「ホワイトベース」の版間の差分
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*正規乗員数:128名または225名 | *正規乗員数:128名または225名 | ||
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*オペレーター:[[オスカ・ダブリン]]、[[マーカー・クラン]] | *オペレーター:[[オスカ・ダブリン]]、[[マーカー・クラン]] | ||
*操舵士:[[ミライ・ヤシマ]] | *操舵士:[[ミライ・ヤシマ]] | ||
*通信士:[[フラウ・ボゥ]] | *通信士:[[フラウ・ボゥ]] | ||
+ | *メカニック:[[オムル・ハング]](メカニックチーフ) | ||
+ | *料理長:[[タムラ]] | ||
+ | *民間人:[[カツ・コバヤシ|カツ・ハウィン]]、[[レツ・コ・ファン]]、[[キッカ・キタモト]]、[[ハロ]] | ||
+ | }}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 --> | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
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== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
;[[機動戦士ガンダム]] | ;[[機動戦士ガンダム]] | ||
− | :初代艦長は[[パオロ・カシアス]]。パオロ負傷(死亡とする資料も)後は無傷の士官のうち最も高位だった[[ブライト・ノア]]が指揮を引き継ぐ。<br />[[アムロ・レイ]]ら、「機動戦士ガンダム」に登場する主な連邦軍側の人物の多くが乗艦しているが、軍事訓練を受けていない非正規兵が多いため捕虜([[コズン・グラハム]])の身体チェックが甘く脱走を許す、尾行・追跡されてしまい[[ジャブロー]]の位置が露見してしまうなど失態もあった。<br />それでも[[ブライト・ノア]]の指揮とガンダムの活躍などによって目覚ましい戦果を挙げ、[[ジャブロー]]に寄港した際に「[[第13独立戦隊]]」という所属と乗組員の軍籍が与えられてようやく正規の運用体制に組み込まれた。サイド7脱出以来[[シャア・アズナブル]]をはじめとする数多くの強敵と交戦し大規模作戦への従軍も多かったことから「不沈艦」の異名を持っていたが、一年戦争最終決戦にあたる[[ア・バオア・クー]] | + | :初代艦長は[[パオロ・カシアス]]。パオロ負傷(死亡とする資料も)後は無傷の士官のうち最も高位だった[[ブライト・ノア]]が指揮を引き継ぐ。<br />[[アムロ・レイ]]ら、「機動戦士ガンダム」に登場する主な連邦軍側の人物の多くが乗艦しているが、軍事訓練を受けていない非正規兵が多いため捕虜([[コズン・グラハム]])の身体チェックが甘く脱走を許す、尾行・追跡されてしまい[[ジャブロー]]の位置が露見してしまうなど失態もあった。<br />それでも[[ブライト・ノア]]の指揮とガンダムの活躍などによって目覚ましい戦果を挙げ、[[ジャブロー]]に寄港した際に「[[第13独立戦隊]]」という所属と乗組員の軍籍が与えられてようやく正規の運用体制に組み込まれた。サイド7脱出以来[[シャア・アズナブル]]をはじめとする数多くの強敵と交戦し大規模作戦への従軍も多かったことから「不沈艦」の異名を持っていたが、一年戦争最終決戦にあたる[[ア・バオア・クー]]攻略戦にて機関部を破壊され不時着。後にア・バオア・クー陥落と同時に爆発に巻き込まれて爆沈した。 |
+ | ;[[機動戦士ガンダム (小説版)]] | ||
+ | :「ホワイトベース級」として名前のみの登場。[[ペガサス級|ペガサス]]が代わりを務める。 | ||
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+ | :概ね『1st』と同じ経緯を辿る。また、ジャブロー到着時にはペガサスとして再竣工された。なお、同作ではホワイトベースの活躍を受けペガサス級が量産化されている。 | ||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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:[[ミノフスキー粒子]]を使用した大気圏内で艦を浮上させるシステム。移動はエンジンで行う。 | :[[ミノフスキー粒子]]を使用した大気圏内で艦を浮上させるシステム。移動はエンジンで行う。 | ||
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== 武装・必殺攻撃 == | == 武装・必殺攻撃 == | ||
;52cm火薬式主砲 | ;52cm火薬式主砲 | ||
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;連装メガ粒子砲 | ;連装メガ粒子砲 | ||
:両舷のMSデッキとエンジンブロックの間に装備。不使用時は黄色の円形のシャッターの内側に格納されている。『哀戦士』ではジャブロー入港時に新型のものに換装され、水平に配置されていたものが垂直に配置されるようになった。 | :両舷のMSデッキとエンジンブロックの間に装備。不使用時は黄色の円形のシャッターの内側に格納されている。『哀戦士』ではジャブロー入港時に新型のものに換装され、水平に配置されていたものが垂直に配置されるようになった。 | ||
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+ | *[[Gファイター]](TV版のみ)×0→1→2 | ||
+ | *[[コア・ブースター]](劇場版のみ)×0→1→2 | ||
+ | *航空航宙機×7→8→9 | ||
+ | *宇宙艇×2 | ||
+ | *[[ランチ]]×2 | ||
== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
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;[[スパルタン]] | ;[[スパルタン]] | ||
:同型艦。 | :同型艦。 | ||
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;[[アーガマ]] | ;[[アーガマ]] | ||
;[[ネェル・アーガマ]] | ;[[ネェル・アーガマ]] | ||
:後継艦。 | :後継艦。 | ||
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;[[アークエンジェル]] | ;[[アークエンジェル]] | ||
:本艦のオマージュ的な艦。船体の構造・レイアウトやカラーリングなどが酷似している。 | :本艦のオマージュ的な艦。船体の構造・レイアウトやカラーリングなどが酷似している。 | ||
− | + | == 余談 == | |
− | + | *ホワイトベースのデザインは虫プロダクションのビルの形状が基となっている。 | |
− | + | **[http://blog.livedoor.jp/okada_toshio/archives/51553072.html アニメ関係者なら知っていた “ホワイトベース” のデザイン元ネタ] | |
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== リンク == | == リンク == | ||
*[[登場メカ]] | *[[登場メカ]] | ||
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+ | [[Category:機動戦士ガンダム]] | ||
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2019年4月3日 (水) 03:32時点における版
ホワイトベース | |
---|---|
外国語表記 | White Base |
登場作品 | |
デザイン | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
分類 | 強襲揚陸艦[1] |
艦級 | ペガサス級(ホワイトベース級) |
艦籍番号 | SCV-70/LMSD-71 |
全長 | 262m |
全高 | 93m(艦橋まで83m) |
全幅 | 202.5m |
重量 | 32,000t |
出力 | 550,000hp |
推進機関 |
|
推力 | 16,000t×4×2または32,000t×2(総推力550,000t) |
最高速度 | マッハ12 (大気圏内) |
装甲材質 | ルナチタニウム合金 |
搭載数 |
|
開発組織 | 地球連邦軍 |
開発拠点 | ジャブローAブロック1号ドック |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | ホワイトベース隊 ⇒ 第13独立戦隊(星一号作戦参加時) |
乗員人数 |
|
艦長 | パオロ・カシアス ⇒ ブライト・ノア |
主な搭乗員 |
概要
地球連邦軍が開発した初のMS搭載能力を持つ宇宙艦であり、コアブロックシステムの運用を前提としている。上部から見るとH型の特徴的なフォルムをしており、前方にMSカタパルト2基を、その間にガンペリー用の発進デッキを備える。艦全体がブロック化されているのが特徴で、破損部分を切り離すことが可能である。搭載MSはガンダム、ガンキャノン、ガンタンク。搭載機はコア・ファイター、ガンペリー、Gファイター(劇場版ではコア・ブースター)。その他非戦闘用として宇宙艇やランチを備える。
主砲の火力は高いが、反動も大きいため発射時には他の火器の使用を制限する必要がある。一方、それ以外は両舷のメガ粒子砲を除けば射程の短い火器のみとなっており、防衛は搭載MS頼みである。しかし、搭載MSの数や性能によってはその運用方法が有用であったため、アーガマやラー・カイラムなど後世の艦船の中にも同様の運用をするものがある。
開発の経緯については、一般的にはV作戦により建造されたとするのが一般的だが、資料によっては元々セイバーフィッシュを搭載することを前提に設計された揚陸艦であり、V作戦発動に当たって急遽設計がMS用に変更されたとされる。また「ペガサス級1番艦」と呼称されるのは、ネームシップのペガサスがエンジンの修理で進水が遅れ、本艦と順序が入れ替わったからだとされている。
外観が馬が足を前後伸ばした形に見えたため、ジオン軍からは「木馬」のコードネームで呼ばれる。また、その特徴的なシルエットやアムロ・レイの駆るガンダムなどによる多大な戦果から敵味方の間で広く知られており、それを逆手にとってソロモン攻略戦では囮部隊として投入された。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム
- 初代艦長はパオロ・カシアス。パオロ負傷(死亡とする資料も)後は無傷の士官のうち最も高位だったブライト・ノアが指揮を引き継ぐ。
アムロ・レイら、「機動戦士ガンダム」に登場する主な連邦軍側の人物の多くが乗艦しているが、軍事訓練を受けていない非正規兵が多いため捕虜(コズン・グラハム)の身体チェックが甘く脱走を許す、尾行・追跡されてしまいジャブローの位置が露見してしまうなど失態もあった。
それでもブライト・ノアの指揮とガンダムの活躍などによって目覚ましい戦果を挙げ、ジャブローに寄港した際に「第13独立戦隊」という所属と乗組員の軍籍が与えられてようやく正規の運用体制に組み込まれた。サイド7脱出以来シャア・アズナブルをはじめとする数多くの強敵と交戦し大規模作戦への従軍も多かったことから「不沈艦」の異名を持っていたが、一年戦争最終決戦にあたるア・バオア・クー攻略戦にて機関部を破壊され不時着。後にア・バオア・クー陥落と同時に爆発に巻き込まれて爆沈した。 - 機動戦士ガンダム (小説版)
- 「ホワイトベース級」として名前のみの登場。ペガサスが代わりを務める。
- 機動戦士ガンダム THE ORIGIN
- 概ね『1st』と同じ経緯を辿る。また、ジャブロー到着時にはペガサスとして再竣工された。なお、同作ではホワイトベースの活躍を受けペガサス級が量産化されている。
装備・機能
- ミノフスキー・クラフト・システム
- ミノフスキー粒子を使用した大気圏内で艦を浮上させるシステム。移動はエンジンで行う。
- 分離
- 損傷したエンジンブロック等を切り離す事ができる。
武装・必殺攻撃
- 52cm火薬式主砲
- 艦橋前方、サブブリッジの上部に設置された連装主砲。地上における有効射程は72km。実弾を使用する大口径砲なので反動が大きく、発砲時は他の火器の使用に制限がかかるとされる。一部のゲーム作品ではメガ粒子砲として設定されることがある。
- 連装メガ粒子砲
- 両舷のMSデッキとエンジンブロックの間に装備。不使用時は黄色の円形のシャッターの内側に格納されている。『哀戦士』ではジャブロー入港時に新型のものに換装され、水平に配置されていたものが垂直に配置されるようになった。
- 連装機関砲
- サブブリッジ左右などに設置される対空機関砲。機銃手が銃座で直接操作する形式。
- ミサイルランチャー
- MSデッキ左右などに装備。
艦載機
- ガンダム
- ガンキャノン×1→2(劇場版II)
- ガンタンク×1→0(劇場版II)
- コア・ファイター×6
- ガンペリー
- Gファイター(TV版のみ)×0→1→2
- コア・ブースター(劇場版のみ)×0→1→2
- 航空航宙機×7→8→9
- 宇宙艇×2
- ランチ×2
対決・名場面
- バレルロール
- 第19話でランバ・ラルのグフ(『THE ORIGIN』ではステッチのザクII)に取り付かれた際、ミライの機転により披露された。グフを振り落とす事には成功するものの、艦内の固定されていなかった物の被害は相当なものであっただろう。後の『SEED』では、本艦のオマージュであるアークエンジェルが船体下への攻撃のためにバレルロールを実行している。
関連機体
- ペガサス
- ホワイトベースJr.
- ブランリヴァル
- サラブレッド
- グレイファントム
- アルビオン
- スパルタン
- 同型艦。
- アーガマ
- ネェル・アーガマ
- 後継艦。
- アークエンジェル
- 本艦のオマージュ的な艦。船体の構造・レイアウトやカラーリングなどが酷似している。
余談
- ホワイトベースのデザインは虫プロダクションのビルの形状が基となっている。
商品情報
プラモデル
フィギュア
リンク
脚注
- ↑ 資料によっては宇宙戦艦(SBB)、全領域型戦艦、宇宙空母(SCV)、宇宙攻撃空母(SCVA)、モビルスーツ搭載強襲揚陸艦(LMSD)、RXモビルスーツ用強襲揚陸艦、モビルスーツ用揚陸艦などとされる場合がある。