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(ページの作成:「ミシェル・ルオ 声 - 村中知、横溝菜帆(8歳時) 主人公のひとりにして本作の黒幕。ヨナとリタの幼なじ…」)
 
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ミシェル・ルオ
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{{登場人物概要
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| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
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| 外国語表記 = Michel Luio
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| 登場作品 = [[機動戦士ガンダムNT]]
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<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
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| 声優 =
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*村中知
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*横溝菜帆(幼少期)
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| デザイン =
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*高橋久美子(原案)
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*金世俊(アニメーションデザイン)
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
- 村中知、横溝菜帆(8歳時)
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{{登場人物概要
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| タイトル  = プロフィール
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| 種族 = 人間 ([[アースノイド]])
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| 性別 = 女性
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| 旧姓 = アベスカ
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| 生年月日 =
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| 年齢 = 25歳
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| 没年月日 =
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| 出身 = [[オーストラリア]]
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| 身長 =
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| 体重 =
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| 血液型 =
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| 職業 = [[ルオ商会]]特別顧問
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| 所属 = [[ルオ商会]]
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| 所属組織 =
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| 所属部隊 =
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| 称号 =
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| 階級 =
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| コールサイン =
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| 主な搭乗機 =
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
主人公のひとりにして本作の黒幕。[[ヨナ・バシュタ|ヨナ]]とリタの幼なじみ。25歳。
+
== 概要 ==
[[グリプス戦役]]終盤、本物の[[ニュータイプ]]を名乗ることでルオ・ウーミンの養女となり、得意の略筮法によって会社を盛り上げ、宇宙世紀0097年では[[ルオ商会]]の特別顧問として政財界から大きな信頼を集める。彼女の占いは統計学の応用であり、実際には事情通としての立場を利用したものであったが、数々の危機を事前に言い当てることによって[[ニュータイプ]]を演じ、養父の信頼を得ていた。
+
[[ヨナ・バシュタ]]、[[リタ・ベルナル]]らと共に[[ジオン軍]]の[[コロニー落とし]]を予見し「奇跡の子供」と呼ばれた一人。[[一年戦争]]後は[[オーガスタ研究所]]でヨナ、リタと同じく[[ニュータイプ]]研究の為の実験体として扱われていたが、[[グリプス戦役]]の際に[[ルオ商会]]との取り引きによって引き渡され、ルオ家の養子に迎え入れられた。
  
[[オーガスタ研究所]]にいた頃に、皆で生き残るための策の一環としてヨナに虚偽を吹き込み、結果的には妹のように思っていたリタを救えず、見捨てたような形になったという過去を抱える。一方、そうせざるを得なかった自らの弱さを憎んでおり、[[サイコフレーム]]に魂を移す方法が解明されて人類が死を克服すれば、嘘も偽りもない世界が実現できるという考えから[[サイコフレーム]]に執着し、そのためには人々の犠牲すらいとわない。ラプラス事変で人智を超えた力を見せたシンギュラリティ・ワン([[ユニコーンガンダム]]1号機)と同等の力を欲して[[フェネクス]]を求め、[[ナラティブガンダム]]をはじめとする増援物資とともにダマスカスに乗り込む一方、ジオン共和国側にもIIネオ・ジオングを提供するなど、確実に[[フェネクス]]をおびき寄せるために暗躍する。
+
ルオ商会では略筮法によってルオ商会の繁栄に貢献。商会に降りかかるであろう危機を事前に言い当て、義父の[[ルオ・ウーミン]]の信頼を獲得。その後は商会の特別顧問として政財界から大きな信頼を集める。
ヨナがリタに惹かれていることを知りつつ、ヨナには異性としての好意を寄せているが、ヨナからはリタを裏切ったことで恨まれており、ヨナやリタから許されたいという思いを抱く。[[サイコフレーム]]によって死が克服された世界では、死者と再会することも許しを請うこともできると考えている。フェネクスを捕獲してヨナとリタを再会させることに成功した場合の後先については、実は深く考えていなかった。[[IIネオ・ジオング]]との戦いでヨナを助けるために盾となり命を落とす。その後魂は[[フェネクス]]に宿り、[[IIネオ・ジオング]]を撃破した後、[[リタ・ベルナル|リタ]]と共に宇宙の彼方へと去っていった。
+
 
ノベライズ版の設定では、ルオ・ウーミンの養子になる前の旧姓はアベスカ。
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連邦軍中将[[マウリ・レホ]]を占った際の見返りとして「[[不死鳥狩り]]」の情報を得て幼馴染のヨナと[[ナラティブガンダム]]を伴い作戦に介入。一方で、連邦軍が[[袖付き]]から接収した[[IIネオ・ジオング]]を極秘裏に[[ジオン共和国]]へと提供し、[[フェネクス]]捕獲の為の布石を打った。
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オーガスタ時代に[[エスコラ・ゲッダ]]のルオ商会との取り引きに関する会話を偶然盗み聞きし、ヨナ、リタの三人で生き残るべく、他の二人をあえて騙す形でルオ商会に引き渡された。実はミシェル達3人のうち誰が真のニュータイプかわからなかったため、嘘を吹き込んであぶり出そうとしたエスコラ・ゲッタの策を逆利用し、ヨナに対して「自分たちが犠牲になってリタを助けよう」と持ちかけて断れなくし、『助かるはずの本物』のリタを差し出たうえで自身が『本物(偽物)』としてルオ商会に引き取られるという算段であった。本当は自分だけが助かろうとしたのではなく、ルオ商会に取り入って3人とも助かるためには自分にしかできないという判断のものであったが、結局は達成出来なかったことを今でも悔いており、ヨナに「嘘つき」と責められているのはこれに起因する。
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作戦中、[[フェネクス]]に対して強い執着を見せるが、これはリタが乗っていた事と、機体に搭載された[[サイコフレーム]]の性質を解明し人の魂と呼べる物をサイコフレームに移植する技術によって生死を超越出来るという考えを持つ為であった。その為、「人は死を克服出来る」という考えに取り憑かれており、目的の為には犠牲を厭わず、フェネクスをおびき寄せる為に中立コロニーである[[メーティス]]を戦場にするが、これは最終的に自身の死をもって仮説を証明し、それを以て責任を取るつもりでいる為であった。
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フェネクスの目的が[[IIネオ・ジオング]]の存在の排除である事を知ると、ヨナの下にサイコフレームを届けるべくベースジャバーで駆け付けるが、[[ゾルタン・アッカネン]]のIIネオ・ジオングによって撃墜され、死亡。しかし、その意識はサイコフレームを通じてフェネクスに宿り、リタとともにヨナに力を与え、また臨界を迎えたヘリウム3のタンクとともに銀河の中心へと飛び去った。
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彼女がサイコフレームに固執するのは、表向きは不治の病に侵された義父のルオ・ウーミンを救うこと。また、養子である自身を守るためでもあった。しかし、本心では「過去さえも思うままになる」という仮説から、かつて自身が犯した過ち、すなわち「2人を騙したこと」、「ヨナを思うあまりリタに最も辛い役を押し付けたこと」への贖罪を理由に行動していた。
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なお、彼女の占いは統計学の応用であり、事情通としての立場で得られた情報に勘を働かせたものであり、本人曰く「計算で確率を導き出すコンピュータと変わらない」とされる。
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== 登場作品と役柄 ==
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;[[機動戦士ガンダムNT]]
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:初登場作品。「[[機動戦士ガンダムUC 不死鳥狩り]]」から「[[機動戦士ガンダムNT]]」に再構成される際に追加されたキャラクターの一人として登場。
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;[[機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE]]
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:ストーリーイベント「0086 ペッシェ・モンターニュ ~水の星にくちづけをI~」のアニメパートに[[オーガスタ研究所]]時代の彼女がヨナ、リタと共にゲスト出演。
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;[[機動戦士ガンダム ピューリッツァー]]
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:2巻時点では「義妹」や「養子」といった表現で名前は出されないが、彼女の顔が何度か登場している。
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== 人間関係 ==
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=== 主要人物 ===
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;[[ヨナ・バシュタ]]
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:幼馴染。かつて彼を騙してリタを見殺しにし、自身はルオ商会に引きとられた事から「嘘つき」の誹りを受けている。子供の頃から彼に恋心を抱いており、またヨナがリタに惹かれている事に気づいている為、自身の気持ちを後回しにして彼の背中を押したり、複雑な表情を見せる一面もある。
 +
;[[リタ・ベルナル]]
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:幼馴染。「三人で生きてオーガスタから出る」という目的の為に彼女を見捨てる形になった事を悔いており、ヨナとリタを引き合わせる事も彼女の目的の一つであった。
 +
 
 +
=== [[ルオ商会]] ===
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;[[ルオ・ウーミン]]
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:義父。不死鳥狩りへの介入は永遠の命を欲した彼の意向が働いたものであるとしているが、真偽は不明。
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;[[ステファニー・ルオ]]
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:義姉。政財界の間ではステファニーはミシェルの追放を企てていると噂されていたが……。
 +
;[[ブリック・テクラート]]
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:秘書。ミシェルからは兄のように慕われている。
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=== [[ティターンズ]] ===
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;[[エスコラ・ゲッダ]]
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:旧オーガスタ研究所施設長。彼と上級研究員の[[マルガ]]の話を聞いた事で、彼女の運命が大きく変化する事になった。
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=== [[ジオン共和国]] ===
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;[[モナハン・ハバロ]]
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:ジオン共和国外務大臣。裏で繋がっており、IIネオ・ジオングを極秘裏に提供した。
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=== [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]] ===
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;[[マウリ・レホ]]
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:地球連邦軍参謀本部の中将。ミシェルの取引相手であり、彼女に[[ユニコーンガンダム|シンギュラリティ・ワン]]に関する資料を極秘裏に提供した。
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== 名台詞 ==
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<!-- できる限り作品順・時系列順に記述してください。基本的に代表的な台詞にしてください。 -->
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<!-- :セリフ:説明 -->
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<!-- 長すぎないよう、原作の一連の会話全てを引用するなどは控えてください。 -->
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;「ナラティブ!さっさとハイメガ砲を使いなさい!その速度でコックピットから放り出されたら死ぬのはあんたよ!ヨナ!!」
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:物語冒頭、第一回不死鳥狩りで。フェネクスに肉薄しながらも攻めあぐねるナラティブに。ともすれば短気にも見えるほどに決着を急ぐミシェル。あくまでもナラティブ呼びであったところを最後に思わずヨナの名前を叫んでしまう。そこまで余裕がなくなるほどフェネクスを求めていたのか、あるいは言葉通りヨナの身を気遣う本音が出てしまったのか、彼女の複雑な内面が垣間見える。
 +
 
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;「あの子は…あたしの欲しいものをいつも持っていく…!」
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:物語冒頭。第一回不死鳥狩りを失敗したヨナとの談話中に。「人類に永遠の命を約束する」フェネクスに乗るリタを指して、忌々しげに吐き捨てる。<br/>実はミシェルはヨナに好意を寄せているが、ヨナはリタに好意を持っており、それも踏まえてのセリフ。
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;「知っています。本当のこと。あたしをルオ商会に行かせてください。」「ヨナじゃボロが出ます。偽物を掴まされたとルオ商会が知ったら。」
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;「あたしは…やり遂げます。」
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:エスコラ・ゲッタとの取引で。ヨナと共謀してリタを売った、という汚名をあえて自ら着るための仕上げ。誰も知らない、孤独の戦いの始まりとなった。
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;「探したのよ。あんたたちのこと。戦争が終わって、施設が閉鎖になった後すぐに…。」
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;ヨナ「嘘つき…」
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;「過去を消して軍に潜り込んだあんたの消息は掴めた。でも…」
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;ヨナ「嘘つき…!」
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;「あれからも戦争は続いた。表向き禁止されていても、ニュータイプの研究も……。その研究の結晶たるユニコーンタイプに、本物のニュータイプの素質を持つ強化人間があてがわれたのは当然のこと。あたしが行方を知ったときには、もう…。」
 +
;ヨナ「嘘つき!!」
 +
:サイド6での交戦中、NT-Dを発動させたナラティブがIIネオ・ジオングをジャックして共鳴を起こした際に。ヨナとミシェルのギクシャクした関係の本質、誤解が明らかになる。
 +
 
 +
== 搭乗機体・関連機体 ==
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;[[ローズバッド]]
 +
:主に[[ナラティブガンダム]]の運搬や作戦宙域への投入の際に乗船。
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;[[89式ベースジャバー]]
 +
:最終決戦で[[ナラティブガンダム C装備]]に[[サイコフレーム]]を届ける際、ブリックと共に搭乗。[[94式ベースジャバー]]をブースターとして連結している。
 +
<!-- キャラクターが大きく関わった(開発した、搭乗した)機体を記述してください。 -->
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<!-- == 余談 == -->
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<!-- *説明 -->
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<!-- == 商品情報 == -->
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<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力してください。 -->
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== リンク ==
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*[[登場人物]]
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2023年8月10日 (木) 20:23時点における最新版

ミシェル・ルオ
外国語表記 Michel Luio
登場作品 機動戦士ガンダムNT
声優
  • 村中知
  • 横溝菜帆(幼少期)
デザイン
  • 高橋久美子(原案)
  • 金世俊(アニメーションデザイン)
  • テンプレートを表示
    プロフィール
    旧姓 アベスカ
    種族 人間 (アースノイド)
    性別 女性
    年齢 25歳
    出身 オーストラリア
    職業 ルオ商会特別顧問
    所属 ルオ商会
    テンプレートを表示

    概要[編集 | ソースを編集]

    ヨナ・バシュタリタ・ベルナルらと共にジオン軍コロニー落としを予見し「奇跡の子供」と呼ばれた一人。一年戦争後はオーガスタ研究所でヨナ、リタと同じくニュータイプ研究の為の実験体として扱われていたが、グリプス戦役の際にルオ商会との取り引きによって引き渡され、ルオ家の養子に迎え入れられた。

    ルオ商会では略筮法によってルオ商会の繁栄に貢献。商会に降りかかるであろう危機を事前に言い当て、義父のルオ・ウーミンの信頼を獲得。その後は商会の特別顧問として政財界から大きな信頼を集める。

    連邦軍中将マウリ・レホを占った際の見返りとして「不死鳥狩り」の情報を得て幼馴染のヨナとナラティブガンダムを伴い作戦に介入。一方で、連邦軍が袖付きから接収したIIネオ・ジオングを極秘裏にジオン共和国へと提供し、フェネクス捕獲の為の布石を打った。

    オーガスタ時代にエスコラ・ゲッダのルオ商会との取り引きに関する会話を偶然盗み聞きし、ヨナ、リタの三人で生き残るべく、他の二人をあえて騙す形でルオ商会に引き渡された。実はミシェル達3人のうち誰が真のニュータイプかわからなかったため、嘘を吹き込んであぶり出そうとしたエスコラ・ゲッタの策を逆利用し、ヨナに対して「自分たちが犠牲になってリタを助けよう」と持ちかけて断れなくし、『助かるはずの本物』のリタを差し出たうえで自身が『本物(偽物)』としてルオ商会に引き取られるという算段であった。本当は自分だけが助かろうとしたのではなく、ルオ商会に取り入って3人とも助かるためには自分にしかできないという判断のものであったが、結局は達成出来なかったことを今でも悔いており、ヨナに「嘘つき」と責められているのはこれに起因する。

    作戦中、フェネクスに対して強い執着を見せるが、これはリタが乗っていた事と、機体に搭載されたサイコフレームの性質を解明し人の魂と呼べる物をサイコフレームに移植する技術によって生死を超越出来るという考えを持つ為であった。その為、「人は死を克服出来る」という考えに取り憑かれており、目的の為には犠牲を厭わず、フェネクスをおびき寄せる為に中立コロニーであるメーティスを戦場にするが、これは最終的に自身の死をもって仮説を証明し、それを以て責任を取るつもりでいる為であった。

    フェネクスの目的がIIネオ・ジオングの存在の排除である事を知ると、ヨナの下にサイコフレームを届けるべくベースジャバーで駆け付けるが、ゾルタン・アッカネンのIIネオ・ジオングによって撃墜され、死亡。しかし、その意識はサイコフレームを通じてフェネクスに宿り、リタとともにヨナに力を与え、また臨界を迎えたヘリウム3のタンクとともに銀河の中心へと飛び去った。

    彼女がサイコフレームに固執するのは、表向きは不治の病に侵された義父のルオ・ウーミンを救うこと。また、養子である自身を守るためでもあった。しかし、本心では「過去さえも思うままになる」という仮説から、かつて自身が犯した過ち、すなわち「2人を騙したこと」、「ヨナを思うあまりリタに最も辛い役を押し付けたこと」への贖罪を理由に行動していた。

    なお、彼女の占いは統計学の応用であり、事情通としての立場で得られた情報に勘を働かせたものであり、本人曰く「計算で確率を導き出すコンピュータと変わらない」とされる。

    登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

    機動戦士ガンダムNT
    初登場作品。「機動戦士ガンダムUC 不死鳥狩り」から「機動戦士ガンダムNT」に再構成される際に追加されたキャラクターの一人として登場。
    機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE
    ストーリーイベント「0086 ペッシェ・モンターニュ ~水の星にくちづけをI~」のアニメパートにオーガスタ研究所時代の彼女がヨナ、リタと共にゲスト出演。
    機動戦士ガンダム ピューリッツァー
    2巻時点では「義妹」や「養子」といった表現で名前は出されないが、彼女の顔が何度か登場している。

    人間関係[編集 | ソースを編集]

    主要人物 [編集 | ソースを編集]

    ヨナ・バシュタ
    幼馴染。かつて彼を騙してリタを見殺しにし、自身はルオ商会に引きとられた事から「嘘つき」の誹りを受けている。子供の頃から彼に恋心を抱いており、またヨナがリタに惹かれている事に気づいている為、自身の気持ちを後回しにして彼の背中を押したり、複雑な表情を見せる一面もある。
    リタ・ベルナル
    幼馴染。「三人で生きてオーガスタから出る」という目的の為に彼女を見捨てる形になった事を悔いており、ヨナとリタを引き合わせる事も彼女の目的の一つであった。

    ルオ商会[編集 | ソースを編集]

    ルオ・ウーミン
    義父。不死鳥狩りへの介入は永遠の命を欲した彼の意向が働いたものであるとしているが、真偽は不明。
    ステファニー・ルオ
    義姉。政財界の間ではステファニーはミシェルの追放を企てていると噂されていたが……。
    ブリック・テクラート
    秘書。ミシェルからは兄のように慕われている。

    ティターンズ[編集 | ソースを編集]

    エスコラ・ゲッダ
    旧オーガスタ研究所施設長。彼と上級研究員のマルガの話を聞いた事で、彼女の運命が大きく変化する事になった。

    ジオン共和国[編集 | ソースを編集]

    モナハン・ハバロ
    ジオン共和国外務大臣。裏で繋がっており、IIネオ・ジオングを極秘裏に提供した。

    地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

    マウリ・レホ
    地球連邦軍参謀本部の中将。ミシェルの取引相手であり、彼女にシンギュラリティ・ワンに関する資料を極秘裏に提供した。

    名台詞[編集 | ソースを編集]

    「ナラティブ!さっさとハイメガ砲を使いなさい!その速度でコックピットから放り出されたら死ぬのはあんたよ!ヨナ!!」
    物語冒頭、第一回不死鳥狩りで。フェネクスに肉薄しながらも攻めあぐねるナラティブに。ともすれば短気にも見えるほどに決着を急ぐミシェル。あくまでもナラティブ呼びであったところを最後に思わずヨナの名前を叫んでしまう。そこまで余裕がなくなるほどフェネクスを求めていたのか、あるいは言葉通りヨナの身を気遣う本音が出てしまったのか、彼女の複雑な内面が垣間見える。
    「あの子は…あたしの欲しいものをいつも持っていく…!」
    物語冒頭。第一回不死鳥狩りを失敗したヨナとの談話中に。「人類に永遠の命を約束する」フェネクスに乗るリタを指して、忌々しげに吐き捨てる。
    実はミシェルはヨナに好意を寄せているが、ヨナはリタに好意を持っており、それも踏まえてのセリフ。
    「知っています。本当のこと。あたしをルオ商会に行かせてください。」「ヨナじゃボロが出ます。偽物を掴まされたとルオ商会が知ったら。」
    「あたしは…やり遂げます。」
    エスコラ・ゲッタとの取引で。ヨナと共謀してリタを売った、という汚名をあえて自ら着るための仕上げ。誰も知らない、孤独の戦いの始まりとなった。
    「探したのよ。あんたたちのこと。戦争が終わって、施設が閉鎖になった後すぐに…。」
    ヨナ「嘘つき…」
    「過去を消して軍に潜り込んだあんたの消息は掴めた。でも…」
    ヨナ「嘘つき…!」
    「あれからも戦争は続いた。表向き禁止されていても、ニュータイプの研究も……。その研究の結晶たるユニコーンタイプに、本物のニュータイプの素質を持つ強化人間があてがわれたのは当然のこと。あたしが行方を知ったときには、もう…。」
    ヨナ「嘘つき!!」
    サイド6での交戦中、NT-Dを発動させたナラティブがIIネオ・ジオングをジャックして共鳴を起こした際に。ヨナとミシェルのギクシャクした関係の本質、誤解が明らかになる。

    搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

    ローズバッド
    主にナラティブガンダムの運搬や作戦宙域への投入の際に乗船。
    89式ベースジャバー
    最終決戦でナラティブガンダム C装備サイコフレームを届ける際、ブリックと共に搭乗。94式ベースジャバーをブースターとして連結している。

    リンク[編集 | ソースを編集]