「陸戦型ジム」の版間の差分

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*登場作品:[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]
 
*登場作品:[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]
*デザイナー:
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*デザイナー:大河原邦男
 
*分類:地上用先行量産型[[モビルスーツ]]
 
*分類:地上用先行量産型[[モビルスーツ]]
 
*装甲材質:ルナ・チタニウム合金
 
*装甲材質:ルナ・チタニウム合金
*頭頂高:
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*頭頂高:18.0m
*全高:
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*全高:18.0m
*本体重量:
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*本体重量:53.8t
*全備重量:
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*全備重量:66.0t
 
*主動力:[[熱核融合炉]]
 
*主動力:[[熱核融合炉]]
*出力:
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*出力:1,150kW(初期モデル)、1,250kw(制式モデル)
*推力:
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*推力:49,000kg
*センサー有効半径:
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*センサー有効半径:6,000m
 
*開発組織:[[地球連邦軍]]
 
*開発組織:[[地球連邦軍]]
 
*主なパイロット:[[ロブ]]、[[サリー]]、[[マイク]]、他
 
*主なパイロット:[[ロブ]]、[[サリー]]、[[マイク]]、他
  
[[陸戦型ガンダム]]の量産型として連邦陸軍が開発したMS。「先行量産型ジム」とも呼ばれる。主に陸軍の拠点であったマドラスや北京等の重要拠点に多く配備されていた。また、東南アジアの密林地帯を拠点とする「コジマ大隊」にも配備された。
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[[陸戦型ガンダム]]と生産ラインを共有して連邦陸軍が開発したMS。「先行量産型ジム」とも呼ばれる。主に陸軍の拠点であったマドラスや北京等の重要拠点に多く配備されていた。また、東南アジアの密林地帯を拠点とする「コジマ大隊」にも配備された。
  
 
MS運用の経験が少ない連邦軍の実戦データ収集のために作られたといわれており、連邦にしては珍しく量より質を選んでいる。製造コストは通常の[[ジム]]の約4倍。しかし整備経験の少なさから少しでも楽にしようとさまざまなオプション(打撃と防御どちらでも使える小型シールドや足に装備されたオプションサスペンションという関節のクッションのようなもの)等が装備された。このMSを元に開発されたMSは多く、[[デザートジム]]や[[陸戦用ジム]]もこの機体の派生型である。
 
MS運用の経験が少ない連邦軍の実戦データ収集のために作られたといわれており、連邦にしては珍しく量より質を選んでいる。製造コストは通常の[[ジム]]の約4倍。しかし整備経験の少なさから少しでも楽にしようとさまざまなオプション(打撃と防御どちらでも使える小型シールドや足に装備されたオプションサスペンションという関節のクッションのようなもの)等が装備された。このMSを元に開発されたMSは多く、[[デザートジム]]や[[陸戦用ジム]]もこの機体の派生型である。
戦時量産型である[[陸戦型ガンダム]]の量産機なので、俗に言う正式な量産機ではない。このため、[[ジム]]の系譜にも機体の名前は含まれていない。
 
 
後に[[ジム]]が正式に量産化されてからは連邦軍MSの量産機の座から外れ、遅くともグリプス戦役が起きる頃までにはこの機体の派生機を含めた全機が退役したと言われている。
 
後に[[ジム]]が正式に量産化されてからは連邦軍MSの量産機の座から外れ、遅くともグリプス戦役が起きる頃までにはこの機体の派生機を含めた全機が退役したと言われている。
  
ちなみにこの機体と同期に開発されたと言われる宇宙専用機体があるが、それは[[初期型ジム]]とよばれる。こちらも[[ジム]]が量産化されてから姿を消している。
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ちなみにこの機体と同期にルナツーで開発されたと言われる機体があるが、それは[[初期型ジム]]とよばれる。こちらも[[ジム]]が量産化されてから姿を消している。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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:第3話「オデッサ、鉄の嵐!」に登場。
 
:第3話「オデッサ、鉄の嵐!」に登場。
 
;[[機動戦士ガンダム戦記]]
 
;[[機動戦士ガンダム戦記]]
:初期に[[マット・ヒーリィ]]が搭乗。
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:初期に[[マット・ヒーリィ]]が搭乗。その他、アニッシュ・ロフマンが搭乗している。
 
;[[機動戦士ガンダム スピリッツオブジオン~修羅の双星]]
 
;[[機動戦士ガンダム スピリッツオブジオン~修羅の双星]]
 
:ジャブローやニューヤークに配備されていた。
 
:ジャブローやニューヤークに配備されていた。
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;機動戦士ガンダム ミッシングリンク
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:スレイヴ・レイスに濃淡グレーの機体が配備されている。各隊員に合わせたチューンナップが施されている。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
<!-- === 特殊機能 === -->
 
<!-- === 特殊機能 === -->
 
<!-- :機能名:説明 -->
 
<!-- :機能名:説明 -->
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装備はほぼ陸戦型ガンダムと共通している。
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
<!-- :武装名:説明 -->
 
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;100mmマシンガン
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;YHI YF-MG100 100mmマシンガン
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:連邦軍の汎用装備であるマシンガン。
;ビームライフル
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;BLASH XBR-M-79E ビーム・ライフル
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:少数生産されたビーム・ライフル。資料によっては使用できないと記述されている場合がある。
;ビームサーベル
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;X.B.Sa-G-03 ビーム・サーベル
 
:両脚部に1本ずつ、計2本をマウントしている。
 
:両脚部に1本ずつ、計2本をマウントしている。
;ロケットランチャー
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;YHI ERRL-TYPE.Doc-04/380mm ロケットランチャー
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:密林戦での取り回しを考慮したショートバレルのロケットランチャー。
;ミサイルランチャー
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;YHI 6ML-79MM ミサイルランチャー
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:6連装のミサイルランチャー。
;180mmキャノン砲
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;YHI FH-X180 180mmキャノン
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:長距離支援用のキャノン砲。
;シールド
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;RGM・S-Sh-WF/S-00109 シールド
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:小型のシールド。
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;シールド FADEGEL RGM-M-Sh-003(十字マーク付き)/ RGM-M-Sh-007(十字マーク無し)
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:ジム系列機が装備するシールド。『第08MS小隊』では一部の機体が十字マーク無しの物を、『MS IGLOO2 重力戦線』に登場する機体は十字マーク付きの物を装備している。
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;マゼラ・トップ砲
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:スレイヴ・レイスのマーヴィン機が暗殺任務の際に使用している。
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=== オプション装備 ===
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;ウェポンラック
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:陸戦型ガンダムのバックパック部分。ウェポンコンテナ等の装着が可能。デルタ小隊のアニッシュ機やスレイヴ・レイスのマーヴィン機などが装備している。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[ジム・スナイパー]]
 
;[[ジム・スナイパー]]
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:ロングレンジ・ビーム・ライフルを使用する為の調整が施された機体。
;[[先行量産型ジム 宇宙戦仕様]]
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;陸戦型ジム(ステルス)
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:ブルーディスティニー1号機の換装式胸部をフィードバックした機体。
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;[[初期型ジム]]
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:本機と同様、先行量産されたジム。
 
;[[陸戦型ガンダム]]
 
;[[陸戦型ガンダム]]
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:生産ラインを共有している。その為、本機のパーツの8割がこの機体と共通。純正パーツが少ないこの機体の応急処置に、本機のパーツが使われる事があった。
;[[B.D.0号機]]
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;[[B.D.0号機|ブルーディスティニー0号機]]
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:本機をベースにしたブルーディスティニーの試作機。[[EXAMシステム]]の稼動テスト用として用いられた。十分な要求性能を満たせなかった為、EXAMシステムを搭載している頭部が1号機に移植されている。
;[[B.D.1号機]]
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;[[B.D.1号機|ブルーディスティニー1号機]]
:陸戦型ジムをベースに開発が始められたが、[[EXAMシステム]]の搭載には適さなかった為、陸戦型ガンダムをベースとした。
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:0号機が[[EXAMシステム]]の搭載には適さなかった為、陸戦型ガンダムをベースにした胴体に0号機の頭部を移植した。
 
;[[陸戦用ジム]]
 
;[[陸戦用ジム]]
 
:よく似た名前だが、全く別の機体である。
 
:よく似た名前だが、全く別の機体である。

2018年1月9日 (火) 19:26時点における版

RGM-79[G] 陸戦型ジム(GM Ground Type)

陸戦型ガンダムと生産ラインを共有して連邦陸軍が開発したMS。「先行量産型ジム」とも呼ばれる。主に陸軍の拠点であったマドラスや北京等の重要拠点に多く配備されていた。また、東南アジアの密林地帯を拠点とする「コジマ大隊」にも配備された。

MS運用の経験が少ない連邦軍の実戦データ収集のために作られたといわれており、連邦にしては珍しく量より質を選んでいる。製造コストは通常のジムの約4倍。しかし整備経験の少なさから少しでも楽にしようとさまざまなオプション(打撃と防御どちらでも使える小型シールドや足に装備されたオプションサスペンションという関節のクッションのようなもの)等が装備された。このMSを元に開発されたMSは多く、デザートジム陸戦用ジムもこの機体の派生型である。 後にジムが正式に量産化されてからは連邦軍MSの量産機の座から外れ、遅くともグリプス戦役が起きる頃までにはこの機体の派生機を含めた全機が退役したと言われている。

ちなみにこの機体と同期にルナツーで開発されたと言われる機体があるが、それは初期型ジムとよばれる。こちらもジムが量産化されてから姿を消している。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム 第08MS小隊
ロブサリーマイクが搭乗。
機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線
第3話「オデッサ、鉄の嵐!」に登場。
機動戦士ガンダム戦記
初期にマット・ヒーリィが搭乗。その他、アニッシュ・ロフマンが搭乗している。
機動戦士ガンダム スピリッツオブジオン~修羅の双星
ジャブローやニューヤークに配備されていた。
機動戦士ガンダム ミッシングリンク
スレイヴ・レイスに濃淡グレーの機体が配備されている。各隊員に合わせたチューンナップが施されている。

装備・機能

装備はほぼ陸戦型ガンダムと共通している。

武装・必殺攻撃

YHI YF-MG100 100mmマシンガン
連邦軍の汎用装備であるマシンガン。
BLASH XBR-M-79E ビーム・ライフル
少数生産されたビーム・ライフル。資料によっては使用できないと記述されている場合がある。
X.B.Sa-G-03 ビーム・サーベル
両脚部に1本ずつ、計2本をマウントしている。
YHI ERRL-TYPE.Doc-04/380mm ロケットランチャー
密林戦での取り回しを考慮したショートバレルのロケットランチャー。
YHI 6ML-79MM ミサイルランチャー
6連装のミサイルランチャー。
YHI FH-X180 180mmキャノン
長距離支援用のキャノン砲。
RGM・S-Sh-WF/S-00109 シールド
小型のシールド。
シールド FADEGEL RGM-M-Sh-003(十字マーク付き)/ RGM-M-Sh-007(十字マーク無し)
ジム系列機が装備するシールド。『第08MS小隊』では一部の機体が十字マーク無しの物を、『MS IGLOO2 重力戦線』に登場する機体は十字マーク付きの物を装備している。
マゼラ・トップ砲
スレイヴ・レイスのマーヴィン機が暗殺任務の際に使用している。

オプション装備

ウェポンラック
陸戦型ガンダムのバックパック部分。ウェポンコンテナ等の装着が可能。デルタ小隊のアニッシュ機やスレイヴ・レイスのマーヴィン機などが装備している。

対決・名場面

関連機体

ジム・スナイパー
ロングレンジ・ビーム・ライフルを使用する為の調整が施された機体。
陸戦型ジム(ステルス)
ブルーディスティニー1号機の換装式胸部をフィードバックした機体。
初期型ジム
本機と同様、先行量産されたジム。
陸戦型ガンダム
生産ラインを共有している。その為、本機のパーツの8割がこの機体と共通。純正パーツが少ないこの機体の応急処置に、本機のパーツが使われる事があった。
ブルーディスティニー0号機
本機をベースにしたブルーディスティニーの試作機。EXAMシステムの稼動テスト用として用いられた。十分な要求性能を満たせなかった為、EXAMシステムを搭載している頭部が1号機に移植されている。
ブルーディスティニー1号機
0号機がEXAMシステムの搭載には適さなかった為、陸戦型ガンダムをベースにした胴体に0号機の頭部を移植した。
陸戦用ジム
よく似た名前だが、全く別の機体である。

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