意識した色」と、本編を確認したかに乏しいものもある[4]。
- ザクII (G40版)
- KEN OKUYAMA氏によって工業製品風にリデザインされたザクII。肩のシールドやショルダーアーマーがオプション装備化しているのが特徴。他にも手持ち式の大型シールドといった装備も見られる。また、パラレル設定としてミノフスキークラフトが搭載されているため[5]、スペシャルムービー[6]内ではコロニー内で浮遊しながら移動している描写がある。
専用機[編集 | ソースを編集]
F型[編集 | ソースを編集]
- ドズル・ザビ専用ザクII
- ドズル・ザビ専用機。
- ザクIIF型 (ソラリ機)
- イリヤ・ソラリ専用機。
FS型[編集 | ソースを編集]
S型[編集 | ソースを編集]
J型[編集 | ソースを編集]
- ザクIIJ型 (エルマー・スネル大尉専用機)
- エルマー・スネル専用機。「ホワイトオーガー」の通り名を持つ。
その他・不明[編集 | ソースを編集]
- ザクII (ウォルフガング少佐機)
- パーソナルカラーの黒を基調に塗装されたウォルフガング専用機。
- ザクII (ダイアン・ノイス少佐機)
- 頭部に備わったブレードが特徴のダイアン・ノイス専用機。
- ユーリー・コーベル専用ザクII
- レプスカラーで塗装されたユーリー・コーベル専用機。通常のザクIIと左右逆の武装配置となっており「MS-06Le」と型式番号が付けられている。
- 無識別型ザクII
- レッド・ウルフ隊のために組み立てられたザクII。ビーム兵器を防ぐために機体の各所に様々な機体から流用したパーツ(履帯など)を装着しており、隊員ごとに装備が異なっている。
- ザクII (アージェント・キール仕様)
- 傭兵組織アージェント・キールが運用している銀色のザクII。同組織で運用するジムと同様に、近代化改修が定期的に行われている。機体デザイン自体は上記のTHE ORIGIN版と同一。
- ツチダ専用ザク
- ガンダム情報番組「INSIDE ガンダム」の番組内におけるドッキリ企画で製作されたオリジナルカラーのザク。タレント土田晃之氏のために大河原氏によってデザインされた機体で、パーソナルカラーのモンザレッドとアイアン、ホワイトで塗装されている他、機体・パイロット設定や特製ガンプラ(パッケージ込み)も用意されている。「MS-06OP」と個別の番号が付けられている。
- LUNA SEA専用ザクII
- 「THE BEYOND GUNPLA 40th EDITION THE BEYOND X MS-06 ZAKU II Ver.LUNA SEA」に付属するガンプラ。「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」の記念テーマ曲を手掛けたロックバンド「LUNA SEA」の専用機という設定で、漆黒に塗装された機体の各所に月をモチーフとしたマークが描かれ、「MS-06LS」と個別の番号が付けられている。
基本装備 [編集 | ソースを編集]
- ザク・マシンガン
- ザクの主兵装である120mm口径のMS用マシンガン。一年戦争の初期に多用された。ドラムマガジンが特徴で、開発当初からオプションマガジンの携行用ラッチがザクの腰部両サイドに設けられている。通常弾の他、徹甲弾や榴弾など、複数の弾種が用意されていた。
- ザク・バズーカ
- ザクが使用する大型火器の一つ。口径は280mm。一年戦争開戦当初は核弾頭の射出にも使用されたが、南極条約締結後は通常弾頭を装備している。基本的には対艦用の兵装だが、対MS兵器としても充分な攻撃力を発揮する。ただし、動いている敵機に命中させるのは至難の業であった。
- ヒート・ホーク
- MS用の近接格闘武器。ブレード部分を赤熱化する事で敵機の装甲や施設などを溶断する。携行する際には腰部のラッチに装着する事も可能。砲撃戦、銃撃戦を経て近接戦闘も可能とし、ザクの汎用性を更に高める装備となった。当初は艦艇や建造物を目標としていたが、敵MSの出現に伴い対MS用兵器として流用された。
他シリーズの関連機体[編集 | ソースを編集]
- ブッシ
- 『機動武闘伝Gガンダム』に登場する本機のオマージュ機。本機に似た外見、型式番号などを持つ他、装甲材の名称がザクリウムとなっている。
- リーオー
- 『新機動戦記ガンダムW』に登場する本機と同じ立ち位置の量産機。本機と同様、型式番号に「06」の数字が入る。
- ジェニス
- 『機動新世紀ガンダムX』に登場する本機のオマージュ機。外見や型式番号などに似通った部分が見られる。
- ボルジャーノン
- 『∀ガンダム』に登場する本機に酷似した機体。劇中では「ザク」の名で呼ばれる事もある。
- ザコソルジャー
- 『SDガンダムフォース』に登場する本機がモチーフのキャラクター。
- ザクウォーリア / ザクファントム
- 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する本機のオマージュ機。本機とシールド、ショルダーアーマーの位置が逆なのが特徴。
- ティエレン地上型
- 『機動戦士ガンダム00』に登場する本機のオマージュ機。モノアイや機体カラー、型式番号などに似通った部分が見られる。
- ガンダムAGE-1 グレイダス
- ガンダムAGE-1のウェアの一つ。本機がモチーフになっている。
- グレイズ
- 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場する本機のオマージュ機。機体カラーや型式番号、武装などに似通った部分が見られる。
- ジャハナム / 宇宙用ジャハナム
- 『ガンダム Gのレコンギスタ』に登場する本機のオマージュ機。
- 桂小太郎専用MS ZURA
- アニメ版『銀魂』に登場した本機のパロディ機。どう見てもザク・マシンガンなZURAマシンガンを装備している。デザインは本機と同様、大河原邦男氏が手掛けているという凝り様。
商品情報[編集 | ソースを編集]
書籍 [編集 | ソースを編集]
リンク[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 例えばマニピュレーターによる「作業精度」は当時の標準兵装とされていた105mmマシンガンの射撃・分解・組み立てが可能なほどであり、コロニーなどの営繕設備の操作や港湾施設の潜入などに必要な作業のほぼ全てに対応可能であった。また、マガジンの交換や榴弾の投擲、斬撃などをこなす一方で、モードを変換すれば拳や歩行脚そのものを打突や蹴撃に使う事もできた。無重量での姿勢制御は言うに及ばず、歩行や走行、跳躍など重力下における高度な走破性など、圧倒的な機動力を発揮した。無論、複雑な作業やコロニーへのランディングなど、練度が要求される局面はあるものの、巨大な歩兵としての機能は既に完成していたと言える。
- ↑ この際、ズム・シティを始めとするジオン本国は元よりア・バオア・クーやグラナダなどを含む全工廠のおよそ80パーセントがF型を生産していた。その様子はまさに「臨戦態勢」であり、開戦直後の喪失数も視野に入れた生産体制に基づいていたとする説もある。また、生産工場ではライセンス生産的に多数の企業が関わっているため、同型の機体のパーツであっても担当技術士官の設計思想の違いなどから別のハウジングが行われる事例が起きていた。
- ↑ 特に地球侵攻作戦後の膠着状態において顕著であり、本来であれば実戦データからより完成度の高い次期MS開発に以降すべき時間と国力をいたずらに消費する結果となった。
- ↑ メガロマニア刊行「機動戦士ガンダムMS-06アーカイブス」
- ↑ 参照ツイート
- ↑ 機動戦士ガンダム40周年記念 ガンダム×KEN OKUYAMA DESIGN×LDH JAPAN“G40プロジェクト”スペシャルムービー