「ガンダムF90-Wタイプ」の版間の差分

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:本機と同様に可変機構を有するタイプ。
 
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2022年7月1日 (金) 18:25時点における版

ガンダムF90-Wタイプ
外国語表記 Gundam F90 Warbird Type
登場作品 機動戦士ガンダムF90
デザイナー 大河原邦男
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スペック
分類 汎用試作型モビルスーツ 試製ミノフスキードライブ稼働検証仕様
生産形態 試作機 / 換装形態
型式番号 F90W
頭頂高 14.8m
主動力 熱核融合炉
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
開発組織 サナリィ
所属組織 地球連邦軍
主なパイロット ベルフ・スクレット
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概要

ガンダムF90にミッションパックを用いて飛行形態への移行を実現した仕様。

Wタイプ専用のバックパックに搭載された推進機関「試製ミノフスキードライブ」の稼働実証機であり、ミノフスキードライブ稼働時にはそれを示すビームがウィングパーツから展開されるのも特徴となっている。

バックパックの他に肩部、腕部、脚部にオプションパーツを装着する方式となっており、飛行形態時には肩部の追加パーツが跳ね上がり、バックパックから前方に展開されたノーズパーツと共に機首を構成[1]。これと連動してバックパック本体からはビーム・キャノンが露出する構造で、飛行形態のまま戦闘を行う事も可能であった。

モビルスーツ形態でも運用出来るものの、腕部と腰部の追加パーツはランディングギアとして機能するなど、基本的には飛行形態でのミノフスキードライブ検証に特化したタイプであった。

登場作品と搭乗者

機動戦士ガンダムF90
出典元。当初は「Wタイプで得られたデータがF99の開発に活かされた」と記述されるのみであった。
F90 A to Z PROJECT
大河原邦男氏によって新規にデザインが起こされ、試製ミノフスキードライブを搭載した可変機として設定された。
機動戦士ガンダムF90FF
ACT.8をモチーフとしたPrologue Vに登場。シャトル打ち上げが迫る中、Vタイプミッションパックをシャトルに詰め込み武器の無い状況の中でヘルプ・ヘイデンの指示でこのタイプに換装され、実戦投入される。そして味方部隊を圧倒していたオールズモビルの大規模飛行部隊を瞬く間に撃破していき、劣勢に追い込まれていた戦況を好転させて基地防衛に成功した。なお、飛行中の機体を背後から描いたコマでは、噴射光が「W」の字に見えるように描かれている。

装備・機能

特殊機能

変形
飛行形態に変形可能。肩部とバックパックのパーツが展開して機首を構成する。なお、フロントスカートと腕部の爪状のオプションパーツは展開する事で飛行形態時にランディングギアとして機能する。
試製ミノフスキードライブ
バックパックに搭載された新機軸の推進機関。後のミノフスキードライブの雛形的存在であり、Wタイプは飛行形態でこれの検証を行う事に特化している。稼働時にはビームがウィングパーツから展開され、このビーム自体を斬撃武器として転用する事も可能。
なお「プレミアムバンダイ」の「MG 1/100 ガンダムF90用 ミッションパック Wタイプ」商品紹介ページでは「ミノフスキー・クラフト」と記載されている。

武装・必殺攻撃

F90本体側

バルカン砲
頭部に2門装備された機関砲。
ビーム・サーベル
近接格闘用のビーム兵装。バックパックは専用の物に換装されるが、搭載位置は通常形態と同様。

ミッションパック側

ビーム・キャノン
機首を展開する事で露出するビーム砲。飛行形態のまま戦闘を行う事を想定して搭載されている。
ランディングギア
飛行形態時に機体を安定させる為のランディングギア。ベルフは腕部の物をクローとして格闘戦で使用した。

対決・名場面

関連機体

ガンダムF90
本体。
ガンダムF90 (試製ミノフスキードライブテスト装備)
Wタイプ以前の試製ミノフスキードライブの起動実験を行う為に使用された混成装備。Dタイプの脚部推進器やRタイプの光学式カメラガン・ユニットを装備。この時点ではまだ可変機構は実装されていない。
ガンダムF90-Pタイプ
本機と同様に可変機構を有するタイプ。
レコードブレイカー
後に開発されたミノフスキードライブ実験機。開発時にWタイプで得られたノウハウが活かされているとされる。
ウイングガンダム / ウイングガンダム (EW版)
バード繋がり。翼状のウイングや腕部に爪状のランディングギアを有している点でも共通。さらに前者に至っては、「旧HG 1/100 ウイングガンダム」に模型オリジナルパーツとしてウイングに取り付けるビーム状のクリアーパーツが付属している。

リンク

脚注

  1. この際、頭部はパーツ内に格納される。