ケビン・フォレスト
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ケビン・フォレスト | |
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登場作品 | 機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91 |
声優 | 難波圭一 |
プロフィール | |
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種族 | 人間 |
性別 | 男 |
年齢 | 19歳 |
髪色 |
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職業 | テストパイロット |
所属 | 地球連邦軍 ⇒ アナハイム・エレクトロニクス社 |
主な搭乗機 | ハーディガン |
概要
アナハイム・エレクトロニクス社専属の民間のテストパイロット。普段から軽口を叩く調子のいい性格の持ち主であり、地球連邦軍から出向しているトキオ・ランドールをライバル視している。また、漫画版『SF91』においては彼の着用しているノーマルスーツのヘルメットに「Born to Fly(飛ぶために生まれた)」の文字が描かれている。
以前、連邦軍でMS操縦技術を習った経験があり、食いぶちを稼ぐためAE社にテストパイロットとして転出。同社の小型モビルスーツ開発計画「シルエットフォーミュラプロジェクト」においてハーディガンのパイロットを務める事になる。
ゼブラゾーン事件においては事件の発端となったダーク・タイガー隊のデナン・ゾンとの遭遇戦を機に初の実戦を経験。当初は恐怖から尻込みしていたものの、先輩のカール・シュビッツのフォローもあり、ダーク・タイガー隊の撃退に辛うじて成功。以降、トキオのサポートにも回り、関係者の抹殺を図ろうとした連邦軍第306部隊との戦いではエイジャックスからのトキオ達の脱出を支援。同じく脱出したAE社のエンジニア達が乗るポッドを回収し、事件の収束まで無事に生き残った。
登場作品と役柄
- 機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91
- 初登場作品。トキオの相棒的なポジションを務める。漫画版においてはよく軽口を叩くお調子者として描かれており、活躍の場が少ないものの周囲のフォローもあり、最後まで無事に生き残っている。一方、小説版においては第4話にてハーディガンで無断出撃したレイラを追って整備中のGキャノンマグナで出撃した際に被弾。重体になり、レイラが代わりにテストパイロットとして臨時雇用される流れとなる。幸い一命は取り留めたものの、それ以降の目立った出番は無かった。
- SDガンダム GGENERATIONシリーズ
- 『SF91』が初参戦した「F」で初実装。カツ・コバヤシ(Ζ)役を務める難波圭一氏によるボイス収録が行われた。ヘアカラーが薄いピンクに設定されている事もあり、ハマーン・カーンを彷彿とするプレイヤーもいるようだ。
人間関係
アナハイム・エレクトロニクス社
- カール・シュビッツ
- 先輩。元ネオ・ジオン兵士の実戦経験者である事から、彼のフォローを受けつつ戦うのが主となる。彼からよく怪談話を聞かされているようだ。
- トキオ・ランドール
- 同僚。軍人である彼をライバル視しているが、普段から会話するほど仲は良い。アイリスのバースディパーティーの際にはケビンに急かされて官給品の時計を贈っている。
- アイリス・オーランド
- 同僚のエンジニア。ゼブラゾーン事件の間に誕生日を迎えた際には、バースディパーティーの企画を立て、他のクルーも誘って、アイリスを祝った。
ネオ・ジオン難民
- レイラ・ラギオール
- ゼブラゾーンのコロニーで出会った少女。ブレイウッドに保護されてからはトキオ達に同行し、漫画版『SF91』では主にケビンのハーディガンに同乗する。
名(迷)台詞
- 「こ… 怖いですオレ……」
「怖いですオレ 出撃したくありませんっ! オレは軍人じゃないんですっ!!」 - 漫画版『SF91』第3話より。トキオが先行して迎撃に出た事で戦力が分散してしまったため、ブレイウッド防衛のため急遽シュビッツと出撃する事になるが、恐怖心から涙ながらに出撃を拒否する。そんなケビンにシュビッツは「今がやらなければならない時」「訓練だと思えばいい」とアドバイスを送り、フォーメーションを組んで出撃。この戦闘でシュビッツのフォローに徹したケビンは苦戦を強いられつつも、デナン・ゲー1機を撃墜する事に成功した。
- 「・・・・!!またまたぁ シュビッツさん その手には乗りませんよ ホントにおちゃめなんだから」
- 漫画版『SF91』第4話より。コロニーを偵察中、何かが光るのを見たシュビッツが気のせいだと判断した際に。普段、怪談が話題に上がる度に怯えているケビンだが、シュビッツの反応がありきたりだったからか逆に茶化し、シュビッツをムキにさせた。ただ、シュビッツが見た光は気のせいでもなんでもなく…
- 「それよりもアイリス…… 今日の仕事もう終わるんだろ」
「後で… そうだな1時間後 展望室に来てくれないかな…」
「そんなつれない事 言わないで みんな待っているからさ」
「じゃ 1時間後……」 - 同上。帰還後にアイリスを何かに誘う際に。気になってこっそり展望室を訪れたアイリスにサプライズでバースディパーティーを開いた。他のクルーとケーキまで作ったが、ただでさえ忙しい中で開いた事もあり、アイリスの指示でパーティーは即解散となった。一応、アイリスはプレゼントと気持ちだけは持っていっている。
- 「……っく!質量の差が…… こりゃ大人と子供のケンカだ……」
「だが いくら図体がでかくても……」
「しょせんは30年前のMS……」 - 同上。コロニー内で謎のギラ・ドーガと交戦した際に。ビーム・マシンガンを破壊されてもなお威圧感を放つ巨体を相手に再び斬りかかるケビン。左手で受け止められながらも余裕を見せ、空いてる左腕で相手の頭部にパンチを食らわせ無力化した。投降を呼びかけるケビンだったが、相手の姿に意表を突かれる事になる。
- 「あのウドの大木ね」
「ネオジオン軍反乱の時の骨董品らしいからね」
「もっとも僕としちゃあ…」
「ボロMSより乗っていた娘の方に…」 - 漫画版『SF91』第5話より、レイラの保護後にシュビッツとの間でギラ・ドーガの話題が挙がった際に。元搭乗者の前でそうと知らずに散々こき下ろしたが、途中でトキオが気付いたため、一気に気まずい雰囲気になってしまった。どこぞのMSヲタクが聞いたら憤慨モノである。なお何故かここで一人称が「僕」になっている。
- 「なあ…」
「オレ さっきから不思議に思っていたんだけどさ…」
「見たところそれほど不自由な暮らしじゃなさそうだけど…」
「全部このコロニーの中でまかなえるものなのかなぁ」
シュビッツ「まあ ある程度なら…」
トキオ「どこからか物資が流れ込んで来ていると…」
「そう… このコーヒーだってプラントで作ったとは思えないし…」 - 漫画版『SF91』第7話より、委員長との会談後、シュビッツ達と今後の予定を話し合っている際に。ただ1人、部屋の装飾や生活品から違和感を感じ取っているため、意外と洞察力がある事が伺える。事実、ネオ・ジオン難民がクロスボーン・バンガードと協定を結んでいた事が後に明らかとなった。
- 「ブレイウッドのエース…」
「ケビン様 助けに来てやったぜっ!!」 - 漫画版『SF91』第9話より、ネオガンダムを奪取するもエイジャックスから脱出する方法を考えあぐねていたトキオとアイリスの前に外壁をぶち抜いて現れた際に。ブレイウッドで状況を聞き、ここぞとばかりに現れるお調子者ぶりを見せた。一方、同乗していたレイラは制止を振り切って、置き去りにされかけたシルエットガンダムに移乗するが、そこでガレムソンの姿を目撃し…
- 「おい 笑いごとじゃないぜ… オレらの1ヶ月分の苦労が…」
- 漫画版『SF91』第10話より、同作の〆の台詞。事件後にクロスボーン・バンガードによるフロンティアIV襲撃事件が起きた後、元の生活に戻ったケビン達であったが、これまでの努力の結果であると共に、ウェンツェルら事件の黒幕が入手し損ねたシルエットフォーミュラプロジェクトのデータをアイリスが「記念品」としてちゃっかり入手。「そいつはいいや」と笑い出すトキオにたじたじなケビンであった。