「ザク強行偵察型」の版間の差分
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2019年6月2日 (日) 08:40時点における版
ザク強行偵察型 | |
---|---|
外国語表記 | Recon Type Zaku |
登場作品 | MSV 機動戦士Ζガンダム |
デザイン | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
分類 | 偵察用量産型モビルスーツ |
型式番号 | MS-06E |
頭頂高 | 17.7m |
本体重量 | 60.4t |
全備重量 | 76.2t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 951kw |
スラスター総推力 | 53,750kg |
センサー有効半径 | 3,200m |
開発組織 | ジオン公国軍 |
所属 | ジオン公国軍/ティターンズ |
概要
ザクIIの機動性能を活かし、戦略偵察機として転用する目的で開発されたモビルスーツ。他と比較して装甲が薄くされた訳でもなく、ユニット化された探知システムを装着したマイナーチェンジ型という性格が強い[1]。しかし、試作機のロールアウトした時点ではその意を多少曲げて、死角から徐々に軽量化が図られている。
頭部のモノアイが大口径の高精度・複合型に換装され、上面への可動も可能になった。シールドとスパイクアーマーは取り外され、代わりに両肩カメラユニットを設置。更に腰の関節ユニットを前方延長してカメラを収納している。 ランドセルもS型用のロケットエンジンをボブアップした改良型が搭載されている。機体内部の燃料搭載スペースが10%増加され、胸部左右には緊急離脱用ロケットが装着されている。
広範囲の偵察用として一般部隊に配備されたが、特殊任務用として機動力と探知システムの性能向上を測ったザク・フリッパーが開発された他、ザクI・スナイパータイプにも本機のモノアイが転用されている。
登場作品と操縦者
- MSV
- 出典作品。
- 機動戦士Ζガンダム
- 戦後に連邦軍に接収され、全天周モニター・リニアシートへの換装、シールド用ラッチの増設といった近代化改修が行われ、ティターンズなどで運用された。
- 第10話に登場しアンマンへの攻撃の際、岩陰から攻撃座標のデータをアレキサンドリアへ送ったが、最終的に百式に発見され、コックピットを破壊されている。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- カメラ・ガン
- 偵察用の携行式カメラ。形式番号CE-16TX。
- ザク・マシンガン
- ドラムマガジン式の120mmマシンガン。戦力不足のため一部の部隊では装備している。
- シールド
- ハイザック用のシールド。連邦に接収された機体はこれを装備する為のラッチが増設されている。
対決・名場面
関連機体
- ザクII
- 原型機。C型とF型のどちらかがベースとされる。『MS IGLOO -黙示録0079-』第2話には黒塗りの機体が登場し、連邦軍に占拠されたソロモンに強行偵察を行っている。
- ザクE・バズノーズ
- 背部に中距離航行用ブースターを装備した機体。
- ザクフリッパー
- 本機を改良した機体。
- ザクI・スナイパータイプ
- 本機のモノアイが転用されている。
商品情報
脚注
- ↑ 探知システムを簡略化して交換性を高めたのは、戦闘状態に突入した際の即時武装化に軍部の意向による所が大きい。
リンク
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