「ジム・スナイパー」の版間の差分
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2021年3月18日 (木) 18:21時点における版
ジム・スナイパー | |
---|---|
外国語表記 | GM Sniper |
登場作品 | 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 |
デザイナー |
大河原邦男 (機体) 山根公利 (LRビーム・ライフル) |
スペック | |
---|---|
分類 | 地上用先行量産型モビルスーツ |
型式番号 | RGM-79〔G〕 |
頭頂高 | 18.0m |
全高 | 18.0m |
本体重量 | 53.8t |
全備重量 | 66.0t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,150kW |
スラスター総推力 | 49,000kg |
装甲材質 | ルナ・チタニウム合金 |
センサー有効半径 | 6,000m |
開発組織 | 地球連邦軍 |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | コジマ大隊 |
主なパイロット | 連邦兵 |
概要
陸戦型ジムをロングレンジ・ビーム・ライフルによる狙撃用に調整した機体。ジャブローへの直接攻撃が可能なアプサラスへの対抗措置として急遽コジマ大隊に緊急配備された。
機体色がカーキグリーンに変更、精密射撃をするためのセンサー精度向上、ロングレンジ・ビーム・ライフルのOSのインストールなど、細部に違いはあるが、基本性能は陸戦型ジムとほぼ同じである。本機最大の特徴はロングレンジ・ビーム・ライフルによる精密射撃であるが、武器の特性上、作戦中はほぼ固定砲台化する。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム 第08MS小隊
- 初登場作品。第10話~第11話でイーサン・ライヤーの乗艦するビッグトレーの護衛として数機登場。最低でも4機以上は確認できる。休戦協定を無視して攻撃を行ったアプサラスIIIに対して、報復としてイーサンの指示でケルゲレンを撃沈し、更にはアプサラスだけでなく軍を離脱したシローのガンダムEz8に対しても狙撃する等の汚れ役を担った。
- ガンプラ
- 立体化の際には基本的に陸戦型ジムの武装が付属する他、2006年発売の「MG 1/100 ジム・スナイパー」では新規造形のヒートシンク付きバックパックが付属。以降、ゲーム作品や立体物に設定込みで用いられるようになる。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- ロングレンジ・ビーム・ライフル
- ルナ・チタニウム合金製の装甲を瞬時に溶かす高威力と、長射程を誇る、大型のビーム・ライフル。しかし、高威力精密射撃を行うには、発砲中の銃身冷却剤やビームのエネルギーを、パイプチューブによる機体外部のエネルギーCAPシステムからの供給に頼らなければならないため、作戦行動中は事実上の固定砲台としてしか運用できないという欠点を持つ。ただし、強制冷却用のヒートシンク増設大型バックパックを装備するか、威力を下げて射出時間を短くするのならば携行武器として使用可能。
- ビーム・サーベル
- 脚部に2本装備。上記の欠点の都合上ほぼ自衛武装である。
対決・名場面
- アプサラス開発基地攻略戦にて
- 『08』第11話より。アプサラスIIIが休戦協定を無視した攻撃を行ったため報復措置として、負傷兵を乗せて戦線離脱中のザンジバル級機動巡洋艦ケルゲレンを撃沈し、そこから脱出したグフフライトタイプを撃墜。さらに、命令を無視してアプサラスIIIに近付こうとするガンダムEz8も狙撃し、左半身を抉り取る。続いてアプサラスIIIのミノフスキークラフトユニットを撃ち抜き中破させたが、メガ粒子砲の反撃でコクピットを撃ち抜かれ、戦闘不能となった。
関連機体
「ジム・スナイパー」の名を冠した機体は複数あるが、本機も含めていずれも母体となった機体が異なっており、開発系譜上はほぼ別系統に属する赤の他人である(後発の機体はそれまでの狙撃機のコンセプトを引き継いでいるという点はあるが)。
- 陸戦型ジム
- 通常仕様。
- ジム・スナイパーカスタム
- こちらはジムをベースとした機体[1]。性能が全体的に底上げされており、狙撃戦以外にも対応できる万能機となっている。
- ジム・スナイパーII
- ジム・スナイパーカスタムの設計コンセプトをジム・コマンド系列機に反映させた機体(つまりスナイパーカスタムが「ジム・スナイパーI」にあたる)。
- こちらも高性能な万能機。専用の狙撃用ライフルの他、ジム・スナイパーのロングレンジ・ビーム・ライフルを装備している機体も存在する。
- ジム・スナイパーIII
- ジム改高機動型の狙撃仕様。
- ジム・スナイパー,EX
- ジム・スナイパータイプの最終モデル。
商品情報
ガンプラ
リンク
脚注
- ↑ 「ジム・スナイパーの改造機」ではなく「ジムを狙撃戦向けに改良(スナイパーカスタム)した機体」。