カバカーリー

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
The printable version is no longer supported and may have rendering errors. Please update your browser bookmarks and please use the default browser print function instead.
カバカーリー
外国語表記 Kabakali
登場作品 ガンダム Gのレコンギスタ
デザイナー 形部一平
テンプレートを表示
スペック
開発コード G-IT (ジーイット)
分類 モビルスーツ
型式番号 VGMM-Git01
全高 19.3m
重量 40.2t
主動力 フォトン・バッテリー
開発組織 ジット・ラボラトリィ
開発拠点 ビーナス・グロゥブ
所属 キャピタル・アーミィ
主なパイロット マスク
テンプレートを表示

概要

ビーナス・グロゥブジット・ラボラトリィが開発したG系統モビルスーツジット団からキャピタル・アーミィマスクに提供された機体である[1]

本機はジット団のフラッグシップ機として開発された機体であり、コードネームとして「G-IT(ジーイット)[2]」という名称が付けられていたが、マスク部隊に提供された際にクンタラの魂の安住の地「カーバ」とその守護神「カーリー」を掛け合わせた「カバカーリー」に改名された。

フラッグシップ機であるため、あらゆる局面に対応可能な万能機として開発されており、堅牢な機体構造と指揮官機としての機能を持ち合わせている。G-セルフと同じく背部のバックパックは戦況に応じて換装することが可能で、劇中に登場したビーム・リング・コンテナはそのうちの1つである。

フェイス部分はガンダムタイプに似た外見だが、頭部のアンテナは1本でありこのアンテナはプラズマ障害にも対応可能な高性能なものとなっている。両肩に装備されているシールド内にはミノフスキー・フライトが内蔵されており、地球重力圏内での高い飛行能力を得ている。脚部のシールドには大気圏突入用の耐熱フィルムが収納されている。フォトン・バッテリーも高性能であり出力が強力であるため、全身にフォトン・バランサーが内蔵されている。余剰エネルギー放出時にはフォトン・バランサーは緑色に発光する。

登場作品と操縦者

ガンダム Gのレコンギスタ
初出作品。同作のラスボスを務めた。

装備・機能

特殊機能

換装
バックパックを換装可能。

武装・必殺攻撃

ビーム・ショットガン
本機専用の射撃兵装。専用のマガジンと弾丸を使用する事で拡散ビームを発射可能。
グレネード・ランチャー
銃身下部に1発装着されている。
ビーム・セイバー
両手甲部分に内蔵されている。最大で機体の全長の2倍ほどまでビーム刃を延長可能。
フォトン・レーザー砲
胸部に2門内蔵されているレーザー砲。他のジット・ラボラトリィ製の機体と同じ物。
シールド
両肩に装備されているシールド。内部にはミノフスキー・フライトが内蔵されており、大気圏内飛行に活用される。
脚部シールド
両脚部の膝部分に装備されているシールド。内部には耐熱フィルムが収納されており、大気圏突入時に展開される。
ビーム・リング
背部のビーム・リング・コンテナに搭載されているチャクラム状の武装。ミノフスキー・フライトを備えた円盤の外周からビーム刃が展開し、対象を引き裂く。
両手からレーザーで遠隔操作するが、両手で操作する関係上同時に使用できるのは2つまで。予備のリングがコンテナに搭載されている。

対決・名場面

関連機体

リジット
カバカーリーをベースにした量産機。カバカーリーを隊長機にすることを想定していた。
G-セルフ / G-アルケイン / G-ルシファー
ジャイオーン / ジャスティマ / ジロッド / G-フェネクス
他のG系統の機体。

余談

  • 準備稿における機体名称は「G-トワサンガ」。名前の通りトワサンガ製の機体としてデザインされたものの、量産機であるリジットがビーナス・グロゥブ製に変更されてしまったため、「同系統のデザインではおかしいだろう」とデザインを変更した結果、ラスボスになってしまったとの事。決定稿と見比べると両肩シールドの形状が大きく異なり、曲線の少ない無骨なデザインかつ赤色が無い分、大分落ち着いた印象を受ける。また、当初、脚部のシールドは富野監督の指示により外される予定だったものの、監督がうっかり脚部シールドを使った大気圏突入シーンのコンテを描いてしまったため、シールドを装備した状態へ戻したとの事。

商品情報

ガンプラ

リンク

脚注

  1. 本来はキア・ムベッキが地球で使用する予定の機体だった。
  2. 意味的にはG-セルフと同様に「Gそのもの」と意訳することができる。