レコードブレイカー
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レコードブレイカー | |
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外国語表記 | Record Breaker |
登場作品 | 機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人 |
デザイナー | 長谷川裕一 |
スペック | |
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分類 | 実験用試作型モビルスーツ |
型式番号 | F99 |
主動力 | 熱核融合炉 |
装甲材質 | ガンダリウム合金ハイセラミック複合材 |
開発組織 | サナリィ |
所属 | サナリィ |
主なパイロット |
概要
本来地球連邦軍側へ売り込むはずだったフリントが、木星帝国の地球侵攻作戦の際におけるクロスボーン・バンガードとの関係を露呈する恐れがあるとして不採用となった。その不採用となったフリントに代わる次期主力モビルスーツが「F99 レコードブレイカー」である。マザー・バンガードの主機関であったミノフスキードライブをモビルスーツサイズまでダウンサイジングに成功し、F99に採用した。X字のスラスターでドライブを展開。スラスターからは荷電粒子が発光している。外見は頭部を含めて兎の人型で、赤色をベースに黄色のツートンカラー。一方でミノフスキードライブ以外の部分には革新的な物はなく、パーツの75%はフリント(クロスボーン・ガンダム)と同一となっている。武装も実験機であるため固有の固定武装を持たず、フリントと同一のザンバスターを装備している。地球連邦軍へ提出する際には頭部をガンダムタイプへ変更する予定である。
試作体として3機がロールアウト。サナリィ第2月面開発実験所でテストが行われたが、木星帝国の「神の雷」作戦の妨害する可能があるとして機体そのものが狙われ、襲撃を受ける。戦闘により2機が撃墜され、残る1機もドライブを破壊され再起不能。機体データや専用パーツも破壊され、F99は幻のモビルスーツとなってしまった。
ミノフスキードライブによる速度で、地球と木星の間を約一週間(150時間程度)で到達することが理論上可能と言われているが、「神の雷計画」を阻止するためには専用の居住パックやエネルギーパックなどが必要で、トビア・アロナクスがこの機体で作戦阻止を考えたが、ミノル・スズキには不可能と断言された。
登場作品と操縦者
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
- 月面基地を襲撃する木星帝国のモビルスーツ・アマクサを3人一体の連携プレーで一蹴するも、影のカリスト搭乗のコルニグスの性能と技量差によりヨンが先に撃墜された。残るユリシーズとミッチェルが2機でコルニグスと戦うが、ユリシーズのF99は岩石落とし戦法の隙を付かれて撃墜、残るミッチェル機はトビアのスカルハートに庇われるが、メガ粒子砲を受けてミノフスキードライブを損傷している。
- ガンダムビルドダイバーズRe:RISE
- 第26話(最終話)の1シーンに後ろ姿で登場。腕部にビーム・シールドが増設されている。この作品が初映像化となった。
装備・機能
特殊機能
- バイオコンピューター
- 機体の情報をパイロットに伝えるサイコミュデバイス。
- ミノフスキードライブ
- 背部にX字に4基装備されている新型の推進システム。
武装・必殺攻撃
- 改良型ザンバスター
- ビーム・ザンバーと銃身部を結合させたビーム・ライフル。フリントの物と同一。
- ビーム・ザンバー
- ザンバスターのグリップ部を構成する大型ビーム・サーベル。クロスボーン・ガンダムと同一の物。
対決・名場面
関連機体
- フリント
- ベース機。この機体と75%のパーツを共有している。
- ガンダムF90
- Wタイプの技術が本機に使用されているとする資料もある。
- ファントム
- 木星共和国が奪取した本機のデータとアマクサを掛け合わせて開発した機体。
- V2ガンダム
- ミノフスキードライブ搭載型モビルスーツで、20年後に再開発に成功。しかし、生産コストは倍以上となり量産には適さない。