アクアジム

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アクアジム
外国語表記 Aqua GM
登場作品
デザイナー
  • 大河原邦男
  • カトキハジメ (リファイン)
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    スペック
    分類 水陸両用量産型モビルスーツ
    型式番号 RAG-79
    頭頂高 18.0m
    本体重量 49.5t
    全備重量 64.3t
    主動力 熱核融合炉
    ジェネレーター出力 1,280kW
    スラスター総推力 89,500kg
    装甲材質 チタン・セラミック複合材
    センサー有効半径 4,300m
    開発組織 地球連邦軍
    所属 地球連邦軍
    主なパイロット
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    概要

    地球各地の海洋で猛威を振うジオン軍の水陸両用MSに対抗するために作られた連邦軍初の水中専用MSで、ジムをベースに開発された。

    開発期間が短いため、機体としてはそれほど高性能というわけではない。さらに、量産が開始されてまもなく一年戦争が終結したため少数生産にとどまり、挙げ句ジオン軍から接収されたザク・マリンタイプに一線を取って代わられたという、不遇の機体である。しかし、それでもなお一部の機体は配備され続けた。

    一年戦争終結後は、地上圏の地球連邦軍の支配はより確実のものとなり、水中用MSの開発の必要性が薄まったため、20年近くの年月を過ぎても現役で稼働している。

    登場作品と操縦者

    M-MSV
    出典元。
    ハーモニー・オブ・ガンダム
    アーケードゲーム『戦場の絆』への実装用にカトキハジメ氏によってリデザインされた。M-MSV版と比べ、細身になっている他、脚部などの形状が簡略化されている。以降の各媒体では主にこのカトキ版デザイン準拠で登場している。
    機動戦士ガンダム戦記 (PS3版)
    プレイアブル機体として実装されており、序盤の水中ステージではほぼ必然的にこの機体を選ぶ事になる。コミカライズ版のMISSION 3(原作ゲームのステージ5に相当)では代わりに一般機が2機登場し、ズゴック2機と交戦。相手の1機にミサイルを命中させるも、アクアジム1機が頭部を破壊されている。
    機動戦士ガンダムUC
    小説第6巻ではダカール、OVA版episode 4ではトリントン湾岸基地の防衛戦力として登場。地球連邦軍のパイロットが、袖付きジオン残党軍の水陸両用機に一方的にやられるシーンが描かれている。
    機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う
    3話ではダカール防衛隊の機体として水中型ガンダムと共にゼー・ズールを撃破寸前にまで追い詰めるも撃破される。7、8話では海賊側のMSとして登場。他の機体と共に生き延びカークス隊基地まで侵入するが、基地が崩落する時に脱出を図るもその際に別の海賊機がジュアッグの残骸を残党軍の機体と誤認して、射撃したため残骸が爆発、カークス隊基地の崩落に巻き込まれた。

    装備・機能

    武装・必殺攻撃

    マイクロ・ミサイル
    両肩部の2箇所ずつ、計4箇所に設けられた発射管から放たれるミサイル。
    ミサイル・ランチャー
    手持ちで使用する本機の専用装備。
    魚雷ポッド
    水中用の装備。
    ハンド・アンカー
    両腕部に1つずつ装備している格闘武装。相手を捕らえる・相手を殴る・潜水艦に取り付くなど、様々な使い道がある。
    ビーム・ピック
    両腰部に2本ずつ、計4本装備しているビーム白兵武装。メガ粒子ビームの減衰が著しい水中で用いるので相手の機体に直接接触させて使う為、ピック(針)状にビーム刃を形成している。元々は水中型ガンダム用装備だった後期型は通常のビーム・サーベルの70%ほどのビーム刃が形成できる様に改良された物。
    ハープーン・ガン
    炸薬入りの銛を発射する水中戦用の武装。トリントン湾岸基地に配備された機体が装備している。

    対決・名場面

    関連機体

    別デザイン 

    アクア・ジム (サンダーボルト版)
    機動戦士ガンダム サンダーボルト (漫画版)』に登場するアクア・ジム。
    水中型ジム
    『サンダーボルト』のアニメ版では上記のアクア・ジムから差し替えられる形でこちらが登場している。

    系列機・派生機 

    ジム
    ベース機。
    水中型ガンダム
    エース向けに再設計された機体。
    ジム・スループ
    ジムに水中用のオプションパーツを装備した機体。
    ジムダイバー
    ジムタイプをベースとした水中用MSの一種。

    技術的関与のある機体 

    ガンダム試作1号機 (アクア装備)
    試作1号機の水中戦仕様。本機の装備を流用している。

    余談

    • 0080』の初期案では本機が出る案もあったようで、出渕 裕氏による本機のラフ画が存在している。ジム寒冷地仕様のデザイン基であり、頭部にシュノーケル、股間部分にカメラアイを搭載するなど、独特のデザインとなっている。

    資料リンク

    リンク