「ウイングガンダム」の版間の差分

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*登場作品:[[新機動戦記ガンダムW]]
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| 外国語表記 = Wing Gundam
*デザイナー:大河原邦男
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== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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;[[新機動戦記ガンダムW]]
 
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:『Gガンダム』でのカメオ出演を経て、主役機として登場。パイロットは[[ヒイロ・ユイ]]。[[OZ]]を相手に圧倒的な性能差で立ち向かった。一方で主役機でありながら第1話Aパートでいきなり水没したのを皮切りに、ヒイロに自爆させられる、ヒイロに放置される、作中で「ウイングガンダム」と呼称されたのが第46話の1回のみ([[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]による発言)等々、主役機としてはぞんざいな扱いを受けてしまっている。
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:第1話で[[イオリ・セイ]]が本機のガンプラを操縦。ただ、彼の戦闘スタイルが災いし、[[サザキ・ススム]]操る[[ギャン]]に大敗を喫している。ただ、今までのシリーズでの扱いを振り払うかのように、[[ウイングガンダムフェニーチェ|ある改造機]]が目覚しい活躍を見せている。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 特殊機能 ===
 
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;変形
 
;変形
:バード形態に変形する。
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:飛行による巡航移動などに適したバード形態に変形可能。
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:各ガンダムに搭載されている機密保持用の自爆システム。『W』では未遂も含めて度々、ヒイロに自爆を試みられており、第10話では実際に自爆させられている。
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
;バルカン砲
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:頭部に2門内蔵されている。
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;マシンキャノン
 
;マシンキャノン
:肩部に2門内蔵されている。
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:肩部襟元に左右一対2門内蔵されている中口径機関砲。回転するガトリング方式ではなく「束ねられた砲身の発射タイミングをずらす事で連射する」方式。MSに直接ダメージを与えられる威力が有る。
 
;バスターライフル
 
;バスターライフル
:オリジナルのツインバスターライフルをデチューンした装備。オリジナルと異なりカードリッジ式なので本機以外の機体でも一応使用可能である。最大出力で使用した場合3発で弾切れとなる。
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;ビームサーベル
 
;ビームサーベル
:不使用時には、シールド内に収納されている。ガンダニュウム合金製なので極めて高出力なビーム刃を形成する。
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:不使用時には、シールド内に収納されており使用時にシールドの分割部を折ってグリップ部を射出して手に持つ。ガンダニュウム合金製なので極めて高出力なビーム刃を形成する。
 
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;シールド
:バード形態時の機首を兼ねているガンダニュウム合金製のシールド。先端部にセンサーが設けられているが刺突武器としても使用できる。
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== 関連機体 ==
 
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;[[ウイングガンダム (EW版)]]
 
;[[ウイングガンダム (EW版)]]
:EW版のウイング。
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:本機のEW版デザイン。
 
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;[[ウイングガンダム エンドレスワルツバージョン]]
:デザイナーが違うウイング。
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:上記とは別にEW版をイメージして製作されたガンプラ。
 
;[[ウイングガンダムゼロ]]
 
;[[ウイングガンダムゼロ]]
:原型機。ウイングはこの機体のデチューン版である。
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:本機の設計の基になった機体。
 
;[[ウイングガンダムフェニーチェ]]
 
;[[ウイングガンダムフェニーチェ]]
:[[ガンダムビルドファイターズ]]に登場する本機をベースに製作されたガンプラ。
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:[[ガンダムビルドファイターズ]]』に登場する本機をベースに製作されたガンプラ。
  
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== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場メカ]]
 
*[[登場メカ]]
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2019年2月20日 (水) 21:51時点における版

ウイングガンダム
外国語表記 Wing Gundam
登場作品 新機動戦記ガンダムW
デザイン 大河原邦男
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スペック
コードネーム 01(ゼロワン)
OZ側からの呼称
分類 特殊作戦用可変モビルスーツ
型式番号 XXXG-01W
頭頂高 16.3m
重量 7.1t
装甲材質 ガンダニュウム合金
開発者 ドクターJ
所属 フリー
主なパイロット
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概要

オペレーション・メテオ」のために開発された5機のガンダムの1機。機動力が重視された機体である。

L1コロニードクターJの手によって開発された機体で、5機のガンダムの内最もウイングガンダムゼロの設計思想を引き継いでいる。バード形態への変形機構やバスターライフルなどに共通点が見られるが「ゼロシステム」を始めとする過剰な部分はオミットされている。胴体中央部にはサーチアイが搭載されており、頭部のカメラでは収集しきれない情報を補足する。背部にはウイングユニットと呼ばれる可動ウィングバインダー式スラスターが備わっており、可変させることであらゆる速度域に対応する。他のガンダムが地上での陸戦運用に特化しているのに対し、本機は空間戦闘も視野に入れた汎用機として開発されたため、宇宙空間でも優れた機動性を発揮する。また、飛行形態変形機構も備わっているため長距離移動からの強襲など、迅速な作戦が可能となっている。この世界のモビルスーツの始祖とも言えるトールギスや他の5機のガンダムとはある程度パーツが共通化しているため、劇中でも何度かそれらのパーツを用いて修復されている。

登場作品と操縦者

新機動戦記ガンダムW
『Gガンダム』でのカメオ出演を経て、主役機として登場。パイロットはヒイロ・ユイOZを相手に圧倒的な性能差で立ち向かった。一方で主役機でありながら第1話Aパートでいきなり水没したのを皮切りに、ヒイロに自爆させられる、ヒイロに放置される、作中で「ウイングガンダム」と呼称されたのが第46話の1回のみ(トレーズによる発言)等々、主役機としてはぞんざいな扱いを受けてしまっている。
機動武闘伝Gガンダム
シャイニングガンダムの没デザインだったものの、終盤のガンダム連合に紛れてカメオ出演している。ただ、登場するなり即撃墜されるなど、この頃から不遇な扱いが始まっているようだ。
ガンダムビルドファイターズ
第1話でイオリ・セイが本機のガンプラを操縦。ただ、彼の戦闘スタイルが災いし、サザキ・ススム操るギャンに大敗を喫している。ただ、今までのシリーズでの扱いを振り払うかのように、ある改造機が目覚しい活躍を見せている。

装備・機能

特殊機能

変形
飛行による巡航移動などに適したバード形態に変形可能。
自爆装置
各ガンダムに搭載されている機密保持用の自爆システム。『W』では未遂も含めて度々、ヒイロに自爆を試みられており、第10話では実際に自爆させられている。

武装・必殺攻撃

バルカン
側頭額部に左右一対2門内蔵されている機関砲。威力は低く牽制用でカメラや関節など構造上弱く脆い部分に当たらないとダメージにならない。
マシンキャノン
肩部襟元に左右一対2門内蔵されている中口径機関砲。回転するガトリング方式ではなく「束ねられた砲身の発射タイミングをずらす事で連射する」方式。MSに直接ダメージを与えられる威力が有る。
バスターライフル
オリジナルのツインバスターライフルをデチューンした特殊ビームライフル。本体供給式のオリジナルと異なり機関部に三基取り付けられたエネルギーカートリッジ供給式なのでエネルギー供給経路を持たない本機以外の機体でも腕が保持に耐えられれば一応使用可能である。最大出力で使用した場合カートリッジ部と同じ数である3発で弾切れとなる。一応バード形態時でも射撃は可能。
ビームサーベル
不使用時には、シールド内に収納されており使用時にシールドの分割部を折ってグリップ部を射出して手に持つ。ガンダニュウム合金製なので極めて高出力なビーム刃を形成する。
シールド
バード形態時の機首を兼ねているガンダニュウム合金製の手持ち式シールド。鳥の嘴の様に長い前半部と後半部に分かれ、前半部と後半部の接続面で分割される様に折れ前半部側にビームサーベルが格納されている。前半部先端上部にはバード形態時用の機首センサーが設けられ、先端下部にはバスターライフルのマウント部が設置されている。後半部には手持ち用グリップとバード形態時にMS背部に接続するためのコネクタが配されている。強度は高く盾としての相手の攻撃防御は勿論先端部を打突武器としても使用できる。

対決・名場面

関連機体

ウイングガンダム (EW版)
本機のEW版デザイン。
ウイングガンダム エンドレスワルツバージョン
上記とは別にEW版をイメージして製作されたガンプラ。
ウイングガンダムゼロ
本機の設計の基になった機体。
ウイングガンダムフェニーチェ
ガンダムビルドファイターズ』に登場する本機をベースに製作されたガンプラ。

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