ガンダムF90 (試製ミノフスキー・ドライブテスト装備) |
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外国語表記 |
GUNDAM F90 Proto Minovsky Drive Test type |
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概要
宇宙世紀0116年の試製ミノフスキードライブの起動実験で換装されたガンダムF902号機の混成装備。腰部に試製ミノフスキードライブを装備し、脚部にDタイプの推進器、両腕にRタイプの光学式カメラガン・ユニット、フロントスカートにVタイプのアポジモーターを装備している他、バックパック、両肩、サイドスカートにも装備が取り付けられている。
起動実験は月軌道上でSTガン、ガンダムF89をチェイサーとして行われ、ブースターを取り付けたF89を凌駕する加速性能を見せたが、直後にミノフスキードライブに異常振動が発生。F90に搭載されたTypeC.A.IIIが停止信号を受け付けずに暴走するトラブルに見舞われた。これに対し、追随するF89が機体に取り付き逆噴射をかけたがドライブの暴走は止まらず、余剰エネルギーがドライブ内に蓄積。パイロットのディル・ライダーがドライブ内の余剰粒子を意図的に放出させたことで暴走は収まったものの、F90はF89とともに宇宙を漂流。その後、機体とパイロットはファステスト・フォーミュラによって奇跡的に発見され、回収されている。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムF90FF
- 初登場作品。第26話で試験に供されたが、異常振動に端を発する暴走事故が発生。この際、ディルがドライブ内に蓄積された余剰粒子を放出したことで、宇宙世紀史上初の「光の翼」の発生が確認された。ミノフスキードライブはその後機能を限定した状態でタイプFFに搭載され、その後改良を続けられた上でガンダムF90-Wタイプとして結実することになる。
装備・機能
特殊機能
- 試製ミノフスキードライブ
- 腰部に搭載された新機軸の推進機関。本形態はこの起動実験のために運用されたが、後のミノフスキードライブとは異なり余剰出力を外部に放出する術を持たず、異常振動が発生してしまっている。
武装・必殺攻撃
- 頭部バルカン砲
- 頭部に2門装備された機関砲。
- ビーム・サーベル
- バックパックに2本装備された近接格闘兵装。
対決・名場面
- ミノフスキー・プレサージ
関連機体
- ガンダムF90
- 本体。
- ガンダムF90-Wタイプ
- 本装備の完成形。高速飛行形態への変形機構が実装されており、ドライブも余剰出力が光の翼として放出されるよう改良された。
- ガンダムF90-Eタイプ
- 旧画稿の装備の内、肩部と腰部の装備が本機にも装備されている。
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