「エクリプスガンダム」の版間の差分

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2021年7月27日 (火) 00:01時点における版

エクリプスガンダム
外国語表記 ECLIPSE GUNDAM
登場作品 機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
デザイナー 阿久津潤一(アストレイズ)
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スペック
分類 可変モビルスーツ
生産形態 特務機
型式番号 MVF-X08
頭頂高 19.8m
全高 22.18m
本体重量 56.4t
装甲材質 フェイズシフト装甲
開発組織 オーブ連合首長国外務省
所属組織 ODR
主なパイロット タツミ・ホーリ
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概要

ODR(オーブ外務省外郭団体国際協力機構管轄組織国際災害救助隊)が運用する、その任務の中核として位置付けられる可変モビルスーツ。可変機構を有し、超高速飛行をもって現地に到着する事が可能。また、ミラージュコロイドステルスを用いた高度なステルス能力を持ち、「眼の前にいても視覚認識できない」ほどの高度な隠密性を有する。

可変機としては、後発のムラサメシリーズに比して圧倒的な可変時の高速度・高高度飛行を実現。また、MA形態、MS形態のどちらにおいても高い耐久力を誇り、可変MSにおける欠点である近接戦闘時の脆弱性を克服した強靭さを誇る。

この機体が開発された経緯として、オーブは中立の島国として領空を限られた軍事リソースで守り切る必要性があり、「敵先制攻撃の本土到達前の迎撃」の為の航空戦力の増強がコズミック・イラ60年代から検討が続けられて来た事が挙げられる[1]。それと同時に、「敵国が攻撃姿勢を整えた段階で攻撃を開始する、超長距離、超高速度、超高高度からの敵基地攻撃能力」が強調され、その運用方針には「敵国への核攻撃」の可能性すらも含まれていた。それは、オーブの中立国としての理念を根底から揺るがす思考であったが、「いかなる国とも結ばない」を国是とした方針を守る為に研究開発が進められた。機体名称であり、開発計画名でもある「エクリプス」は「日蝕」を意味し、オーブの国家シンボルである太陽が陰る事から、「もし表沙汰になればオーブを闇に落とす者」というニュアンスが込められている。

従来は、MSではなく戦略爆撃機として計画されたものであり、その存在が明らかになれば、オーブの基本理念すら失墜するとして最高機密の一つに指定された。それでも、長らく仮想戦略の領域で研究が進められていたが、C.E.70年以降の動乱とオーブ解放作戦により主権を奪われ、実質的に占領下に置かれるという国家的屈辱を味わった事で、本格的な開発が行われる。開発時のオーブは連合による支配下にあった為、表沙汰には「救助隊の特殊機体」の名目かつ、五氏族のキオウ家の管理下で、軍部ではなく外務省の管轄で行うという念の入ようで秘匿されていた。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
初出作品。

装備・機能

特殊機能

フェイズシフト装甲
一定の電圧を持つ電流を装甲材に流す事で相転移させ、物理的な衝撃を無効化する特殊装甲。実体弾兵器をほぼ完全に無力化するが、高出力ビーム兵器の前には無力となる。
ミラージュコロイドステルス
可視光線を歪め、レーダー波を吸収するガス状物質。これによって「眼の前にいても視覚認識できない」ほどの高度な隠密性を発揮する。
ストライカーパックシステム
背部コネクタを介し、各種ストライカーパックを装着する換装システム。エクリプスには専用ストライカーパックとして「マニューバストライカー」が開発されている。
変形
MS形態及びMA形態への変形が可能。ストライカーパックシステムを搭載する関係上、背部を塞がない可変機構を採用している。

武装・必殺攻撃

72E4式ビームライフル「ジンライ」
左右サイドスカートに二挺マウントされたエクリプス専用のビームライフル。使用時にはグリップを回転させ、マニピュレータに把持させる。
72式ビームサーベル
ジンライの後部を分離する事でビームサーベルとして使用出来る。
PS-02ビームシールド
両腕部に搭載されたビームを展開する防御兵装。第1次連合・プラント大戦では見られなかった装備。篭手のビーム発信機をポップアップさせ、楔状のビームを展開する。

関連機体

ムラサメ
同じオーブの防空計画から派生した機体。型式番号も同じMVFナンバーを採用している。

商品情報

リンク

脚注

  1. この検討はエクリプスとは別にムラサメシリーズの運用計画の基礎として結実する事になる。