「クラウレ・ハモン」の版間の差分

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[[ランバ・ラル]]の内縁の妻。経緯については不明だが、民間人でありながら軍隊である[[ランバ・ラル隊]]に同行し、作戦にも参加。ラルの部下からも絶大な信頼を得ている。
 
[[ランバ・ラル]]の内縁の妻。経緯については不明だが、民間人でありながら軍隊である[[ランバ・ラル隊]]に同行し、作戦にも参加。ラルの部下からも絶大な信頼を得ている。
  
[[宇宙世紀]]0079年10月6日にガルマ仇討ちの命を受けたランバ・ラル隊と共に地球へ降下し、出撃中のラルに代わって[[ギャロップ]]の指揮を担当した。途中、立ち寄った[[ソドン]]の街でホワイトベースから脱走中の[[アムロ・レイ|アムロ]]を見かけて食事を奢ろうとしており、アムロを異性的な意味で気に入ったとも、同席だった部隊員の人数が13人で不吉な数字を嫌った縁起担ぎであったとも、単に酒場に同席した縁で他意はなかったとも言われている(これに関してはラル隊の面々からは「俺もあやかりたいもんだぜ」と冷やかされているところから、思わせぶりな意味があったと思われるが)。
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[[宇宙世紀]]0079年10月6日に[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]仇討ちの命を受けたランバ・ラル隊と共に地球へ降下し、出撃中のラルに代わって[[ギャロップ]]の指揮を担当した。途中、立ち寄った[[ソドン]]の街で[[ホワイトベース]]から脱走中の[[アムロ・レイ|アムロ]]を見かけて食事を奢ろうとした。これは、アムロを異性的な意味で気に入ったとも、同席だった部隊員の人数が13人で不吉な数字を嫌った縁起担ぎであったとも、単に酒場に同席した縁で他意はなかったとも言われている<ref>これに関してはラル隊の面々からは「俺もあやかりたいもんだぜ」と冷やかされているところから、思わせぶりな意味があったと思われる</ref>。
  
ランバ・ラルの死後、残軍を率いてホワイトベースを攻撃したハモンは、ガンダムはもちろんホワイトベースもろとも自爆を視野に入れた「[[錐の戦法]]」であと一歩まで追い込むも[[リュウ・ホセイ]]の特攻でマゼラトップを撃墜されて死亡した。漫画版ではリュウを撃墜するも、それに憤激したアムロの駆る[[ガンダム]]によって、マゼラトップを投げ飛ばされて戦死した。TV版では「ハモン・ラル」名義であったが、決定稿自体は「クラウレ・ハモン」名義である。
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ランバ・ラルの死後、残軍を率いてホワイトベースを攻撃したハモンは、ガンダムはもちろんホワイトベースもろとも自爆を視野に入れた「[[錐の戦法]]」であと一歩まで追い込むも[[リュウ・ホセイ]]の特攻で搭乗していたマゼラトップを撃墜され、死亡した。
 
 
『1st』と世界観の異なる『[[機動戦士ガンダム THE ORIGIN|THE ORIGIN]]』においてもラルのパートナーとして彼女もクローズアップされている。[[シャア・アズナブル]]の生母であるアストライアの親友で同僚、酒場の歌姫であった。アストライアが[[ジオン・ズム・ダイクン]]と結婚したため酒場「エデン」を受け継ぎ、後にランバ・ラルに見初められる。ランバ・ラルがザビ家の意向で冷遇されていた頃に部下のタチやクランプをウェイターとして(かくまうついでに)雇っていたりと、古株の隊員からはラル同様に非常に信頼されている。TV版のラルに寄り添い、物静かながらも敵討ちに命を懸けるなどの情熱的な姿とはやや異なり、活動的で情熱的、ちょっといたずらっぽい姿で描かれている。
 
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:立ち回りはTV版と概ね同一だが、エピソードの再構成に伴い、仇討ちエピソードが[[黒い三連星]]全滅後([[オデッサ作戦]]終了間際)に移動した。
 
:立ち回りはTV版と概ね同一だが、エピソードの再構成に伴い、仇討ちエピソードが[[黒い三連星]]全滅後([[オデッサ作戦]]終了間際)に移動した。
 
;[[機動戦士ガンダム THE ORIGIN]]
 
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:ラルのパートナーとして彼女もクローズアップされており、嘗ては[[シャア・アズナブル]]の生母であるアストライアの親友で同僚、酒場の歌姫であった。アストライアが[[ジオン・ズム・ダイクン]]と結婚したため酒場「エデン」を受け継ぎ、後にランバ・ラルに見初められる。ランバ・ラルがザビ家の意向で冷遇されていた頃に部下のタチやクランプをウェイターとして(かくまうついでに)雇っていたりと、古株の隊員からはラル同様に非常に信頼されている。TV版のラルに寄り添い、物静かながらも敵討ちに命を懸けるなどの情熱的な姿とはやや異なり、活動的で情熱的、ちょっといたずらっぽい姿が描かれている。
  
 
== 人間関係 ==
 
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:ラルの部下の1人。ラルの仇討ち戦にも他の隊員と共に同調し、実行に当たって「錐の戦法」を発案した。
 
:ラルの部下の1人。ラルの仇討ち戦にも他の隊員と共に同調し、実行に当たって「錐の戦法」を発案した。
 
;[[アストライア・トア・ダイクン]]
 
;[[アストライア・トア・ダイクン]]
:かつての友人にして、酒場「エデン」の同僚だった女性。ダイクンの死後、彼女の意を汲んで子供達を地球へ亡命させている。
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:『THE ORIGIN』ではかつての友人にして、酒場「エデン」の同僚だった。ダイクンの死後、彼女の意を汲んで子供達を地球へ亡命させている。
  
 
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== 搭乗機体・関連機体 ==
 
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:地球への降下時に乗艦。
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:地球への降下時に乗艦。ラル不在時には艦の指揮を採った。
 
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:地球降下後の座乗艦。
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:地球降下後の座乗艦。こちらもラル不在時に指揮を担当している。
 
;[[マゼラアタック|マゼラトップ]]
 
;[[マゼラアタック|マゼラトップ]]
:TV版第21話で搭乗。
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:TV版第21話で搭乗。ギャロップのカーゴの上部に置く形で砲台として用いられた。
 
;[[ガンタンク初期型]]
 
;[[ガンタンク初期型]]
:OVA『THE ORIGIN I』で連邦軍の戦車兵と共に搭乗。
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:OVA『THE ORIGIN I』で搭乗。連邦軍の戦車兵を買収し、キャスバル、アルテイシア兄妹の移送に用いた。
  
 
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2022年3月20日 (日) 06:54時点における最新版

クラウレ・ハモン
外国語表記 Crowley Hamon
登場作品
声優 中谷ゆみ (1st)
沢城みゆき (THE ORIGIN)
デザイナー 安彦良和
テンプレートを表示
プロフィール
種族 人間 (スペースノイド)
性別
没年月日 宇宙世紀0079年11月6日 (TV版1st)
所属組織 民間
所属部隊 ランバ・ラル隊
役職 部隊指揮
パイロット
階級 なし
主な搭乗機 ギャロップ
マゼラトップ
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

ランバ・ラルの内縁の妻。経緯については不明だが、民間人でありながら軍隊であるランバ・ラル隊に同行し、作戦にも参加。ラルの部下からも絶大な信頼を得ている。

宇宙世紀0079年10月6日にガルマ仇討ちの命を受けたランバ・ラル隊と共に地球へ降下し、出撃中のラルに代わってギャロップの指揮を担当した。途中、立ち寄ったソドンの街でホワイトベースから脱走中のアムロを見かけて食事を奢ろうとした。これは、アムロを異性的な意味で気に入ったとも、同席だった部隊員の人数が13人で不吉な数字を嫌った縁起担ぎであったとも、単に酒場に同席した縁で他意はなかったとも言われている[1]

ランバ・ラルの死後、残軍を率いてホワイトベースを攻撃したハモンは、ガンダムはもちろんホワイトベースもろとも自爆を視野に入れた「錐の戦法」であと一歩まで追い込むもリュウ・ホセイの特攻で搭乗していたマゼラトップを撃墜され、死亡した。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム
初登場作品。第12話でラルと共に登場し、常にその傍らにい続けた。ラルの死後、残りの部下を率いて仇討ちをせんとホワイトベースに肉薄するものの、リュウの特攻の前に仇討ちを果たせぬまま散った。
機動戦士ガンダム (冒険王版)
Vol.5とVol.7で登場。少年漫画でありながら紹介文で「ラルの内縁の妻ハモン」と表記されている。Vol.7でホワイトベースに奇襲を仕掛けた後、背後からガンダムに攻撃を仕掛けるものの、リュウのコア・ファイターが間に割って入ったため失敗。リュウを殺され怒りに燃えるアムロによってギャロップごと放り投げられ爆散した。
機動戦士ガンダムII 哀・戦士編
立ち回りはTV版と概ね同一だが、エピソードの再構成に伴い、仇討ちエピソードが黒い三連星全滅後(オデッサ作戦終了間際)に移動した。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN
ラルのパートナーとして彼女もクローズアップされており、嘗てはシャア・アズナブルの生母であるアストライアの親友で同僚、酒場の歌姫であった。アストライアがジオン・ズム・ダイクンと結婚したため酒場「エデン」を受け継ぎ、後にランバ・ラルに見初められる。ランバ・ラルがザビ家の意向で冷遇されていた頃に部下のタチやクランプをウェイターとして(かくまうついでに)雇っていたりと、古株の隊員からはラル同様に非常に信頼されている。TV版のラルに寄り添い、物静かながらも敵討ちに命を懸けるなどの情熱的な姿とはやや異なり、活動的で情熱的、ちょっといたずらっぽい姿が描かれている。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ジオン公国[編集 | ソースを編集]

ランバ・ラル
愛人。部隊では彼の参謀的な存在であると共に、公私を共にする深い絆で結ばれた間柄だった。
クランプ
ラルの副官。ハモンもラルと同様、彼の部下達から絶大な信頼を得ている。
タチ
ラルの部下の1人。ラルの仇討ち戦にも他の隊員と共に同調し、実行に当たって「錐の戦法」を発案した。
アストライア・トア・ダイクン
『THE ORIGIN』ではかつての友人にして、酒場「エデン」の同僚だった。ダイクンの死後、彼女の意を汲んで子供達を地球へ亡命させている。

地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

アムロ・レイ
ソドンの街で出会ったガンダムのパイロット。アムロにとってハモンは初めて目にする敵であると同時に「大人の女性」であった。そんな彼に興味を示したハモンは最期の瞬間まで愛憎に似た心情を見せた。
リュウ・ホセイ
ハモンに止めを刺した人物。冒険王版1stでは逆に彼に止めを刺す展開になった。

名台詞[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム[編集 | ソースを編集]

「あの坊やが邪魔するような事がありましたら…あなた…守って下さいましね」
第21話より、残存兵力で出撃した際の台詞。特攻を前に亡き夫に向けて並ならぬ決意を見せる。
ハモン「いくら装甲の厚いガンダムと言っても、これだけ近ければ持ちはすまい…。そしてガンダムとカーゴの爆発力は、木馬をも…」
アムロ「ハ、ハモンさんか…?」
ハモン「ホント…好きだったよ、坊や」
同上。カーゴを押し留めようとしながらも部下をまとめて撃墜するガンダムに感心しつつ、その背後を取った際に。かつて興味を示した相手が最愛のラルを仕留め、そして今再び敵となって立ち塞がる。そんな彼にハモンが抱いたのは果たして愛情か、それとも憎しみだったのだろうか。
「これでお終い…ハッ!?あぁっ!!」
最期の台詞。ガンダムのランドセルを撃ち抜き勝利を確信するハモンだったが、その時、脇からリュウのコア・ファイターが特攻。愛する人の仇討ちが叶う事の無いまま砂漠に散った。

機動戦士ガンダム (冒険王版)[編集 | ソースを編集]

「なんておそろしい………」
Vol.5より、グフ部隊を圧倒的パワーで粉砕したガンダムにラル共々戦々恐々しながら。当のガンダムが両腕を縛り付けたグフ2機をヒートロッドごと振り回して粉砕した上異様に細長いスパイク付きのガンダムハンマーで残りのグフを粉砕しているので、至極真っ当な反応である。これには味方のミライブライトですらドン引きするレベルだった。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN[編集 | ソースを編集]

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

ザンジバル
地球への降下時に乗艦。ラル不在時には艦の指揮を採った。
ギャロップ
地球降下後の座乗艦。こちらもラル不在時に指揮を担当している。
マゼラトップ
TV版第21話で搭乗。ギャロップのカーゴの上部に置く形で砲台として用いられた。
ガンタンク初期型
OVA『THE ORIGIN I』で搭乗。連邦軍の戦車兵を買収し、キャスバル、アルテイシア兄妹の移送に用いた。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. これに関してはラル隊の面々からは「俺もあやかりたいもんだぜ」と冷やかされているところから、思わせぶりな意味があったと思われる