ガンダム新体験 -0087- グリーンダイバーズ
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ガンダム新体験 -0087- グリーンダイバーズ | |
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外国語表記 | GUNDAM NEO EXPERIENCE -0087- GREEN DIVERS |
監督 | 望月智充 |
脚本 | 大野木寛 |
キャラクターデザイン | 美樹本晴彦 |
メカニックデザイン | 藤田一己 |
制作 | サンライズ |
配給元 | プロマックスピクチャーズ |
公開日 | 2001年8月10日~ |
概要[編集 | ソースを編集]
2001年に東京・渋谷のプラネタリウム用スクリーンにて上映された特別映画。プラネタリウムをモビルスーツの全天周囲モニターに見立てた臨場感のある映像が特徴。
内容はプラネタリウム映画ということもあり、宇宙をテーマにした子供向けの教育用といった趣が強い。現役宇宙機エンジニアの野田篤司氏が科学考証として携わっている。
アニメーションとしてはデジタルセルアニメーションや3DCGなど、当時の最新技術が使用されている。
2001年8月10日より渋谷東急文化会館マルチスクリーン劇場 E-Fieldに約4か月間公開。その後は不定期にプラネタリウムや全天モニターを設置している施設にて上映されている。
ストーリー[編集 | ソースを編集]
エゥーゴとカラバ、ティターンズと地球連邦軍の各陣営による戦いが混迷を極める宇宙世紀0087年12月。その余波は地球圏を航行する民間運送事業にも影響を及ぼす事になる。
地球の周回軌道を航行中の大型旅客船プロスペローは、近辺で発生したエゥーゴとティターンズの戦闘に巻き込まれ被弾、船体を損傷し地球へ落着する軌道に入ってしまう。乗客乗員は避難を開始し全員が脱出したかに見えたが、その船内には少女と少年の姉弟が取り残されていたのである。プロスペローが刻一刻と落下を続ける緊迫した状況の下、幼い2人の決死の脱出劇が始まる。
登場人物[編集 | ソースを編集]
- アサギ・ブリッグス / タクヤ・ブリッグス
- 本作の主役である姉弟。アサギは気丈な性格で、弟のタクヤはやや気弱な性格の持ち主。定期旅客船プロスペロー号に搭乗していたが、ティターンズとエゥーゴの戦闘に巻き込まれてしまい、船体の一区画に取り残されてしまった2人は決死の脱出を試みる。
- エゥーゴのパイロット(カラバ)
- Ζガンダム3号機のパイロット。大気圏突入後の脱出カプセルを救出すべく、ティターンズや連邦軍と共同で救出作戦を展開する。素性は不明だが、担当声優はアムロ・レイと同じ古谷徹氏である。
- GMIIのパイロット
- プロスペローに取り残されたブリッグス姉弟を発見し、船内からの脱出に協力したエゥーゴのパイロット。
クレジットに名前は載っていないが、映像中のサブ画面に表記された名前から『GUNDAM THE RIDE ~A BAOA QU~』に登場したジャック・ベアードである事がわかる。
登場メカ[編集 | ソースを編集]
- プロスペロー
- 地球の周回軌道と月までを往復する宇宙用大型旅客船。地球と周回軌道を往復するシャトルの接舷設備や脱出カプセル「エアリアル」などを有する。
- Ζガンダム3号機
- 本作オリジナルカラーのΖガンダム。
- アッシマー (ティターンズカラー)
- 本作オリジナルカラーのアッシマー。
- ジムII (エゥーゴカラー / 連邦軍カラー)
- エゥーゴと連邦軍の量産機。
- ハイザック
- ティターンズの量産機。
- ガウ改
- 連邦軍の大型輸送機。
スタッフ[編集 | ソースを編集]
- 監督 - 望月智充
- 監督補、マルチ画面演出 - 鎌田恭彦
- シナリオ - 大野木寛
- キャラクターデザイン - 美樹本晴彦
- メカニックデザイン - 藤田一己
- 美術設定 - 高倉武史
- CG監督 - 小川正晴
- 3DCG - オガワモデリング
- 音楽監督 - 百瀬慶一
- 設定考証 - 森田繁
- 特別監修 - 富野由悠季
- 企画・製作 - サンライズ
関連作品[編集 | ソースを編集]
- GUNDAM EVOLVE
- 本作と並行して制作されていたOVA作品。その内「EVOLVE../9」は本作の後日談にあたる。
- 機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE
- Ζガンダム3号機の実装を記念して、2023年4月5日から7月5日までの期間限定でゲーム内で本編映像(クレジットは除く)を視聴することができた。