「ガンダムダブルオースカイ」の版間の差分

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:ヘビーウェポンシステムを装備した決戦仕様。
 
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:ベース機。
 
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2020年8月13日 (木) 20:31時点における版

ガンダムダブルオースカイ
外国語表記 Gundam 00 Sky
登場作品 ガンダムビルドダイバーズ
デザイナー 海老川兼武
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スペック
分類 モビルスーツガンプラ
型式番号 GN-0000DVR/S
頭頂高 18.3m(ダイバーの独自設定)
本体重量 72.4t(ダイバーの独自設定)
装甲材質 プラスチック
ビルダー ミカミ・リク
ビルドダイバーズ(協力)
所属チーム ビルドダイバーズ
ダイバー リク(ミカミ・リク
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概要

ミカミ・リクが、シバ・ツカサとのGPデュエルによるバトルで大破したガンダムダブルオーダイバーエースを改修する形でビルドしたガンプラ。ダブルオーダイバーの魂を受け継ぐ機体として大改修を行っている。

ダブルオーガンダムに他作品のガンダムの要素を付加する」というコンセプトでカスタムビルドが行われ、特に『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場するデスティニーガンダムのデザインや機能が組み込まれている。これらの異なるガンダムを組み合わせた事により作品を超えた性能を、そして想像を遥かに超えたシステムを獲得した。

改修の際にはこれまでにリクが得たGBNでの冒険や強敵とのバトルの経験もフィードバックされており、またビルドダイバーズのメンバーやシャフリヤールからの協力も得ている。

背部のツインドライヴはデスティニーのウイングユニットを組み込んだ事でGN粒子による光の翼が形成する「スカイドライヴユニット」に強化された。後にバックパックごとスカイドライヴユニットを下部へ移動させて肩の可動域を広げた格闘形態「ラッシュポジション」へと移行できるように改修された[1]トランザムシステムも本機独自の「トランザムインフィニティ」へと強化された他、リクが必殺技を手に入れてからは「ハイヤーザンスカイフェイズ」と呼ばれる形態へと移行できるようにもなっている。

武装も一新され、デスティニーの物を参考にバスターソードやロングライフルをスカイドライヴユニットにマウントしている。これらのマウント部は共通化されており、両方に同じ武器をマウントする事も可能。他にもバルカン砲が増設され、両腕部と両脚部にはスカイブレイサーとスカイレガースが装着されている。近接戦闘が主体だったダブルオーダイバーエースと比べると、格闘戦能力を強化しつつも遠距離からの砲撃戦も可能となった事でバランスの良い汎用型の機体となっている。

胸部のクリアパーツの下はツカサとのバトルで付けられた傷がそのままになっており、「これまでの戦いを忘れないように」というリクの意思で敢えて残されている。

登場作品と操縦者

ガンダムビルドダイバーズ
ダイバーはリクサラが同乗する事もある。
ロータス・チャレンジにおいて初めて使用され、ロータス要塞のコアユニット破壊に貢献した。その後も様々な強敵とバトルを行い、その度に大破している。
ガンダムビルドダイバーズRe:RISE
ヒロトの回想シーンにて第2次有志連合戦時の本機が登場。

装備・機能

特殊機能

トランザムインフィニティ
トランザムシステムとデスティニーの光の翼を融合させた本機独自のシステム。高濃度のGN粒子を全面開放する際にウイングユニットでその開放量を加速させるというもの。これによって、一時的ではあるがトランザムシステム以上の凄まじい性能強化ができるようになった。
なおトランザムシステムは使用時に全身が赤く変色するが、トランザムインフィニティではスカイブレイサーとスカイレガースのみが赤く染まり、それ以外の部分は赤みがかった色に変化する。
ハイヤーザンスカイフェイズ
必殺技を会得した事でトランザムインフィニティが更に変化した状態。機体の内部を循環する高濃度GN粒子の速度が限界まで向上する事で、装甲表面の輝きが赤から高輝度の青へと変化する。主に必殺技を使用する際に使う。
ラッシュポジション
バックパックを腰部に下げた格闘形態。機体の重心を下げる事によって動作基点のスピードが向上し、パワーこそ低下するがしなやかで素早い機動が行えるようになる。格闘戦のみならず回避メインのバトルスタイルにも優れる。

武装

バルカン砲
頭部に2門内蔵。威力は高くない為、主に牽制や迎撃等に使用される。
ビームライフル
新規に製作された携行式のビーム砲[2]。複合兵装だったスーパーGNソードIIと比較してモビルスーツ用の武装としてはとてもベーシックなスタイルだが、機能を限定する事で火力と精度が大幅に向上している。それ故にスタイルはとてもベーシックなものになっている。その一方で火力や精度はかなり高められる事となった。
ロングライフル
スカイドライヴユニットの左側にマウントされている大型のビーム砲。デスティニーガンダムの「M2000GX 高エネルギー長射程ビーム砲」を基に考案・製作された物。非使用時は砲身が折り畳まれる。格納式のグリップが砲身の左右に設置され、ミッション内容によっては左右とも同装備を選択する事も可能。
バスターソード
スカイドライヴユニットの右側にマウントされている大型剣。デスティニーガンダムの「MMI-714 アロンダイト ビームソード」から着想を得た武装。大型のモビルアーマーをも一刀両断出来る威力を持つ。こちらもロングライフル同様、ミッションに応じて左右ともに同装備を選択出来る。
ビームサーベル
腰部フロントスカートに2本格納されている近接格闘兵装。通常のものより収束率が高められており、切断能力が向上している。
スカイブレイサー
両腕部に装備した手甲型ユニット[3]。ビームシールドも発生出来るシールドモードに、先端のフィンガーパーツを展開して様々なビーム運用が行えるマルチクローモードと、多彩な使い分けが可能。
スカイレガース
両脚部に装備した脛当て型ユニット。下方にスライドさせ、ビームフィールドを発生しキック技等を行う。また、サッカーのシュートを放つようにエネルギー弾を直接蹴り出す「ダイバーシュート」を行える。ビームフィールドは防御にも転用でき、相手のビームを蹴り返す事も可能。
マーメイド・トライデント
マーメイドガンダムの武装。ロータス・チャレンジで相手から奪い、要塞のコアユニット破壊の為に投擲している。

技・必殺攻撃

格闘
ラッシュポジション時、徒手空拳での格闘攻撃を行う。
光の翼
スカイドライヴユニットから形成されるGN粒子の翼。機体の推進力としては勿論の事、V2ガンダムのように大型のビーム刃やビームシールドとして攻撃や防御にも優れた性能を発揮する。
ムゲンシュート
スカイレガースからビームフィールドを展開し、プチカプルをボール代わりにして相手に向かって蹴り飛ばす連携技。この際のモモの決め台詞は「ボールは友達!![4]」。
ハイパースカイザンバー
ランクC以上で使用可能な攻撃。バスターソードに光の翼を纏わせ、相手に向かって振り下ろす。龍虎祭におけるタイガーウルフガンダムジーエンアルトロンとのバトルで使用可能[5]となり、その威力はジーエンアルトロンの雷神散打をも超える程と非常に強力。第25話(最終回)ではフェニックスモードのガンダムAGEIIマグナム (SV ver.)を光の剣に変化させ、レイドボスを撃破した。
ハイパースカイシューティング
ロングライフルに光の翼を纏わせ、巨大な弓に変化させて矢を放つ技。第24話の第二次有志連合戦で使用。

対決・名場面

関連機体

ガンダムダブルオースカイHWS
ヘビーウェポンシステムを装備した決戦仕様。
ガンダムダブルオースカイメビウス
後継機。
ガンダムダブルオーダイバー / ガンダムダブルオーダイバーエース
ベース機。
デスティニーガンダム
改修にはこの機体の要素が特に色濃く反映されている。
ガンダムMk-II / ゴッドガンダム / ∀ガンダム
改修案を作成する際に参考にした機体の一部。
ガンダムデスティニースカイ
リゼ』に登場するガンプラ。デスティニーにダブルオーの要素を組み込んだ、本機とは真逆の構成の機体となっている。
トライバーニングガンダム
ガンダムビルドファイターズトライ』に登場するガンプラ。こちらもダブルオースカイと同様、チームのメンバーが協力して改修を行っている。

商品情報

ガンプラ

資料リンク 

リンク

脚注

  1. バックパックの移動機構は『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』シリーズに登場する「ガンダムアストレイ」のそれに近いが、参考にしているかは不明。
  2. ターンAのライフルの銃身と、ガンダムMk-IIのEパックを参考にしている。
  3. ゴッドガンダムまたはデスティニーガンダムを参考にしている
  4. サッカー漫画「キャプテン翼」の有名なフレーズが元ネタ。
  5. ただし、この時は機体の完成度が追い付いていなかったが為に使用後に反動で動けなくなり、結果として敗北した