ジェノアスOカスタム
ナビゲーションに移動
検索に移動
ジェノアスOカスタム | |
---|---|
外国語表記 | GENOACE O-CUSTOM |
登場作品 | 機動戦士ガンダムAGE |
デザイナー | 海老川兼武 |
スペック | |
---|---|
分類 | オブライト・ローレイン専用モビルスーツ |
生産形態 | ワンオフカスタム機 |
型式番号 | RGE-B893CO |
全高 | 18.2m |
本体重量 | 48.2t |
原型機 | ジェノアスII (ディーヴァカラー) |
改修 | 地球連邦軍 |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | アビス隊 |
母艦 | ディーヴァ |
主なパイロット | オブライト・ローレイン |
概要
ディーヴァに配備されているジェノアスII (ディーヴァカラー)をオブライト・ローレイン専用に近代化改修した機体。「Oカスタム」の名はパイロットである「オブライト」の頭文字に由来する。
改修の際には最新の技術が投入されており、頭部のメインセンサー左右にサブユニットが増設され、肩部とバックパックに大型スラスターを追加するなど、ジェノアスIIの改良に重要な役割を果たす部分が強化されている。それ以外の外見は変化していないが、武装面においては新たにドッズライフルの装備が可能となっており、その実力はアデル以上とも言われている。
実際に強化されたセンサー系と推力により、最新型の可変機であるクランシェと同様の作戦展開が可能である。さすがに単独での大気圏内飛行まではできないが、サブ・フライト・システム「ウェイボード」に搭乗することで空中での連携が可能。
Oカスタムが生み出された経緯は、ベースとなったジェノアスIIが今はもういない愛する人が整備をしていた「形見」だからであるが、結果的にはジェノアスの設計自体が2世代に渡る性能向上を受け入れられるだけの設計的余裕を持つ「傑作機」であることを証明したとも言える。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムAGE (キオ編)
- 初出作品。パイロットはオブライト・ローレイン。
ディーヴァの艦載機として配備され、同艦所属となったアビス隊の戦力の一つとして仲間のクランシェやガンダムと共にオリバーノーツを始めとする多くの戦場を駆け抜けた。 - 機動戦士ガンダムAGE (三世代編)
- 引き続き、ディーヴァの艦載機として戦っている。
最後はラ・グラミス攻防戦でフラム・ナラのフォーンファルシアと相討ちとなって大破し、直後にディグマゼノン砲を受けて消滅した。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- ドッズライフル
- 本機独自形状のドッズライフル。クランシェの物と同様に二枚板状バレルが採用されているが長さがやや短く、センサーなど細部の形状も異なっている。
- ビームサーベル
- シールド裏側に1本マウントされているジェノアスIIと同様のビームサーベル。
ラ・グラミス攻防戦でシールドからクルクルと回転させながらグリップを取り出す様が印象的である。 - シールド
- 腕部に装備される改修前と同様の小型シールド。
その他
- シグマシスライフル
- ガンダムAGE-3 ノーマルの主兵装。小説版で使用するも動力炉の臨界突破を引き起こしてしまう。
対決・名場面
- 対ギラーガ改、フォーンファルシア
- ラ・グラミス攻略作戦にて交戦。
破損したドッズライフルを放棄し、ビームサーベル一本でギラーガ改を撃破。更にフォーンファルシアにも接近戦を挑み、致命傷を負いながらも相手のコクピットにビームサーベルを突き立て、相討ちという形で撃墜した。
相手がビットを使ってこず、また機体が強化されていたとはいえ、既に型落ちもいいところであるジェノアスでヴェイガンの指揮官機を二機も撃墜したという事実は驚嘆に値する(補足すると、ギラーガはガンダムレギルスが開発されるまではヴェイガン最上位のMSでもあった)。
関連機体
- ジェノアスII (ディーヴァカラー)
- 原型機。
- クランシェ / クランシェカスタム
- アビス隊における僚機。