ガンダムエクシアリペアII

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ガンダムエクシアリペアII
外国語表記 Gundam Exia Repair II
登場作品 機動戦士ガンダム00
デザイン 海老川兼武
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スペック
分類 モビルスーツ(第3世代ガンダム)
型式番号 GN-001REII
全高 18.3m
重量 56.9t
主動力 GNドライヴ
装甲材質 Eカーボン
原型機 ガンダムエクシアリペア
改修 ソレスタルビーイング
所属 ソレスタルビーイング
主なパイロット 刹那・F・セイエイ
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概要[編集 | ソースを編集]

ソレスタルビーイングが開発した太陽炉搭載型モビルスーツ。通称は「RII(アールツー)」。

ガンダムエクシアリペアを改修した機体で、第4世代機の技術がフィードバックされている。

外見は原型のガンダムエクシアから大幅な変更はされていないが、よく見ると細部がかなり異なり、特にGN粒子の供給経路が見直された事により両肩部や両脚部などに露出していた粒子供給用コードが内装化されているのが目立つ。また、機動性強化の為に各部に小型GNバーニアが増設された。

セブンソードも見直され、個々の装備を洗練化して性能を向上させた結果として7本から3本に減らされた。武装は減ったものの、減らしたビームサーベルのマウント部を小型のバーニアに換装することで機動性の向上を図るなど、総合的な戦闘能力は強化されている。

トランザムシステムも引き続き使用可能と思われるが、GNドライブ搭載から戦闘までにチャージが完了しなかったためか作中では披露しなかった。アヴァランチダッシュユニットGNアームズ等エクシア用に開発された装備の運用も可能と思われるが、やはり装備されていない。

一部資料によると本機のコンセプトは「一撃必殺」との事。

また、小説版では本機について「刹那が信念を貫くための強力で強靭な機体」「ソレスタルビーイングの理念と武力介入を世界中に布告した、はじまりの機体」「刹那のためだけのガンダム」と描写されている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム00(2ndシーズン)
アロウズ及びイノベイターとの最終決戦に備えて0ガンダムと共にプトレマイオス2に搬入されていた。
その後、刹那・F・セイエイが大破したダブルオーライザーの右肩のGNドライヴを本機に搭載して乗り込み、リボンズ・アルマーク0ガンダムと交戦、勝利するも、本機も中破した。同時にGNドライヴも失われている。
この戦いの後、ガンダムエクシアリペアIIIへと改修された。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

オーバーブーストモード
GNドライヴの安全装置を解除した状態。一時的にではあるが、出力を最大にまで高められる。
ちなみに、この機能はドライヴに新たに追加された訳ではなく、エクシアの時から既に搭載されていたものである。ただし、本機のプラモデルである「HG 1/144 GN-001REII ガンダムエクシア リペアII」の説明書には、リペアIIへ改修された際の改修点として設定されている。
GNフィールド
GN粒子で形成されたバリア。様々な攻撃を防ぐ事ができる。
PS2用ソフト『SDガンダム GGENERATION WARS』にて使用可能。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

GNバルカン
両腕に1門ずつ内蔵されている速射式の小型ビーム砲。主に牽制等に使用される。
GNビームサーベル
以前のGNブレイドのマウントラッチに新たに1本ずつ装備されているビームの剣。GN粒子で形成された刃で敵機を溶断する。刀身長の調整機能が追加され、GNビームダガーとしても使用可能。そのため、GNビームダガーはオミットされた。
GNソード改
本機の主兵装。エクシアのGNソードの刃をGNソードIIIの開発で得られた技術と新素材(緑色の部分)で強化しており、以前よりも切れ味が増している。もちろん、ソードモードとライフルモードの2種類に変形可能。ライフルの銃身はバックラー部に折り畳めるようになっており、GNソード改を腕に装備したまま別の武装を使用する事も可能。しかし、その大きさ故に取り回しに難がある。
GNソード
GNソード改とは別の武装と思われる。
小説版にて装備の一つとして挙げられているが、緊急出撃だった事もあって装備されなかったらしい。
GNシールド
本機の防御兵装。エクシアの物と同型で、表面にはGN粒子を定着させており、ビーム・実弾を問わず防御可能。先端は鋭利な形状となっている為、打突武装としても使える。
本機のプラモデルである「HG 1/144 GN-001REII ガンダムエクシア リペアII」の説明書では、エクシア本体が高い防御力を持つ上、接近戦で両手を使う場合には邪魔になる為、装備せずに出撃することもあるとの説明がある。
GNソード同様、劇中未装備。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

RII射出
ダブルオーライザーとリボーンズガンダムが相討ちとなり、宇宙を漂っていた刹那の元に届けられたかつての愛機。1stシーズン第1話と同じ構図でエクシアが接近する演出がニクイ。
0ガンダム
ダブルオーライザーとリボーンズガンダム、二機の超性能機対決が相討ちに終わり、リボンズはかつての乗機0ガンダムに奪ったGNドライヴを搭載して搭乗。残るGNドライヴを奪わん…と大破したダブルオーライザーの元へと向かうが、ドライヴは外されていた。「ま、まさか…まさか!?」とうなるリボンズの前に、残ったドライヴを搭載したRIIが現れる。
旧機体に乗り換えて主人公とラスボスが戦うという、珍しい最終決戦。まさかのエクシア再登場にファンは歓喜した。また、刹那にとって始まりの機体であるエクシアとかつての神に等しい機体である0ガンダムという、刹那にとってもリボンズにとっても原点同士の機体で争う最終バトルという構図がニクく、熱い。
ちなみにメカの構図的には『ファーストガンダム』のガンダムvsグフ戦や『逆襲のシャア』のνガンダムvsサザビー戦のオマージュが含まれている。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ガンダムエクシアリペアIII
大破した本機が再改修された状態。
ガンダムエクシアリペア
改修前の状態。ダブルオーガンダムの最終調整と並行して改修され、リボンズとの最終決戦で投入された。
ダブルオーライザー
右肩のGNドライブが本機に転用された。
ガンダムアメイジングエクシアガンダムエクシアダークマター
ガンダムビルドファイターズに登場する、メイジンの新たなガンプラで、本機のガンプラをベースにしている。
ダークマターは、フラナ機関によりアメイジングエクシアを改造したもの。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

余談[編集 | ソースを編集]

  • HG及びBB戦士のエクシアリペアIIと0ガンダム (実戦配備型)のプラモデルキットは、パッケージイラストが対になっており、左側にリペアIIを、右側に0ガンダムのそれを並べると、『00』2nd最終話の月面での一騎討ちが浮き出るようになっている。
  • BB戦士エクシアリペアIIのプラモデルキットは、エクシアのキットにリペアII用のパーツが追加された構成になっている。このため、組立説明書には明記されていないが、一部パーツの差し替えでエクシアに組み替える事ができる。
  • 通常のエクシアに似た造形であるため、本機のプラモデルである「HG 1/144 GN-001REII ガンダムエクシア リペアII」にHGシリーズのアヴァランチダッシュユニットを取り付けられそうに見えるが、アヴァランチエクシアに付属しているエクシアは追加パーツとの分割ができない造形であるため、リペアIIのアヴァランチ形態を製作する場合は付属のエクシアとニコイチで製作する必要がある。

資料リンク[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]