「ガンダムフェニーチェリナーシタ」の版間の差分

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(修正)
3行目: 3行目:
 
*登場作品:[[ガンダムビルドファイターズ]]
 
*登場作品:[[ガンダムビルドファイターズ]]
 
*デザイナー:海老川兼武
 
*デザイナー:海老川兼武
*分類:[[モビルスーツ]]([[ガンプラ]])
+
*分類:[[可変モビルスーツ]]([[ガンプラ]])
 
*装甲材質:プラスチック
 
*装甲材質:プラスチック
 
<!-- *頭頂高: -->
 
<!-- *頭頂高: -->
16行目: 16行目:
 
*ファイター:[[リカルド・フェリーニ]]
 
*ファイター:[[リカルド・フェリーニ]]
  
[[リカルド・フェリーニ]]が製作した[[ガンプラ]]。<br />[[アイラ・ユルキアイネン]]の[[キュベレイパピヨン]]とのバトルで大破した[[ウイングガンダムフェニーチェ]]を改修した機体である。かなり手酷くやられた事もあって全面改修された事で原型機の面影がほとんど残らない程。全体的にかなりシャープなシルエットとなり、以前のフェニーチェがバトルで壊れた箇所を改修した事でアンシンメトリーになっていたが、全面改修に伴い、片方だけになっていた装甲やバックパックのウイングなども左右対称に増設され完全なシンメトリーとなっている。頭部の形状も損傷部を直してツインアイのカラーリングは緑で統一している。最大の特徴は可変機構を再導入した事で、バード形態への変形が可能とり機動力が大幅に向上している。
+
[[リカルド・フェリーニ]]が製作した[[ガンプラ]]。<br />[[アイラ・ユルキアイネン]]の[[キュベレイパピヨン]]とのバトルで大破した[[ウイングガンダムフェニーチェ]]を改修した機体である。かなり手酷くやられた事もあって原型機の面影がほとんど残らない程の全面改修が行われ、機体各部の形状は全体的にかなりシャープなものとなった。装備している武装の多くが追加・変更され、特にビームマントを両肩に内蔵しつつ手持ちのシールドを標準装備する事で防御面が強化されている。大破してから数日と言う短い期間で完成しているが、これは以前から既に武装等の製作に取り掛かっていた為。<br />フェニーチェは[[ガンプラバトル]]の度に壊れた箇所の改修を繰り返した事で各部装甲や背部のウイング等が左側だけに集中し、それによってアシンメトリーなシルエットが形成されていたが、本機では全面改修に伴って完全にシンメトリーな姿へと変更された。このような改修が行われたのは、フェリーニが予てよりフェニーチェをバランスのとれた「'''完全版フェニーチェ'''」とも呼べるガンプラとして完成させる構想を練っていた為である。なお頭部も損傷部分を直して左右対称な形状とし、ツインアイのカラーリングは緑で統一している。<br />最大の特徴は可変機構を再導入した事で、バード形態への変形が可能となり機動力や航続距離が大幅に向上している。その反面、構造が複雑化したせいで製作難度が上がり、しかも効果的な変形タイミングを見極める為の判断力が要求される事からファイターを選ぶ機体となってしまっているが、フェリーニはそのどちらもクリアしているので全く問題にならない。
  
元々、フェリーニが左右非対称だったフェニーチェを完全に左右対称として完成させる構想を持ち、新たに装備したシールドなどはすでに制作に取り掛かっていた事もあって大破してから数日と言う短い期間で完成しており、完全に左右対称となった事で「'''完全版フェニーチェ'''」とも呼べるガンプラとして完成した。
+
改造する際の本機のコンセプトは「[[新機動戦記ガンダムW]]」劇中に[[ウイングガンダム]]のマークIIが存在していたらと言うもので、そこにフェリーニ独自の発想が加えられている。その為、オリジナルのウイングガンダムと同様にバード形態に変形しての高速移動やバスターライフルによる一撃必殺を主な戦闘スタイルとしている。一方で武装を増やしたり、バスターライフルにオリジナルには無い機能を追加したりして継戦能力を向上させる等の強化も行われている。
 
 
機体のコンセプトはガンダムWの作中にウイングガンダムのマークⅡが存在していたらと言う物で、そこにフェリーニ独自の発想が加えられている。
 
 
 
バード形態が復活した事で、オリジナルのウイングガンダム同様にバード形態による高速移動からのフェニーチェライフルによる一撃必殺をメインとしている。
 
 
 
その他にも左右対称となった事でビームマントが両肩に内蔵され、手持ちのシールドを標準装備する事で防御面も強化されている。
 
  
 
「リナーシタ」はイタリア語で「復活」を意味し、フェニーチェがキュベレイパピヨンに大破させられた状態から改修されて復活したところから名づけられていると思われる。<br />なお、名称は「ウイングガンダムフェニーチェリナーシタ」とも表記される事がある。
 
「リナーシタ」はイタリア語で「復活」を意味し、フェニーチェがキュベレイパピヨンに大破させられた状態から改修されて復活したところから名づけられていると思われる。<br />なお、名称は「ウイングガンダムフェニーチェリナーシタ」とも表記される事がある。
31行目: 25行目:
 
<!-- :作品名:説明 -->
 
<!-- :作品名:説明 -->
 
;[[ガンダムビルドファイターズ]]
 
;[[ガンダムビルドファイターズ]]
:ファイターは[[リカルド・フェリーニ]]。<br />[[ガンプラバトル選手権]]世界大会決勝戦の前夜祭にて行われた[[ガンプラバトル]]に参加して[[サザキ・ススム]]の[[ギャンバルカン]]や他の参加者の[[シャッフル・ハート]]を撃破したが、[[キララ]]の[[ガーベラ・テトラ]]の前に敗北した。その後は暴走する大型アリスタを破壊する為に投入された。大型アリスタ破壊後はセイとレイジがユウキ・タツヤとの真の決勝戦を行う為に損傷しているスタービルドストライクの両腕の代わりに本機の物で代用している。
+
:ファイターは[[リカルド・フェリーニ]]。<br />[[ガンプラバトル選手権]]世界大会決勝戦の前夜祭にて行われた[[ガンプラバトル]]に参加して[[サザキ・ススム]]の[[ギャンバルカン]]や他の参加者の[[シャッフル・ハート]]を撃破したが、[[キララ]]の[[ガーベラ・テトラ]]の前に敗北した。その後は暴走する巨大[[アリスタ]]を破壊する為に投入された。<br />巨大アリスタ破壊後は[[イオリ・セイ|セイ]]と[[レイジ]]が[[ユウキ・タツヤ]]との真の決勝戦を行う際、破損していた[[スタービルドストライクガンダム]]の両腕の代わりとして本機の物を貸し出している。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
46行目: 40行目:
 
;マシンキャノン
 
;マシンキャノン
 
:胸部に2門内蔵されている。バルカン砲よりも高威力。
 
:胸部に2門内蔵されている。バルカン砲よりも高威力。
;リナーシタライフル
+
;バスターライフルカスタム
:本機の主兵装。バスターライフルカスタムの改良型で威力が非常に高い。<br />原型機の物との相違点は銃身の下部に装着されたハンドライフルで、やはり分離して使用可能。<br />ハンドライフルはビームサーベルとハンドガンに分離する事もそのままビーム刃を出して銃剣としても使う事が出来る。<br />不使用時には背部にマウントされる。また、バード形態時は分離して右腕にハンドライフル、左腕にバスターライフルを装着する。
+
:本機の主兵装で、「リナーシタライフル」とも表記される。フェニーチェのバスターライフルカスタムの改良型で威力が非常に高い。最大出力時の発射可能な回数については不明。<br />以前の物との相違点は銃身の下部に装着された小型のライフルで、やはり分離して使用可能。この小型ライフル自体もビームサーベルとハンドガンに分離して使用できる。<br />不使用時には背部にマウントされる。また、バード形態時は分離して右腕に小型ライフル、左腕にバスターライフルを装着する。
 
;ビームサーベル
 
;ビームサーベル
:ハンドライフルのバレル部を分離する事でビームサーベルとして使用可能。その威力は高く、相手をビームサーベルごと両断できる。また、通常サイズの物も1本装備している。
+
:小型ライフルのバレル部を分離する事でビームサーベルとして使用可能。大型のビーム刃を形成する為その威力はかなり高く、相手をビームサーベルごと両断できる。ライフル装着時にもビーム刃を展開する事で銃剣としても機能する。<br />通常サイズの物も1本装備しており、こちらはウイングガンダムのそれと同型。
 
;リナーシタウイングシールド
 
;リナーシタウイングシールド
:防御用の実体盾で、メテオホッパーに装着されていた物とは形状が異なっている。<br />バード形態時には機首となる。
+
:防御用の実体盾で、メテオホッパーに装着されていた物とは形状が異なっている。<br />バード形態時には機首となる。また、これのみで単独飛行が可能であり、偵察機として運用可能。
 
;ビームマント
 
;ビームマント
 
:両肩に内蔵されている。ビームシールドとして使用可能。
 
:両肩に内蔵されている。ビームシールドとして使用可能。
 
;ミサイル
 
;ミサイル
:バックパックの翼に内蔵されている。主にバード形態で使用する。
+
:ウイングの白い部分に1門ずつ内蔵されている。ホーミング機能を持ち、使い勝手が良い。<br />主にバード形態で使用する。
 +
 
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
 
<!-- :内容:説明 -->
 
<!-- :内容:説明 -->
64行目: 59行目:
 
<!-- :機体名:説明 -->
 
<!-- :機体名:説明 -->
 
;[[ウイングガンダムフェニーチェ]]
 
;[[ウイングガンダムフェニーチェ]]
:改修前。
+
:改修前の姿。
 
;[[ウイングガンダム]]
 
;[[ウイングガンダム]]
:原機。
+
:フェニーチェの原型機。リナーシタはこの機体のマークIIという独自設定の下に製作されている。
 
;[[スタービルドストライクガンダム]]
 
;[[スタービルドストライクガンダム]]
:両腕を修理に使った。
+
:真の決勝戦を行う際、リナーシタの両腕を貸し出している。
 +
 
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
<!-- *<amazon>B0002U3GEU</amazon> -->
+
*<amazon>B00LGBMHZI</amazon>
  
 
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==

2014年10月14日 (火) 17:52時点における版

XXXG-01Wfr ガンダムフェニーチェリナーシタ(Gundam Fenice Rinascita)

リカルド・フェリーニが製作したガンプラ
アイラ・ユルキアイネンキュベレイパピヨンとのバトルで大破したウイングガンダムフェニーチェを改修した機体である。かなり手酷くやられた事もあって原型機の面影がほとんど残らない程の全面改修が行われ、機体各部の形状は全体的にかなりシャープなものとなった。装備している武装の多くが追加・変更され、特にビームマントを両肩に内蔵しつつ手持ちのシールドを標準装備する事で防御面が強化されている。大破してから数日と言う短い期間で完成しているが、これは以前から既に武装等の製作に取り掛かっていた為。
フェニーチェはガンプラバトルの度に壊れた箇所の改修を繰り返した事で各部装甲や背部のウイング等が左側だけに集中し、それによってアシンメトリーなシルエットが形成されていたが、本機では全面改修に伴って完全にシンメトリーな姿へと変更された。このような改修が行われたのは、フェリーニが予てよりフェニーチェをバランスのとれた「完全版フェニーチェ」とも呼べるガンプラとして完成させる構想を練っていた為である。なお頭部も損傷部分を直して左右対称な形状とし、ツインアイのカラーリングは緑で統一している。
最大の特徴は可変機構を再導入した事で、バード形態への変形が可能となり機動力や航続距離が大幅に向上している。その反面、構造が複雑化したせいで製作難度が上がり、しかも効果的な変形タイミングを見極める為の判断力が要求される事からファイターを選ぶ機体となってしまっているが、フェリーニはそのどちらもクリアしているので全く問題にならない。

改造する際の本機のコンセプトは「新機動戦記ガンダムW」劇中にウイングガンダムのマークIIが存在していたらと言うもので、そこにフェリーニ独自の発想が加えられている。その為、オリジナルのウイングガンダムと同様にバード形態に変形しての高速移動やバスターライフルによる一撃必殺を主な戦闘スタイルとしている。一方で武装を増やしたり、バスターライフルにオリジナルには無い機能を追加したりして継戦能力を向上させる等の強化も行われている。

「リナーシタ」はイタリア語で「復活」を意味し、フェニーチェがキュベレイパピヨンに大破させられた状態から改修されて復活したところから名づけられていると思われる。
なお、名称は「ウイングガンダムフェニーチェリナーシタ」とも表記される事がある。

登場作品と操縦者

ガンダムビルドファイターズ
ファイターはリカルド・フェリーニ
ガンプラバトル選手権世界大会決勝戦の前夜祭にて行われたガンプラバトルに参加してサザキ・ススムギャンバルカンや他の参加者のシャッフル・ハートを撃破したが、キララガーベラ・テトラの前に敗北した。その後は暴走する巨大アリスタを破壊する為に投入された。
巨大アリスタ破壊後はセイレイジユウキ・タツヤとの真の決勝戦を行う際、破損していたスタービルドストライクガンダムの両腕の代わりとして本機の物を貸し出している。

装備・機能

特殊機能

変形
バード形態に変形可能。

武装・必殺攻撃

バルカン砲
頭部に2門内蔵。牽制や迎撃等に使用される等、使い勝手はいいが威力は低い。
マシンキャノン
胸部に2門内蔵されている。バルカン砲よりも高威力。
バスターライフルカスタム
本機の主兵装で、「リナーシタライフル」とも表記される。フェニーチェのバスターライフルカスタムの改良型で威力が非常に高い。最大出力時の発射可能な回数については不明。
以前の物との相違点は銃身の下部に装着された小型のライフルで、やはり分離して使用可能。この小型ライフル自体もビームサーベルとハンドガンに分離して使用できる。
不使用時には背部にマウントされる。また、バード形態時は分離して右腕に小型ライフル、左腕にバスターライフルを装着する。
ビームサーベル
小型ライフルのバレル部を分離する事でビームサーベルとして使用可能。大型のビーム刃を形成する為その威力はかなり高く、相手をビームサーベルごと両断できる。ライフル装着時にもビーム刃を展開する事で銃剣としても機能する。
通常サイズの物も1本装備しており、こちらはウイングガンダムのそれと同型。
リナーシタウイングシールド
防御用の実体盾で、メテオホッパーに装着されていた物とは形状が異なっている。
バード形態時には機首となる。また、これのみで単独飛行が可能であり、偵察機として運用可能。
ビームマント
両肩に内蔵されている。ビームシールドとして使用可能。
ミサイル
ウイングの白い部分に1門ずつ内蔵されている。ホーミング機能を持ち、使い勝手が良い。
主にバード形態で使用する。

対決・名場面

ギャンバルカンシャッフル・ハートガーベラ・テトラ
決勝戦の前夜祭で対戦。
賞品のガンプラ一年分欲しさに格下のサザキ相手に本気で挑んで瞬殺し、セイレイジから「大人気ない」「もはやいじめ」と評された。
続くシャッフル・ハートも瞬殺したが、直後に現れたキララから「お手柔らかに」と釘を刺されて本気を出せず、コブラツイストを仕掛けられて敗北した。ちなみにこの時フェリーニは「これはこれで」とのたまっており(リナーシタも何故か頬を染めている)、観戦していたグレコチョマールワンらをドン引きさせていた。

関連機体

ウイングガンダムフェニーチェ
改修前の姿。
ウイングガンダム
フェニーチェの原型機。リナーシタはこの機体のマークIIという独自設定の下に製作されている。
スタービルドストライクガンダム
真の決勝戦を行う際、リナーシタの両腕を貸し出している。

商品情報

話題まとめ

資料リンク

リンク