「ガンダムTR-1[ハイゼンスレイ]」の版間の差分
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2020年9月18日 (金) 20:18時点における版
ガンダムTR-1[ハイゼンスレイ] | |
---|---|
外国語表記 | GUNDAM TR-6 [HAZE'N THLEY] |
登場作品 | |
デザイン | 藤岡建機 |
スペック | |
---|---|
分類 | 試作型モビルスーツ |
型式番号 | RX-121-3C |
主動力 | 熱核融合炉 |
開発組織 | ティターンズ |
所属 | ティターンズ |
所属組織 |
概要
ガンダムTR-1[ヘイズル・アウスラ]に、ガンダムTR-6[ハイゼンスレイII]と共用の高速戦闘用の強化パーツを装着した機体[1]。これらの換装によって上半身はベース機のジム・クゥエルから一新されており、またTR-1のバリエーションとしては唯一「ヘイズル」の名を冠さない形態となった。
胸部ボディーアーマーと肩部、頭部の一部をハイゼンスレイIIと同型のパーツに変更し、バックパックのブースター・ポッドにはTR-6用のメガ粒子砲搭載型ブースター・ポッドが追加され、腰部ラッチにはTR-6の上半身部がサブ・アーム・ユニットIIとして装備されている。
TR-6の各種強化パーツや兵装と接続し運用が可能な形態であり、インレのコアユニットとして運用する計画も存在していたが、グリプス戦役でティターンズが敗北し、TR-6が破壊された事もあって実際に生産・運用される事は無かった。
登場作品と操縦者
- 電撃ホビーマガジン
- 本機の原案と言える模型作品の初出。「HGUC ヘイズル改」と「HGUC アドバンスド・ヘイズル」の発売を記念して開催された企画「ヘイズル強化計画コンペ」において、おずねこ氏が製作した「RX-118 ハイゼンスレイ」がフリー部門1位を受賞し、結果発表が行われた2007年1月号にて掲載された。「HGUC ヘイズル改」と「HGUC ガブスレイ」のミキシング作品であり、ガブスレイの実験機をコンセプトに製作されている。
- ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに
- 初登場作品。
- A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-
装備・機能
特殊機能
- 換装
- 機体各部に強化パーツを装着可能。肩部コンテナに各種武装を内蔵可能。
- 万能化換装システムとそれを支える強化人間人格OSによって敵の装備を奪い野戦換装を行うといった芸当も可能。
- 分離・合体
- フルドドIIと、それを介した大型パーツとの分離・合体が可能。
武装・必殺攻撃
- コンポジット・シールド・ブースター
- シールド、ブースター、ロング・ビーム・ライフル、ヒート・ソード、クロー・アーム・ユニットといった機能を備えた複合兵装。ガンダムTR-6の主兵装。
- 多彩な装備を内包し、格闘戦・射撃戦双方に対応可能な他、クロー・アームはワイヤーによる遠隔操作によってウインチ・ユニットとしても使用出来る。
- また、Iフィールド発生器も備えており、シールド周辺に展開して敵のビームを防御する。
- ハイメガ粒子砲
- ボディ・アーマーに内蔵されている高出力のメガ粒子砲。使用時には胴体中央部のハッチが回転する事で砲身が露出する。
- ハイメガ粒子砲を運用する為にボディー・アーマーの左右にはサブジェネレーター等の補機が搭載されているが、TR-6とは違い先端部は切り詰められている。
- メガ粒子砲
- 背部ブースター・ポッド(モビルアーマー形態の機首部分)に内蔵されているメガ粒子砲。普段はハッチが閉じているが、使用時に砲身が展開される。
- ハイゼンスレイ・ラー形態ではフロントアーマーにも増設され、ハイメガ粒子砲とともに縦二門で配置されたレイアウトは、サイコガンダムやドーベン・ウルフの胸部メガ粒子砲に連なる物となっている。
- 肩部ビーム・キャノン
- 両肩に装着されているビーム・キャノン。ガブスレイのそれを模した装備。
- 肩部コンテナ
- 内装を変更可能なコンテナユニット。ミサイルやガトリングなど多彩なオプションが用意されている。
- ビーム・ライフル
- ヘイズルから引き続き使用しているEパック方式のビーム・ライフル。
- ビーム・サーベル
- バックパックに搭載されているビーム・サーベル。ヘイズルから引き続き装備されている。
関連機体
- ガンダムTR-1[ヘイズル・アウスラ]
- ベース機。
- ガンダムTR-1[ハイゼンスレイ・ラーII]
- ハイゼンスレイにフルドドIIが合体した形態。火力をはじめとした性能が強化されている。
- ガンダムTR-6[ハイゼンスレイII]
- ガンダムTR-6にハイゼンスレイと共通の強化パーツを装着した形態。機種統合計画ではガブスレイの後継機として位置づけられている。
資料リンク
リンク
脚注
- ↑ ハイゼンスレイとハイゼンスレイIIは平行して開発されているので、ハイゼンスレイIIの「II」は開発順を示すものではなく、ガンダムTR-6の命名法則に則った名称である。