「量産型ΖΖガンダム」の版間の差分
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2019年7月9日 (火) 14:59時点における版
量産型ΖΖガンダム | |
---|---|
外国語表記 | ΖΖ Gundam Mass Production Type |
登場作品 | |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
分類 | 量産試作型モビルスーツ |
型式番号 | MSZ-013 |
頭頂高 | 18.5m |
本体重量 | 29.2t |
全備重量 | 53.5t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 2,210kW |
スラスター総推力 | 97,500kg |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
センサー有効半径 | 11,300m |
開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属 |
エゥーゴ 地球連邦軍 |
主なパイロット |
ブレイア・リュード イング・リュード 他 |
概要
アナハイム・エレクトロニクス社が開発したエゥーゴの試作型モビルスーツ。ΖΖガンダムの量産化を目的とした機体である。カラーリングは白とオレンジに変更されている。
単体での高い戦闘力を維持しつつ生産性を高めるべく、コアブロックシステムや分離・変形機構はオミットされた。これによってコストダウンを図ると共に複雑化した機体構造から来る整備性の悪化や構造的な脆弱性の問題等も解消されている。頭部カメラはジムを思わせるバイザー型になったが、その下にはツインアイが隠れている。背部バックパックも小型化された。装甲はかなり厚く、数発程度ならばビーム・ライフルの直撃にも耐えられるだけの高い防御力を持つ。本機もこの時期のMSによく見られる大火力化の例に漏れず、ベース機に勝るとも劣らない多数の武装を有している。実弾兵器は勿論ビーム兵器もかなりの数を装備するが、それらを使用する為に高出力のジェネレーターを搭載した事でコストが再び高騰化してしまっている。なお、ショルダースラスターアーマーはオプション・ウェポン・ポッドに変更されており、これを別の装備へと換装する事も可能。
登場作品と操縦者
- M-MSV
- 4機が試作されたが、搭載した高出力ジェネレーターが原因でベース機と比較しても生産性が大差なかった為に制式採用される事なく終わっている。
- 機動戦士ガンダム U.C.0094 アクロス・ザ・スカイ
- 主なパイロットはブレイア・リュード、イング・リュード。
ガンダムデルタカイとの技術比較検証用として1機が配備されており、パガン島に現れたジオン残党の攻撃にも参加している(この時のパイロットは不明)。デルタカイがレイヴン隊に渡ってからはフレスベルク隊の戦力として運用される事になり、ブレイアの乗機としてティターンズ残党等と戦った。デビルズ・ネストでの戦闘ではブレイアがデルタカイに乗り換えた為、代わりにイングが本機に乗ってナイトロシステム搭載型のサイコガンダム及びサイコガンダムMk-IIと交戦して撃破する。だがハイ・メガ・キャノンと胸部ビーム砲の同時発射に機体が耐え切れず頭部と胸部が完全に熔解し、イングも戦死した。
装備・機能
特殊機能
- 換装
- 肩部の装備を換装可能。
武装・必殺攻撃
- 50mmバルカン砲
- 頭部に2門内蔵されている。
- ビーム・ライフル
- 携行式のビーム砲。ΖΖガンダムとは違い、単砲身となっている。
- ビーム・サーベル
- 右腰部に2基マウントされている。通常型と思われ、ハイパー・ビーム・サーベルよりサイズが小さい。
- 3連装ミサイル・ポッド
- 左腰部に1基装備。
- グレネード・ランチャー
- 両前腕部に1基ずつ、計2基を装備している。
- マイクロ・ミサイル・ポッド
- バックパック上部に2基を装備している。ΖΖガンダムの物と比べて小型であり、装弾数も減っている。
- ビーム・キャノン
- オプション・ウェポン・ポッドに各1門ずつ、計2門を装備。高い威力を持つ。
- ハイパー・ビーム・サーベル
- ビーム・キャノンを取り外す事でハイパー・ビーム・サーベルとして使用可能。形成される刀身部の出力は通常のビーム・サーベルの倍以上で、高出力ジェネレーターを持つ本機だからこそ扱える武器である。
- 3連装マイクロ・ミサイル・ポッド
- オプション・ウェポン・ポッドに各1基ずつ、計2基を装備。
- 拡散メガ粒子砲
- 胸部に1門内蔵。拡散ビームを発射して広範囲の敵機に対し攻撃する。収束発射も可能。
- 簡易型ハイ・メガ・キャノン
- 頭部に1門内蔵されている。ベース機が装備していた物の簡易型であり、発射できる回数は2発のみ。
デビルズ・ネストでの戦闘では出力を最大まで引き上げつつ拡散メガ粒子砲も同時に使用し、サイコガンダムを破壊した。