オブライト・ローレイン

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オブライト・ローレイン
外国語表記 Obright Lorain
登場作品 機動戦士ガンダムAGE
声優 遊佐浩二
デザイナー
  • 長野拓造(原案)
  • 千葉道徳
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プロフィール
種族 人間
性別
年齢 27歳 (アセム編) ⇒ 50歳 (キオ編・三世代編)
髪色 赤 (アセム編) ⇒ 茶髪 (キオ編・三世代編)
髪型 マッシュヘア
職業 MSパイロット
所属組織 地球連邦軍
所属部隊 ウルフ隊 (アセム編) ⇒ アビス隊 (キオ編・三世代編)
階級 中尉
主な搭乗機 ジェノアスII (ディーヴァカラー) (アセム編) ⇒ ジェノアスOカスタム (キオ編・三世代編)
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概要 [編集 | ソースを編集]

地球連邦軍モビルスーツパイロット。多くの戦場を潜り抜けてきたベテランである。寡黙で真面目な性格をしており、かなり不器用。型破りなウルフとは対照的である。

ウルフ隊の実質的な副隊長で、ウルフが不在の時は隊の指揮を任される事もあった。

ノートラム攻防戦で失った最愛の女性レミ・ルースを忘れられず、長きに渡ってディーヴァを守り続けている。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムAGE (アセム編)
初出作品。第19話にてアセム達と同時期にディーヴァへと配属され、ドラドを撃墜するなどの戦果を挙げている。
整備クルーのレミに一目惚れし、結婚の約束まで取り付けるが…。
機動戦士ガンダムAGE (キオ編)
オリバーノーツ基地で再びディーヴァに配属される。アビス隊の中でも最も実戦経験が豊富である。
階級は未だに中尉のままだが、理由は不明。23年経った今でもレミを想い、ディーヴァを「皆の家」と称して日々カタパルトの掃除をしている。
機動戦士ガンダムAGE (三世代編)
引き続きアビス隊に所属している。ルナベース奪還作戦やラ・グラミス攻略作戦に参加している。レイルギラーガ改を撃墜するも、フラムフォーンファルシアと相討ちとなり戦死。遺体は「家」であるディーヴァと共にラ・グラミスのディグマゼノン砲を受けて消滅した。
機動戦士ガンダムAGE (小説版)
第二部ではアセムが初めてガンダムAGE-1で出撃するエピソードで、ジェノアスIIで出撃。ヴェイガンのMSドラドとの交戦で頭部を切断され倒れるが、最後には逃げようとするドラドの足を掴んでアセムをフォローしている[1]
第三部ではTV版以上にひどくレミの死を引きずっており、レミの幻影を見て話しかけるなど、まともな精神状態ではなくなっている。しかし家と家族を大切に思う気持ちに変わりはない。
機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN
アセムとゼハートに焦点を当てた再編集版であるため、登場シーンの多くがカットされている。その結果、レミとの恋愛描写についても初めて会った次の会話シーンがいきなり死亡フラグ満載の告白シーンとなっている。

人間関係[編集 | ソースを編集]

アセム編[編集 | ソースを編集]

アセム・アスノ
同僚。第三部では、行方不明だったアセムが生存していたことに安堵の表情を浮かべる。
ウルフ・エニアクル
上官。以前にも彼の部隊に所属していた時期があり、「模範的な軍人ではないが最高の隊長」と評価している。ウルフがアセムの援護をしている時にはアリーサやマックスの指揮を任される事もしばしば。
アリーサ・ガンヘイル / マックス・ハートウェイ
同僚。3人で行動する事も多く戦闘時にフォローを入れる事も多かった。
ディケ・ガンヘイル
同僚。
レミ・ルース
ディーヴァの整備士の1人で、ジェノアスIIの整備を担当。
ディケに整備記録を見せてもらいに行った際に紹介されて一目惚れし、MSという共通の話題を通じつつ彼女へのアプローチを試みる。しかしながら性格的な不器用さとレミの鈍さ故に気づいてもらえず、勢い余って告白を通り越しプロポーズをするが、困惑した彼女に逃げられてしまう。ノートラム攻防戦直前にはプロポーズを受け入れてもらうものの、彼女はディーヴァのフォトンブラスターキャノンの修復作業の際にミンクのゼダスMの襲撃を受け、ディーヴァの盾となり致命傷を負って命を落とし、悲恋に終わる。
ミンク・レイデン
Xラウンダーの彼女にはジェノアスIIの後ろを取られて両腕を破壊されるなど、一方的に圧倒される。
ノートラム攻防戦ではレミの乗る船外作業機を蹴り飛ばした直後、彼女のゼダスMに体当たりしてフォトンブラスターキャノンの射線上に押しやり撃破した。
フリット・アスノ
上官。ウルフの戦死後は彼の指揮下に入る。

キオ編・三世代編[編集 | ソースを編集]

キオ・アスノ
戦友の息子。アセムの生存を知った時にかつて共に戦った事を話し、「生きていてよかったな」と告げた。
セリック・アビス
隊長だが、オブライトの方が年上だからか「オブライトさん」と呼ばれている。
シャナルア・マレン / デレク・ジャックロウ / ジョナサン・ギスターブ
アビス隊の仲間。

他シリーズの関連人物 [編集 | ソースを編集]

ミヤガ・ダイキ
ガンダムビルドファイターズトライ』の登場人物。髪型がキノコ頭で更に眼鏡娘の恋人がいるなど、オブライトのパロディと思わしきキャラクターとなっている。

名台詞[編集 | ソースを編集]

第二部[編集 | ソースを編集]

「俺と…俺と……結婚してくれないか!」
レミへのプロポーズ。典型的な死亡フラグだがこの時は見事に玉砕し、それを聞いていた他の整備士達に「やっちまったな」と言われて格納庫は何とも言えない空気になっていた。
「俺、ちゃんと帰って来るから!」
ノートラム攻防戦出撃前、レミからプロポーズを受け入れる返事をもらい、家であるディーヴァに帰ることを約束する。
一度は折れた死亡フラグを再び立てるものの、この約束通りオブライトは帰艦するのだが…。

第三部[編集 | ソースを編集]

「恐れなど…ない」
第三部初出撃時のセリフ。戦いへの恐れがないのか、死への恐れがないのか。
「ここは家だからな」
父アセムが海賊になっていたことに悩むキオと共に掃除をした際、なぜオート洗浄であるディーヴァを掃除するのかというキオからの質問に対する返答。
彼にとってディーヴァは家、クルーは家族である。アセムもまた家族の一員であり、オブライトはキオにアセムがディーヴァに帰ってくる事を待てと説いた。

第四部[編集 | ソースを編集]

「お前達は…生きろ…!」
死の間際、キオとアセムに遺した言葉。自らは「家」と運命を共にするが、最後まで「家族」を案じることは忘れなかった。
「レミ…やっとお前に会いに行ける…。待たせたな…」
最後のセリフ。オブライトは安らかに死を受け入れていた。
「もういいだろ。俺はきちんと生きてきたぜ…。あたたかく…迎えてくれてもいいだろ」
ゲーム版の最期の言葉。ディーヴァを守れなかったことを悔やみつつも、レミに会いにいけることに安堵した。

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

ジェノアスII (ディーヴァカラー)
アセム編での愛機。整備担当はレミ・ルース。
ちなみにアデルが配備されている中で旧式となりつつあるこの機体を使用し続けているのは、ジェノアスタイプを乗り慣れている事や、当時はアデルの生産が始まったばかりで配備数が少ない事などが理由であった。
ジェノアスOカスタム
キオ編~三世代編での愛機。第二部でオブライトが搭乗していたジェノアスIIの改修機。
新型機のクランシェアデルマークIIが配備されている中、未だにジェノアスIIの改修機である本機に搭乗し続けるのは単にジェノアス系に乗り慣れていると言うだけではなく、レミを想っての事であろう。
ディーヴァ
アセム編から乗艦している。
かつてレミが「家」と称していた事もあり、第三部ではキオに対して自身もそう言いながらMSデッキを掃除していた。最期の瞬間も共にしている。

商品情報[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. TV版と共通のエピソードかは不明。なおTV版の場合、特にパイロットの描写は無い