オサリバン

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
オサリバン
外国語表記 Orsaryvan
登場作品
声優
  • 市川治
  • 大川透 (5.1ch DVD-BOX版『0083』)
  • デザイナー 川元利浩
    テンプレートを表示
    プロフィール
    種族 人間 (ルナリアン)
    性別
    没年月日 宇宙世紀0083年12月
    職業
    所属 アナハイム・エレクトロニクス社
    テンプレートを表示

    概要[編集 | ソースを編集]

    アナハイム・エレクトロニクス社フォン・ブラウン支社の常務。禿頭に加え、モミアゲと繋がった顎鬚が特徴。

    AE社の上層部において利益のために手段を選ばない人物の1人であり、デラーズ紛争時にはガンダム開発計画の責任者でありながら、裏でシーマと取引しており、保身を行いつつ、ガーベラ・テトラの譲渡やコロニー落としの片棒を担ぐなど、紛争の裏舞台で暗躍した。

    しかしデラーズ紛争の終結後、自身のオフィスで拳銃を手に頭部を撃ち抜いていた姿で発見され、当局により拳銃自殺として処理された。しかしその不審死から何者かによる他殺の可能性もあるのも事実である。遺体発見直前にティターンズ結成が発表され、残党軍排除を宣言している事から、紛争の裏事情に通じるオサリバンが邪魔になり消した可能性も考えられるが、推測の域を出ないため、真相は未だに闇の中となっている。

    登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

    機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
    初出作品。第6話で初登場し、アルビオンフォン・ブラウンへ寄港した際、女性スタッフ達と共に出迎えた。その後、同市に寄港したシーマを自ら出迎え、以降、主に彼女と密約を交わすシーンで登場する。コロニーへのイグニッション・レーザーの照射による軌道変更も行っており、結果として星の屑作戦が成功に至っているが、一民間企業として出過ぎた行いをした事が仇となったか、紛争の中でシーマ共々破滅する末路を迎えた。
    なお、アフレコが新録された「機動戦士ガンダム0083 5.1ch DVD-BOX」では大川透氏が代役を務めている。
    機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE
    イベントシナリオ「星屑たちに花束をI」と「II」に登場。オリジナルの市川氏が没後の作品の為、代役によりボイスが新録されているが、担当者は不明。
    かつてフラナガン機関が計画を進めていた「ビショップ計画」を次世代の抑止力にしようと画策しており、ジオン残党へのパーツの横流し、エンゲージゼロの実戦投入、パイロットにフラナガン機関出身のニュータイプであるペッシェを起用するなど計画に必要なデータ収集を重ねていき、当時民間企業では禁忌とされたサイコミュシステムの導入を裏で進めていた。しかし、ガンダム試作4号機を巡る騒動でペッシェに出頭命令を下し、自身の下へ招いた際に、これまでの目論見を赤裸々に暴露。それで相手の同意を得てオーガスタ研究所へ送り出すつもりだったが却って相手の神経を逆撫でする結果になり、危うく射殺されかける。直前にクレナの制止が入ったため殺されずには済んだものの、彼女から外患誘致と横領の容疑で逮捕状が出ている事を言い渡された。
    ただ、時期的には『0083』でのガーベラ・テトラ譲渡やコロニーの軌道変更より前の出来事であるため、それまでの間、拘束すらされずに業務を続けられている点にはやや不整合性が見られる。

    人間関係[編集 | ソースを編集]

    アナハイム・エレクトロニクス社[編集 | ソースを編集]

    ニナの上司
    部下。オサリバンがGP計画に難色を示した際には、部下の配置転換を行う事でオサリバンの意に沿おうとするなど苦労に耐えなかった。
    ニナ・パープルトン
    部下の1人。アルビオンがフォン・ブラウンに寄港した際、彼女にこれまでのデータと報告書の提出を依頼した。
    クレナ・ハクセル
    ラビアンローズ所長でニナやペッシェの上司。エンゲージゼロの実戦投入に反対する彼女に圧力を掛け、投入を強引に推し進めさせた。しかし、後からペッシェやルセットの手により不正疑惑が次々と発覚していった結果、最終的に彼女から引導を渡される事になった。
    ルセット・オデビー
    ペッシェの同僚。高機動型ケンプファーの件で調査を行い、AE社からの横流しパーツが用いられている事を突き止めた。この件をペッシェがオサリバンに直接問い詰めた結果、彼の差し金であった事が発覚した。
    ペッシェ・モンターニュ
    エンゲージゼロやガンダム試作4号機のテストパイロット。ビショップ計画遂行のため関係者であり人工ニュータイプである彼女を計画に組み込んだが、心情を察する事すらせずに口を滑らせたのが仇となった。

    デラーズ・フリート (シーマ艦隊[編集 | ソースを編集]

    シーマ・ガラハウ
    シーマ艦隊の頭領。デラーズ紛争以前から関係が続いている様子で、紛争時にも裏で彼女と結託し、裏取引を働いた。

    名台詞[編集 | ソースを編集]

    搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

    ガーベラ・テトラ (ガーベラ・テトラ (ロールアウト時))
    シーマとの裏取引で譲渡している。
    高機動型ケンプファー
    オサリバンの差し金によりジオン残党軍へジャンク屋を介して横流しされたAE社のパーツが改修に用いられている。そしてエンゲージゼロと交戦させる事で実戦データの収集を行った。
    ガンダム開発試験0番機 (エンゲージゼロ)
    表向きはガンダム試作0号機ブロッサムの開発の補助を目的に開発された機体だが、実際にはビショップ計画の中核を担う機体となっており、サイコミュ関連装備の搭載も予定されていた。

    リンク[編集 | ソースを編集]