ガンダムF90-Pタイプ

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ガンダムF90-Pタイプ
外国語表記 Gundam F90 Plunge Type
登場作品
デザイナー 大河原邦男
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スペック
分類 汎用試作型モビルスーツ 大気圏突入仕様
型式番号 F90P
頭頂高 14.8m
本体重量 10.7t
全備重量 32.5t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 3,160kW
スラスター推力
  • 27,510kg×2
  • 9,870kg×2
  • 12,320kg×10
スラスター総推力 197,960kg
アポジモーター数
  • 51 (F90側)
  • 20 (ミッションパック側)
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
開発組織 サナリィ
製造年月日 宇宙世紀0112年2月 (ミッションパック)
所属組織 地球連邦軍
主なパイロット ベルフ・スクレット
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概要

ガンダムF90に大気圏降下突入用のミッションパックを装着した形態。

大気圏突入は、装備を展開・変形することによりリフティング・ボディを形成して行う。これはΖガンダムのウェーブライダーと同様の方法を用いている[1]。Ζガンダムはムーバブルフレームにより全体の形状を大幅に変形させ、WR形態を構成していたが、Pタイプは材質の強化とウィング形状の設計変更により少面積のウィングと簡易な変形によって大気圏突入形態を取る事が出来るようになった。

変形はマグネットコーティング技術の応用で2秒で行われる。また、突入時の高熱にも耐えうるウィング部はそのままシールドとしても使用できた。

Pタイプは、他のミッションパックと異なり、武装強化のために設計されたものではない為、オプション自体の武装は左肩の可動式小口径ビーム・キャノン1門に右肩の中距離用バルカン砲2門と、護身用程度に留まる。しかし、オプションの装着によってマニピュレータが使用不能となることは無いので、ビーム・ライフルビーム・サーベルは携行でき、F90本来の戦闘能力は維持されている。

宇宙空間では変形時に両腕のウィングを固定させず、モビルアーマー的に運用する事も可能であり、オプションの大推力をそのまま使用し、高速機動戦闘が行う事が出来た。また、追加装備としてミサイル懸架用のハードポイントを主翼に取り付け、宇宙戦闘機としての運用も視野に入れた改良プランも存在していたと言われている。

登場作品と搭乗者

機動戦士ガンダムF90
出典元。
B-CLUB 68 (1991年7月号)
宇宙世紀0122年7月20日に大気圏突入試験が行われており、無人機によって撮影された写真がCG修正を加えた上で公開されている。パイロットはデフ・スタリオンと記載されているが、時期的に考えてベルフ・スクレットである可能性がある。
機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122
ACT. 4終了時のイベントシーンにのみ登場する。エイブラムのMS部隊を載せたシャトルと共に地球へ降下し、地上のガルダ級ガーウィッシュと合流した。
機動戦士ガンダムF90FF
上記のACT.4をモチーフにしたPrologue IIIにて登場。ゲームとは違って突入前の戦闘にビームライフルを携行した状態で参戦しており、多数の敵機を撃墜した後、降下部隊と共に地球へ降下した。

装備・機能

特殊機能

可変
大気圏突入形態に変形可能。マグネットコーティング技術の応用により、変形に要する時間は2秒。

特殊装備

ノーズカウルユニット
背部に装着された部品で変形時に頭部を覆い機首を形成する。
ウイングシールド
両腕部に装着される部品で変形時に胴体を覆う。大気圏降下突入の高圧・高熱に耐えられる頑強な仕様の為シールドとしての応急転用も可能な物[2]

武装・必殺攻撃

F90本体側

バルカン砲
頭部に2門装備された機関砲。
ビーム・ライフル
本機用のE-パック式のビーム兵器。通常形態時や可変時に両腕を固定しなかった際に使用することが可能。

ミッションパック側

ビーム・キャノン
左肩ハードポイントに装着された護身用のビーム兵器。
バルカン砲
右肩ハードポイントに装着された護身用の実弾兵装。

対決・名場面

関連機体

ガンダムF90
本体。
ガンダムF90 PVスペシャル
BB戦士「ガンダムF90 P・Vタイプ」のオリジナル形態。本形態にVタイプのパーツを取り付けている。
ガンダムF90-Uタイプ
本機とは逆の大気圏離脱用のミッションパック。
ガンダムF90-Wタイプ
Pタイプと同じく可変機構を有するミッションパック。

リンク

商品情報

ガンプラ

脚注

  1. むしろ可変時の機構からΖよりもリ・ガズィの方が近い
  2. 損傷の度合いによっては大気圏突入が不可能になる為、積極使用はしない物であろうが。