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ユニバーサル規格の浸透は長く続く戦乱の中での利便性の追求や、[[アナハイム・エレクトロニクス社]]によるMS市場の実質独占が背景にあり、連邦系の機体がジオン系の武装を装備・使用する事が出来るのも、このユニバーサル規格の恩恵である。ただし、別勢力の兵装を使用する際には運用ソフトウェアのコンバートが必要になるなど、必ずしもスムーズに武装を転用出来る訳ではない。 | ユニバーサル規格の浸透は長く続く戦乱の中での利便性の追求や、[[アナハイム・エレクトロニクス社]]によるMS市場の実質独占が背景にあり、連邦系の機体がジオン系の武装を装備・使用する事が出来るのも、このユニバーサル規格の恩恵である。ただし、別勢力の兵装を使用する際には運用ソフトウェアのコンバートが必要になるなど、必ずしもスムーズに武装を転用出来る訳ではない。 | ||
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+ | [[リギルド・センチュリー]]では、宇宙生活における緊急時の利便性を追求した結果、MSの操縦システムやハッチの開閉方法などがこの規格によって統一されており、より普遍的な物として扱われている。しかし、その普遍性は敵の潜入やMSの強奪を容易としてしまっている部分もある一方、特定の人物のみにしか使用出来ない物はタブー視される傾向にある。 | ||
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2024年1月5日 (金) 17:41時点における最新版
ユニバーサル規格(Universal Standard) [編集 | ソースを編集]
宇宙世紀で用いられている世界的産業規格。ユニバーサル仕様とも呼ばれる。
多種多様な産業分野に幅広く浸透し、モビルスーツもこの規格に基づいて開発・設計されており、ネジやI/Oポートなどの規格もこれに準じている為、異なる陣営の機体であっても規格に準じた装備であれば整備・点検が可能となっている。
ユニバーサル規格の浸透は長く続く戦乱の中での利便性の追求や、アナハイム・エレクトロニクス社によるMS市場の実質独占が背景にあり、連邦系の機体がジオン系の武装を装備・使用する事が出来るのも、このユニバーサル規格の恩恵である。ただし、別勢力の兵装を使用する際には運用ソフトウェアのコンバートが必要になるなど、必ずしもスムーズに武装を転用出来る訳ではない。
また、世界的に普及している事を逆手に取り、構成部品にユニバーサル規格の共有品を使用して生産メーカーを特定出来ないようにするケースもあり[1]、図面と資料があれば民間の自動車工場でも戦闘用MSの建造が可能となるといった問題も孕んでいる。
リギルド・センチュリーでは、宇宙生活における緊急時の利便性を追求した結果、MSの操縦システムやハッチの開閉方法などがこの規格によって統一されており、より普遍的な物として扱われている。しかし、その普遍性は敵の潜入やMSの強奪を容易としてしまっている部分もある一方、特定の人物のみにしか使用出来ない物はタブー視される傾向にある。