ガンダム試作4号機

提供: ガンダムWiki
2020年9月29日 (火) 09:42時点におけるはははさま (トーク | 投稿記録)による版 (→‎関連機体)
ナビゲーションに移動 検索に移動
ガンダム試作4号機
外国語表記 Gundam GP04G
登場作品
デザイナー 明貴美加
テンプレートを表示
スペック
コードネーム ガーベラ
分類 強襲用試作型モビルスーツ
型式番号 RX-78GP04G
頭頂高
  • 18.2m (GFF)
  • 18.0m (RE/100)
全高 18.5m
本体重量
  • 46.1t (GFF)
  • 46.7t (RE/100)
  • 48.5t (RE/100:シュツルム・ブースター装着時)
全備重量
  • 73.6t (GFF)
  • 73.2t (RE/100)
  • 86.0t (RE/100:シュツルム・ブースター装着時)
  • 主動力 熱核融合炉
    ジェネレーター出力
    • 1,730kW (GFF)
    • 1,710kw (RE/100)
    スラスター総推力
  • 224,000kg (GFF)
  • 171,000kg (RE/100)
  • 装甲材質
  • ルナ・チタニウム合金 (GFF)
  • チタン・セラミック複合材 (RE/100)
  • 開発組織 アナハイム・エレクトロニクス社
    所属 アナハイム・エレクトロニクス社
    主なパイロット
    テンプレートを表示

    概要 

    アナハイム・エレクトロニクス社が開発した地球連邦軍の試作型モビルスーツ。「ガンダム開発計画」で立案された4番目のガンダムで、旧ジオニック系の技術者が中心となって対MS戦闘における強襲用の機体として設計されている。

    宇宙における機動性に主眼が置かれ、各部に多数のスラスターを装備している。また格闘戦と白兵戦も重視され、背部には3本のシュツルム・ブースターを装着可能。これはプロペラントタンクとブースターユニットを兼ねた追加装備であり、前線到達と戦闘展開を迅速に行える。

    開発時のコードネームは「ガーベラ」。キク科の花であり、花言葉は色によって異なる。本機は白なので「希望」や「律儀」等になると思われる。

    当初は設定上存在しているだけでデザインはされておらず、その後ホビージャパンのムック「GUNDAM WEAPONS 3」で明貴氏が描き下ろしている。その為、劇中には登場しない。

    登場作品と操縦者

    機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
    文字設定の初出作品。初期の仕様のままだと試作1号機と要素の重複が多く、最終的に計画から外されてしまっている。しかし基礎フレームと各種内装パーツはその時点で既に完成しており、ガーベラ・テトラとして偽装を施した上で組み上げられ、密かにシーマ艦隊へと譲渡された。
    後の『宇宙の蜉蝣2』ではこの譲渡の際のロールアウト時の姿が新たに設定されている。
    GUNDAM WEAPONS 3
    機体デザインの初出。明貴美加氏による描き下ろしイラストが掲載され、それを基にしたフルスクラッチ作例も掲載された。また、「バックパックに複数のシークレット・アタッチメントが内蔵される予定だった」と同誌のみの設定が確認できる。
    ガレージキット (Hobby JAPAN製)
    1994年に開催されたホビージャパン主催のイベント「JAF-CONIII (ジャフコンIII)」にて限定発売されたガレージキット(監修:明貴美加氏 / 原型製作:松村年信氏)に新規デザインの専用ビーム・ライフルと専用シールドが付属している。
    月刊ホビージャパン
    1994年7月号に上記ガレージキットの原型の特集記事が掲載。これと一緒に追加設定の示唆や人型ではないシルエットも掲載され、いずれ詳細が明かされるとの触れ込みだったが、結局、続編記事の掲載には至らず死に設定となっている。
    GUNDAM EVOLVE
    EVOLVE 4にてGPシリーズのデータが映し出された際、本機のデータも表示されている。
    ガンダムEXA
    パイロットはレオス・アロイ。アナハイムが予備機として倉庫に秘匿していた機体とされる。
    ゼロ・ムラサメティターンズから脱走させるミッションで出撃するが、そこに現れたマリオンブルーディスティニー3号機改とゼロのガンダムMk-II試作0号機が戦闘を始めた為、それを止めようと割って入った事で大破している。その後、レオスはピーニャが持ってきたエクストリームガンダムに乗り換えた。
    機動戦士ガンダム0083 REBELLION
    表向きは試作1号機との類似を理由に開発が中止されていたが、クレナ・ハクセルによってラビアンローズで全面的に再設計された上で完成しガンダム試作1号機フルバーニアンと模擬戦を行った。しかし途中で乱入してきたヴァル・ヴァロのプラズマ・リーダーを受け、クララ・ロッジによって強奪された……が、これは全て仕組まれた事であり、その後4号機は書類上では模擬戦で大破して開発計画が完全に凍結された事にされ、実機は外装を全て交換された上でシーマ艦隊に引き渡されている。

    装備・機能

    特殊機能

    分離
    シュツルム・ブースターを分離可能。

    武装・必殺攻撃

    ロング・レンジ・ライフル
    長銃身のビーム・ライフル。試作1号機用のビーム・ライフルをベースとして射程距離の延伸や威力の強化を図っており、銃身の冷却機構や後部のアクセラレーターによって性能がかなり高まった。銃身の下部に設置された小型ビーム・サーベル「ジュッテ」もそのままであり、敵機からのビーム・サーベル等による攻撃を受け止められるようになっている。
    専用ビーム・ライフル
    試作4号機用に開発された携行式ビーム砲。威力より速射性を重視して設計されており、トリガーの周辺や機関部はGPシリーズの共通部材を使いつつ近距離戦闘や格闘戦等での取り回しも良くしている。
    「JAF-CONIII」の限定ガレージキットが初出で、ガンプラRE/100」での立体化や一部ゲーム作品での実装を果たしている。
    ビーム・サーベル
    接近戦用の武器で、背部のホルダーに2本格納されている。このホルダーはシュツルム・ブースターのスラスターブームと一体化している。
    内蔵デバイスは標準的な量産品を使用しているが、グリップは独自の形状となっている。
    専用シールド
    携行式の実体盾で、これも部材の多くに試作1号機のシールドと共通する物を使用している。表面には対ビームコーティングが施され、数回ならばビームの直撃も防御できる。ポジションアームはスライドでき、裏面にはビーム・ライフルの予備エネルギーパックを2つまで装着可能。
    専用ビーム・ライフルと同様、「JAF-CONIII」の限定ガレージキットが初出で、「RE/100」での付属など、下記のシールドよりも立体化の機会に恵まれている。
    シールド
    ムック「GUNDAM WEAPONS 3」を初出とするシールドで、試作1号機用と同型で表面にマイナスモールド状のパーツが2つ取り付けられた物。

    オプション装備 

    シュツルム・ブースター
    バックパックに計3基装着可能なシュツルム・ブースター。フルバーニアン以上の高機動性と航続距離の延長化が図られている。

    対決・名場面

    関連機体

    ガーベラ・テトラ / ガーベラ・テトラ (ロールアウト時)
    ジオン系の機体に偽装された試作4号機。
    ガンダム試作1号機ゼフィランサス / ガンダム試作1号機フルバーニアン
    「ガンダム開発計画」の1号機とその宇宙仕様。この機体とのコンセプトの重複が多く、開発が中断される事になった。
    ガンダム試作2号機
    「ガンダム開発計画」の2号機。この機体も旧ジオニック社の技術者達を中心として開発が行われた。
    ガンダム試作0号機 / ガンダム試作3号機 (デンドロビウム / ステイメン)
    「ガンダム開発計画」における他の系列機。


    商品情報

    ガンプラ

    フィギュア

    ムック 

    リンク