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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ベスパ]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。機体カラーはオレンジ。<br>[[アビゴル]]をベースに開発された水陸両用機で変形して接近し、強襲する戦法を想定している。水中での運用を想定しているためビーム・ローターや[[ビームシールド|ビーム・シールド]]は装備されておらず、水圧に耐えられるように重装甲になっている。水陸両用機としての完成度はあまり高くなく、テスト不足なためかドゥカー機はコックピットに浸水を起こしている。水中用の機体でなくとも水中でも運用に支障がなかったためか、この機体から発展した機体は開発されていない。
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[[ベスパ]]が開発した水陸両用試作型[[可変モビルスーツ]]
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== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士Vガンダム]]
 
;[[機動戦士Vガンダム]]
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:初登場作品。第16話に[[ドゥカー・イク]]と[[レンダ・デ・パロマ]]の搭乗機が登場した。ロンドンデリーから宇宙へ上がろうとする[[リーンホース]]とそれを曳航する[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の戦艦に海中から接近するが、ドゥカー機はこの時点でコックピットが浸水を起こしている有様だった。魚雷攻撃で曳航艦2隻に損傷を与え曳航不能にし、艦上で[[シュラク隊]]と交戦するもレンダ機が劣勢に陥ったため2機共に海中へ退避。残りの曳航艦1隻への攻撃は叶わず、リーンホースの離水阻止に失敗したため撤退した。
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;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト]]
 
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=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
 
;変形
 
;変形
:巡航形態に変形可能。
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:MS形態から巡航形態に変形可能。巡航形態では頭部・腕部・脚部を格納し、足の裏の推進装置を展開する。
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
;ビーム・ライフル
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;[[ビーム・ライフル]]
:一般的な射撃兵装。左腕はクローとなっているため、右腕でしか使用できない。
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:本機専用のビーム・ライフル。上部に球状の[[エネルギーCAP|Eパック]]を装備しており、下部にはセンサーが設けられている。左腕はクローとなっているため、右腕でしか携行できない。
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;[[ビーム・サーベル]]
:2基装備されている。
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:両腕部に計2基収納されている接近戦用の武装。右腕でのみ携行可能で、水中での使用は不可。
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;腕部内蔵式ビーム・ガン
:両腕に内蔵されている。
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:両腕部側面のパーツに1門内蔵されている小型ビーム砲。パーツは巡航形態からMS形態へ変形した際に180度回転し、射撃体勢へと移る。
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:背部に2基装備される魚雷ポッド。使用後はパージされる。
;大型クロー
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;ショットクロー
:左手のマニピュレーターは大型クローとなっている。ワイヤー式で射出することが可能。
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:左手の格闘戦用大型クロー。ワイヤー式で左手自体を射出することが可能。
;ミサイル
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;背部大型ミサイル
:頭部後方に1発搭載されている。
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:背部に1発装備されている大型ミサイル。巡航形態では機首に相当する部分となっている。水中での整流効果を期待した形状であり、使用後は水中での機動性が低下する。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[アビゴル]]
 
;[[アビゴル]]
:原型機。
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*[http://www.v-gundam.net/mechanic/30.html 『機動戦士Vガンダム』公式サイト:ガルグイユ]
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== リンク ==
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*[[登場メカ]]
  
 
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*[[登場メカ]]
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2024年10月20日 (日) 17:48時点における最新版

ガルグイユ
外国語表記 Galguyu
登場作品 機動戦士Vガンダム
デザイナー 石垣純哉
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スペック
分類 水陸両用試作型可変モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 ZMT-D15M
頭頂高 14.2m
本体重量 9.8t
全備重量 26.2t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 5,420kW
スラスター総推力 60,260kg (17,720㎏×2、12,410㎏×2)
アポジモーター数 6
装甲材質 チタン合金ネオセラミック複合材
開発組織 ベスパ
所属 ザンスカール帝国
主なパイロット ドゥカー・イク
レンダ・デ・パロマ
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

ベスパが開発した水陸両用試作型可変モビルスーツ

アビゴルの設計をベースとした「デュアルタイプ」の機体であり、機体コンセプトも同様に強襲機となっている。水中での運用を考慮したことで凹凸の少ない機体形状となり、脚部ノズルには整流板が備わっている。頭部には補助センサーとして機能するアンテナが備わり、先端部を発光させることも可能。

武装はほとんどが内蔵式となっており、特に腕部に集中している。この時代で一般的なビーム・シールドは装備されていないが、水圧に耐えられるように重装甲となっている。

試作かつ急造で組み上げられた機体であり、水中での運用テストが不十分であったためか、ドゥカー機はコックピット内に浸水を起こしてしまっている。コックピットについても全天周囲モニターリニアシートを採用しているが、宇宙用の機体と比較して計器類の設置がかなり煩雑したものとなっている。また、他の機体でも水中での運用が可能であったためか、この機体から発展した機体は開発されていない。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士Vガンダム
初登場作品。第16話にドゥカー・イクレンダ・デ・パロマの搭乗機が登場した。ロンドンデリーから宇宙へ上がろうとするリーンホースとそれを曳航する地球連邦軍の戦艦に海中から接近するが、ドゥカー機はこの時点でコックピットが浸水を起こしている有様だった。魚雷攻撃で曳航艦2隻に損傷を与え曳航不能にし、艦上でシュラク隊と交戦するもレンダ機が劣勢に陥ったため2機共に海中へ退避。残りの曳航艦1隻への攻撃は叶わず、リーンホースの離水阻止に失敗したため撤退した。
機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

変形
MS形態から巡航形態に変形可能。巡航形態では頭部・腕部・脚部を格納し、足の裏の推進装置を展開する。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

ビーム・ライフル
本機専用のビーム・ライフル。上部に球状のEパックを装備しており、下部にはセンサーが設けられている。左腕はクローとなっているため、右腕でしか携行できない。
ビーム・サーベル
両腕部に計2基収納されている接近戦用の武装。右腕でのみ携行可能で、水中での使用は不可。
腕部内蔵式ビーム・ガン
両腕部側面のパーツに1門内蔵されている小型ビーム砲。パーツは巡航形態からMS形態へ変形した際に180度回転し、射撃体勢へと移る。
背部3連魚雷ポッド
背部に2基装備される魚雷ポッド。使用後はパージされる。
ショットクロー
左手の格闘戦用大型クロー。ワイヤー式で左手自体を射出することが可能。
背部大型ミサイル
背部に1発装備されている大型ミサイル。巡航形態では機首に相当する部分となっている。水中での整流効果を期待した形状であり、使用後は水中での機動性が低下する。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

アビゴル
ベース機。

資料リンク[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]