「ギラ・ズール (親衛隊仕様)」の版間の差分

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2014年7月19日 (土) 15:04時点における版

AMS-129 ギラ・ズール(親衛隊仕様) (Geara Zuru[Frontal Guards Type])

アナハイム・エレクトロニクス社が開発した「袖付き」の量産型モビルスーツ
ギラ・ズールを親衛隊用に改装した機体で、主に推力の強化が図られている。これは「袖付き」の首魁であるフル・フロンタルシナンジュとの連携を行う為で、大腿部等のスラスターの推力を大幅に向上させ、バックパックも換装している。ちなみにこのバックパックはギラ・ドーガ用の物をベースとしており、稼働時間の延伸に貢献している。比推力も以前より改善された。その反面、反応はかなり敏感で、アップデートされたOSによるサポートを持ってしても扱いにくい機体と化している。
その他の相違点としては、右肩のシールドがスパイク・アーマーに変更され、その代わりとして腕に専用シールドを装備、大腿部スラスターには装甲が追加された。ジェネレーターの出力も強化され、エングレービングは一般機より派手なものとなっている。頭部の左側面には親衛隊のマーキングが施された。
親衛隊では特権的な優遇措置が認められている事もあって、本機は様々なチューンナップが行われている事が多く、総合的な性能は一般機を上回っている。

親衛隊はその高い技量と機体性能に反して戦果が少ないが、これは隊長のアンジェロ・ザウパーがフロンタルの戦闘に介入する事を一切禁止していた為である。

実は本仕様こそが「本来予定されていたスペックのギラ・ズール」であるとされる。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダムUC
主なパイロットはセルジ中尉など。
暗礁宙域での戦闘でシナンジュの戦闘を見守っていたが、ユニコーンガンダムが放ったビーム・マグナムの流れ弾が掠めた事で撃墜されている。
その後の戦闘でも投入されているが、これといった活躍は見られない。
機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う
セルジ中尉が搭乗して訓練を行っている。

装備・機能

武装・必殺攻撃

ビーム・マシンガン
本機の主兵装で、ベレット状になったビームを連射する。照射時間のモード変更が可能。集弾率や連射性は標準的だが、基本設計の優秀さから銃身に大型センサー等を追加する事ができ、拡張性に優れている。なお、下側にあるバナナ型のマガジンはフォアグリップとしても機能する。マガジンはギラ・ドーガ用ビーム・マシンガンの物も装着可能だが、装弾数はバナナ型マガジンの方が上とされる。
バナナ型マガジンの予備はフロントスカートに3基ずつ、計6基まで装着可能。
グレネード・ランチャー
榴弾を発射する武器。ビーム・マシンガンの銃身下部に装着する他、グリップとトリガーが付いているので単独でも使用可能。
ビーム・スナイパー・ライフル
長距離からの狙撃に特化させた携行式ビーム砲。その形状から、ギラ・ズール用ビーム・マシンガンをベースにしていると思われる。
ビーム・ホーク
接近戦用の武装。2種類のエミッターを内蔵していると共に「ホーク」、「パイル」、「ピック」の3種のモードが用意されている。
「ホーク」は通常の斬撃モードで、「パイル」は刺突で敵機を攻撃する為に杭状のビームを発振する。「ピック」は貫通力に優れ、ジェネレーターへの攻撃を避けつつ敵機を無力化するのに適しているとされる。
マウントラックを追加する事でリアスカートに装着可能。
シュツルム・ファウスト
コストパフォーマンスの高さに定評がある使い捨ての簡易型ロケット・ランチャー。威力も高い反面、命中精度が低めである。これを改善すべく、「袖付き」ではサイトやグリップが追加されている。
マウントラックを追加する事でリアスカートに装着可能。
ハンド・グレネード
投擲式の実弾兵器で、様々な戦局で一定の効果が得られる。信管は複数あり、時限、磁気、接触、熱感知等が存在する。
マウントラックを追加する事でリアスカートに装着可能。
シールド
本機の防御兵装。右肩の物がオミットされた為、その代わりとして腕に装備している。これはギラ・ドーガ用を基に改良が加えられた物で、以前よりも軽量になっている。角度の変更も可能で、裏側に装備されたシュツルム・ファウスト等を発射できる。

対決・名場面

関連機体

ギラ・ズール
ベース機。
アンジェロ専用ギラ・ズール
アンジェロ・ザウパーの専用機。
ギラ・ズール (ギルボア機)
アニメ版でギルボア・サントが搭乗した機体。
ギラ・ズール (キュアロン機)
アニメ版でキュアロンが搭乗した機体。
ゼー・ズール
ギラ・ズールをベースとした水陸両用機。
シナンジュ
この機体との連携を前提としている。

商品情報

話題まとめ

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