ガラハド

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ガラハド
外国語表記 Galahad
登場作品
デザイナー 長谷川裕一
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スペック
分類 試作型モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 EMS-TC05
主動力 熱核融合炉
開発組織 木星共和国
所属 サーカス
母艦 ビッグ・イベンター
主なパイロット ゴードン・ヌブラード
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概要[編集 | ソースを編集]

木星共和国のタカ派勢力が開発した「サウザンド・カスタム」の1機。巨大な左腕部が特徴な機体である。

宇宙世紀0153年頃であっても宇宙空間で最も有効な攻撃手段の一つは大型の物体による質量弾であり、ガラハドはこの為の「弾」を「敵を捕らえる」という奇策により、戦場にいる限りほぼ無限に作り出す事に成功している。

右腕と比較して大型の左腕はかつて新総統カリストが使用したディキトゥスの小型版といえるものであり、独立したIフィールド発生装置を搭載し、そのままでも防御力は高い。これで捕らえた敵機をそのまま質量弾として発射するが、物理的・心理的な盾として使用する事も可能であり、腕を振り回せばその遠心力によりパイロットの絶命も確実である。「弾切れ」が存在しない事でガラハドは驚異的な長時間戦闘が可能であるが、その戦法による敵方への心理的な「恐怖」や動揺の広がりも驚異である。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
パイロットはゴードン・ヌブラード
月での戦闘でザンスカール帝国ゴールデン・エッグスと交戦し、他のサーカス機と共にこれを全滅させた。その後、ミート・オブ・トゥーンでの戦闘でジャック・フライデイデスフィズと共にフォント・ボーの乗るファントムと交戦するが、ファントムの能力を活かした戦い方の前に左腕を引き千切られて大破する。
最後は機体の冷却中で動けなくなったファントムに攻撃しようとしたところを、その近くにいたベルが巻き添えになる事を恐れて咄嗟に飛び出したジャックによって阻止されてしまい、コクピット付近にダメージを負った上に残った右腕もカーティス・ロスコクロスボーン・ガンダムX-0に斬り落とされて完全に戦闘不能となり、ジャックに介錯される形でコクピットを破壊された。
機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST
第42話より量産化された機体が登場。頭部形状が変更されている。讃美歌の国に雇われデスフィズとともにケルベロスの直掩を務めたが、マックガンダムF89・カスタムの手榴弾で頭部を破壊され、あっさりと敗北した。ケルベロス轟沈後も撃破はされておらず、修理されないまま首切り王と共にキュクロープス投降艦の中で潜んでおり、首切り王の指示でネオ・1バンチから出た病院船を他の機体と共に襲うが、アンカーV3ファントムV2改によりまとめて撃破された。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

Iフィールド・ジェネレーター
左腕に内蔵されたビーム攻撃を無効化するバリア。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

左腕
かつての木星帝国の総統専用機「ディキトゥス」を小型化したレフトアーム。巨大な3本のクローを持ち、有線での分離も可能。これで捕らえた敵機を質量弾とし、振り回したり叩きつけたりして相手を破壊する(当然、捕らえられたパイロットも振り回した際の遠心力で死亡する)。更に捕らえた敵機を物理的・心理的なシールドとして使う事も可能だが、構造もかなりの堅牢さを誇り、敵機が捕らえられたまま爆散しても機能に全く支障はない。この事から本機に「弾切れ」は原則として存在しない為(弾切れ=敵の全滅である)、非常に高い継戦能力を実現している。
チェーンソーライフル
本機の右腕に携行しているビーム・ライフル。速射性はかなり高く、どちらかというとビーム・マシンガンに近い。また、銃身から小型のビーム刃を多数展開する事でチェーンソーとしても使用できる。
ビーム・サーベル
膝に1基ずつ、計2基を装備。一般の機体が装備しているような携行式ではなく、アームを介して接続されている。刃は高圧ビームで形成され、ビーム・シールドとしても使用可能。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ディキトゥス
左腕はこの機体を基にしている。
ラロ / ファントム / バイラリナ / デスフィズ
バンゾ / グレゴ / キルジャルグ / カルメロ / エスピラル
他のサウザンド・カスタムの機体群。
バロック改
讃美歌の国のフラッグシップ機。改修に際して本機の左腕が流用された。

リンク[編集 | ソースを編集]