「ガンダム・バエル」の版間の差分

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== ASW-G-01 ガンダム・バエル (Gundam Bael)==
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== ASW-G-01 ガンダム・バエル ==
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{{登場メカ概要
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| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
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| 外国語表記 = Gundam Bael<!-- 公式名を優先とします。 -->
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| 登場作品 = [[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]
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<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
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| デザイナー = 鷲尾直広
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*登場作品:[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]
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{{登場メカ概要
*デザイナー:鷲尾直広
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| タイトル = スペック
*分類:[[モビルスーツ]]
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| 分類 = [[モビルスーツ]]
*装甲:[[ナノラミネートアーマー]]
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| 型式番号 = ASW-G-01
*全高:18.0m
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| 頭頂高 =
*本体重量:30.0t
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| 全高 = 18.0m
*主動力:[[エイハブ・リアクター]]×2(ツインリアクターシステム)
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| 本体重量 = 30.0t
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| 全備重量 =
*所属:[[ギャラルホルン]]→ギャラルホルン革命軍→[[ギャラルホルン]]
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| 主なパイロット = アグニカ・カイエル→[[マクギリス・ファリド]]
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
ギャラルホルン革命軍の[[モビルスーツ]]。[[厄祭戦]]が起こった約300年に開発された機体で、「[[ガンダム・フレーム]]」と呼ばれる特殊なフレームを採用した72機の最初の機体である。<br/>本機は他の[[ガンダム・フレーム]]機と比べて特に突出しているわけではないが、大出力のスラスターウイングによる高機動力を生かした高速戦闘、三次元戦闘を得意とする。武装は少なく、パイロットの技量で補う必要がある。<br/>この機体は[[ギャラルホルン]]の創設者であるアグニカ・カイエルが厄祭戦当時に駆った機体であり、アグニカの操縦技術により多くのMAを仕留めた事で、現在はアグニカ・カイエルの名と共に神格化されバエルを起動させた者にはギャラルホルンの統べるに相応しいとすら言われている。<br/>名前の由来であるバエルとは、「東の王」の異名と66の軍団を有する大悪魔であり、戦闘に長け、法律関係と性愛の知識にも精通していたとされる。
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== 概要 ==
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ギャラルホルンの[[モビルスーツ]]。[[厄祭戦]]が起こった約300年前に開発された機体で、「[[ガンダム・フレーム]]」と呼ばれる特殊なフレームを採用した72機の最初の機体である。
  
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機体は白を基調として左肩に角笛のエンブレムが施されており、大出力のスラスターウイングによる高機動力を生かした高速戦闘、三次元戦闘を得意とする。その反面他の[[ガンダム・フレーム]]機と比べて特に秀でた性能や機能を持っているわけではなく、武装の少なさをパイロットの技量で補う必要がある。
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[[ギャラルホルン]]の創設者であるアグニカ・カイエルが厄祭戦当時に駆った機体であり、アグニカの優れた操縦技術により多くのMAを仕留めたとされる。このためアグニカ・カイエルと共に本機も「アグニカ・カイエルの魂が宿る機体」として神格化され、錦の御旗として扱われている。その一方でコクピットは[[阿頼耶識システム]]に対応したタイプのままであり、使える人間がいないこともあってギャラルホルン総司令部の地下に安置されていた。
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名前の由来であるバエルとは、「東の王」の異名と66の軍団を有する大悪魔であり、戦闘に長け、法律関係と性愛の知識にも精通していたとされる。
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]
 
;[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]
:パイロットは[[マクギリス・ファリド]]。<br/>ギャラルホルンの総司令部「ヴィーンゴールヴ」の地下の祭壇にボードウィン家とバグラザン家を除く他のセブンスターズのガンダムと共に安置されていた物を三日月と共にマクギリスが掌握し、全[[ギャラルホルン]]に向けて訓示を行った。<br/>その後、マクギリスの搭乗機として革命軍で運用される。アリアンロッド艦隊との決戦において劣勢を覆す為に出撃するも外装を当たらにしたガンダムキマリス・ヴィダールと交戦するが、マクギリスの負傷で窮地に立たされて撃墜されかけるも石動・カミーチェのヘルムヴィーゲ・リンカーが間に入り助けられ敗走する。革命軍がアリアンロッド艦隊に敗北後は鉄火団と共に火星に降りるが、単独で鉄華団の本部から周囲を包囲しているギャラルホルンを突破してモンターク商会を使い再度宇宙に上がる。そして、ラスラル・エリオン指揮下の部隊に単独で挑むがガエリオのガンダムキマリス・ヴィダールと交戦し敗北、大破する。マクギリス・ファリド事件後はギャラルホルンが回収してコックピットブロックは外され各関節部に拘束ロックブロックを噛まされた状態で再びヴィーンゴールヴの地下に拘束される形で安置される事となる。
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:パイロットは[[マクギリス・ファリド]]。
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:敗北後は鉄華団と共に火星に降りるが、鉄華団の本部がアリアンロッドに包囲されたためこれを突破してモンターク商会を使い再度宇宙に上がる。最後はアリアンロッドに単独で挑むがガエリオのガンダムキマリス・ヴィダールに敗北して大破、機体を乗り捨てたマクギリスもその後死亡した。マクギリス・ファリド事件後はギャラルホルンに回収され、コクピットブロックを外され各関節部を固定された状態で再びヴィーンゴールヴの地下に安置される事となる。
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
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;バエル・ソード
 
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:本機の主武装。剣身部はMSのフレームに使用される希少金属を使用しており、その軽さのために、搭乗者の技量によって威力が左右される。厄際戦時代においてはアグニカの技量により他の装備が必要ないとすら言われており決して折れる事もなくアグニカの力の象徴とも言われていたが、ガエリオとの一騎打ちにおいて2本とも破壊されている。
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:本機の主武装である、二振りの両刃剣。剣身部は特殊技法で精錬された希少金属を使用しており、その軽さのために搭乗者の技量によって威力が左右される。厄際戦時代においてはアグニカの技量により他の装備が必要ないとすら言われており決して折れる事もなくアグニカの力の象徴とも言われていたが、ガエリオとの一騎打ちにおいて2本とも破壊されている。
 
;電磁砲
 
;電磁砲
 
:スラスターウイングに内蔵された電磁式のレールガン。射程は短く、主に牽制に用いられる。
 
:スラスターウイングに内蔵された電磁式のレールガン。射程は短く、主に牽制に用いられる。
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== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
 
;対[[ガンダム・キマリスヴィダール|キマリスヴィダール]]
 
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== 関連機体 ==
 
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2019年7月11日 (木) 18:59時点における版

ASW-G-01 ガンダム・バエル

ガンダム・バエル
外国語表記 Gundam Bael
登場作品 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
デザイナー 鷲尾直広
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スペック
分類 モビルスーツ
型式番号 ASW-G-01
全高 18.0m
本体重量 30.0t
装甲材質 ナノラミネートアーマー
開発組織 ギャラルホルンの前身組織
所属 ギャラルホルン→ギャラルホルン革命軍→ギャラルホルン
主なパイロット アグニカ・カイエル→マクギリス・ファリド
テンプレートを表示

概要

ギャラルホルンのモビルスーツ厄祭戦が起こった約300年前に開発された機体で、「ガンダム・フレーム」と呼ばれる特殊なフレームを採用した72機の最初の機体である。

機体は白を基調として左肩に角笛のエンブレムが施されており、大出力のスラスターウイングによる高機動力を生かした高速戦闘、三次元戦闘を得意とする。その反面他のガンダム・フレーム機と比べて特に秀でた性能や機能を持っているわけではなく、武装の少なさをパイロットの技量で補う必要がある。

ギャラルホルンの創設者であるアグニカ・カイエルが厄祭戦当時に駆った機体であり、アグニカの優れた操縦技術により多くのMAを仕留めたとされる。このためアグニカ・カイエルと共に本機も「アグニカ・カイエルの魂が宿る機体」として神格化され、錦の御旗として扱われている。その一方でコクピットは阿頼耶識システムに対応したタイプのままであり、使える人間がいないこともあってギャラルホルン総司令部の地下に安置されていた。

名前の由来であるバエルとは、「東の王」の異名と66の軍団を有する大悪魔であり、戦闘に長け、法律関係と性愛の知識にも精通していたとされる。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
パイロットはマクギリス・ファリド
ギャラルホルンの総司令部「ヴィーンゴールヴ」の地下の祭壇にボードウィン家とバグラザン家を除く他のセブンスターズのガンダムと共に安置されていた物をマクギリスが掌握し、全ギャラルホルンに向けて訓示を行った。
その後はマクギリスの搭乗機として革命軍で運用され、アリアンロッド艦隊との決戦において劣勢を覆す為に出撃。自身のクーデターに呼応して姿を現したガエリオガンダムキマリス・ヴィダールと残存兵力をまとめ上げたうえで交戦するが撃墜されかけ、石動・カミーチェヘルムヴィーゲ・リンカーが身代わりになったことで何とか敗走する。
敗北後は鉄華団と共に火星に降りるが、鉄華団の本部がアリアンロッドに包囲されたためこれを突破してモンターク商会を使い再度宇宙に上がる。最後はアリアンロッドに単独で挑むがガエリオのガンダムキマリス・ヴィダールに敗北して大破、機体を乗り捨てたマクギリスもその後死亡した。マクギリス・ファリド事件後はギャラルホルンに回収され、コクピットブロックを外され各関節部を固定された状態で再びヴィーンゴールヴの地下に安置される事となる。

装備・機能

特殊機能

阿頼耶識システム
ナノラミネートアーマー

武装・必殺攻撃

バエル・ソード
本機の主武装である、二振りの両刃剣。剣身部は特殊技法で精錬された希少金属を使用しており、その軽さのために搭乗者の技量によって威力が左右される。厄際戦時代においてはアグニカの技量により他の装備が必要ないとすら言われており決して折れる事もなくアグニカの力の象徴とも言われていたが、ガエリオとの一騎打ちにおいて2本とも破壊されている。
電磁砲
スラスターウイングに内蔵された電磁式のレールガン。射程は短く、主に牽制に用いられる。

対決・名場面

キマリスヴィダール
クーデター決起後二度にわたって交戦。どちらも阿頼耶識システムType-Eと豊富な攻撃手段を持つガエリオが勝利し、一度目は石動に庇われて敗走。二度目はラスタル・エリオンスキップジャック級に叩きつけられて大破、そのままラスタル陣営に回収された。

関連機体

ガンダム・バルバトスガンダム・グシオンガンダム・キマリスガンダム・アスタロトガンダム・ウヴァルガンダム・グレモリーガンダム・ダンタリオンガンダム・セーレガンダム・端白星
ガンダム・フレーム採用機。
シュヴァルベ・グレイズ(マクギリス機)グリムゲルデグレイズリッター(マクギリス機)
本機の前に搭乗していた機体。

商品情報

話題まとめ

資料リンク

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