メッチェ・ルーベンス

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メッチェ・ルーベンス
外国語表記 Metchet Rubence
登場作品 機動戦士Vガンダム
声優 森川智之
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プロフィール
種族 人間
性別
没年月日 宇宙世紀0153年4月18日
髪色 金髪
職業 パイロット
所属 ザンスカール帝国 (ベスパ)
主な搭乗機 リカール
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概要[編集 | ソースを編集]

ザンスカール帝国ベスパに所属する軍人。線の細い美男子で、地上のラゲーン基地に所属しファラ・グリフォンの副官を務めている。

ファラの忠実な部下であり、ファラにとっても心を許せる数少ない人物である。操縦技術にも長けており、接近戦を不得手とするMAリカールモビルスーツと対峙する場面も見られた。

リガ・ミリティアカミオン隊と数回にわたって交戦するも、アーティ・ジブラルタルにおける2度目の戦闘でリカールを撃墜され海上に不時着。同乗していたファラをポッドで脱出させた後、機体の爆発により爆死した。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

機動戦士Vガンダム
初登場作品。第5話からファラの副官として登場。リカールの操縦士をテストフライトから実戦運用に至るまで担当した。第9話ではオリファーウッソを立て続けに相手にし、かつ圧倒する手腕を見せたが、第14話の戦闘でマーベットのトップ・ファイターが放ったバルカンがメインエンジンに被弾。それまでの戦いが嘘のようにあっさりとした形で撃墜され、クワン・リー共々退場する事となった。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ファラ・グリフォン
上官。彼女に対し忠実な部下として付き添っている。様々な責務を押し付けられるファラにとっても貴重な心の支えであり、精神破綻後も彼を慕う程だった。
キル・タンドン
後にファラによってザンネックのテストを任された若手のパイロット。パイロットとしての素質はあったものの、メッチェそのものを渇望していた彼女によって理不尽な末路を迎えてしまう。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「妙案ではあります。各地に集まる、リガ・ミリティアに対して、ザンスカールの象徴を配する事によって一般人を脅す事…」
ファラ「お前の事だ。ギロチン台の用意は…?」
「させております」
『V』第12話より、バルセロナのバーでのファラの回想シーンにて。バルセロナへのギロチン台の設置というピピニーデンからの要請(という体の命令)を淡々と報告し、準備を進めた。ただファラにとってはオイ・ニュングの処刑に続いて汚れ役を押し付けられる形となったため、ギロチンの家系という呪縛から逃れられない現実にただ打ちのめされるばかりだった。
「い、いえ……!中佐の命令であれば、追撃致します!…大丈夫です!」
同上。ウッソのトップ・ファイターとの交戦でメガ粒子砲が損傷しメインエンジンに爆発の危険が生じた際に。他の武装で継戦するよう命令したファラも自爆の危険性にたじろぐが、そんな彼女に(機嫌取りの意味もあるだろうが)命の危険を顧みず当初の命令に従おうとする忠義を見せた。結局、考えを改めたファラに退却を指示され、彼女から「優しいな」と賞された。
「ファラ中佐のポッドを射出します!!」
クロノクル「貴様はどうするのか!?」
最期の台詞。マーベットのトップ・ファイターと交戦中、メインエンジンに被弾し海上に降下していくリカール。ファラに脱出を促すメッチェだったが、相次ぐ作戦の失敗で心身共に疲弊していたファラは脱出を拒否する。そんな彼女をポッドに乗せたメッチェはクロノクルに後の事を頼み、爆発する機体と運命を共にした。命と引き換えにファラの命を救ったメッチェだったが、彼の思いとは裏腹にこの後、ファラは宇宙漂流刑に処された挙句、精神が破綻。相手の命を躊躇なく奪い去る狂人へと変貌してしまう。あの世のメッチェはどう思うのだろうか……。

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

リカール
搭乗機。ファラと同乗し操縦士を務めた。場合によってはワタリーやクロノクルなども同乗している。

リンク[編集 | ソースを編集]