ガンペリー

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ガンペリー
外国語表記 Gunperry
登場作品
デザイナー 大河原邦男
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スペック
分類 輸送機
型式番号 CB-X5
全長 34.0m
全高 12.8m
全幅 26.5m
全備重量 185t
開発組織 地球連邦軍
所属 地球連邦軍
主なパイロット
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概要

地球連邦軍の輸送機。V作戦の一環で開発された試作機で、同作戦のモビルスーツを支援する目的で開発された。

機体に備わった3基のローターで上昇し、4基のジェットエンジンで推進するVTOL機で、左右のローターは上方に折り畳むことが可能となっている。コックピットにはパイロットとコ・パイロットの2名が搭乗し、コックピット後部の兵員室には12名搭乗可能。機体下部に備わった貨物区画は側面と下面が展開する。下面の展開機構は主にガンダムの空中換装に使用された。側面はモビルスーツの出撃の他、ミサイルを搭載し攻撃することが可能である。

輸送機としての性能はミデアに劣っていたが、ホワイトベース隊の運用データから汎用性とペイロード能力が評価され、量産化が決定し追加発注されている。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム
第8話から登場。ホワイトベースの第3格納庫に搭載されている。
機動戦士ガンダムII 哀・戦士編
活躍はTV版と概ね同じ。ただ、TV版第28話でズゴックを撃破したシーンがグラブロを撃破するシーンへと変更されている。
機動戦士ガンダム 第08MS小隊
第7話に登場。墜落したアプサラスIIの回収部隊として登場し、陸戦型ジムを出撃させようとしていたが、アプサラスの自爆に巻き込まれジムもろとも墜落している。『1st』の機体と比べて赤の部分が緑に塗装されているため、よりシンプルな印象を受ける。
機動戦士ガンダム サンダーボルト
スパルタンに搭載されている。
機動戦士ガンダム オレら連邦愚連隊
イーグル・ロックの搭乗機が登場。
機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還
第3話に登場。FSSが調査する陸戦高機動型ザクを輸送した。
機動戦士ガンダムF90FF
第7話にてサナリィ本社演習場での1コマに登場。

装備・機能

武装・必殺攻撃

大型ミサイル
貨物区画に搭載可能なミサイル。側面を展開しコックピットから操作する。コックピットから使用できない場合、貨物区画内から操作可能。

対決・名場面

機動戦士ガンダム 

ガンペリー初登場
第8話より。ジオンの攻撃を避けるべくグレートキャニオンを低空飛行していたホワイトベースだったが、避難民が一斉に下船を要求。下船に時間を掛ければ敵に待ち伏せの時間を与えてしまう。そこでブライトが着目したのがガンペリーだった。まずガンペリーに被弾箇所を装った細工を施し、一時休戦を申し入れた後、避難民を乗せて不時着させる。そして敵が避難民の下船を確認し帰投したタイミングで収容していたガンダムを出撃させ、待ち伏せ部隊を後方から攻撃する。作戦は見事成功し、待ち伏せ部隊を全滅に追いやった。
ミハルの最期
第28話より。ホワイトベースがマッドアングラー隊の攻撃に晒される中、スパイとして潜入していたミハルは自身の行動に責任を感じ、罪滅ぼしのためカイと共にガンペリーに搭乗。しかし敵の攻撃が被弾した影響でミサイルが発射できなくなってしまう。カタパルト脇で発射操作ができる事を知ったミハルは単身、向かい風が荒れ狂うカタパルトへと向かい、向かってきた敵へ向けてミサイルを発射する。しかし、ミサイルの噴射炎は間近にいる生身の人間を吹き飛ばすのには十分すぎた。吹き飛ばされたミハルの身体は力なく大西洋へと落ちていった……
『1st』を代表する悲劇的なシーンであり、カイを人間的に大きく成長させる切欠となったシーンである。

関連機体

強襲型ガンペリー
索敵能力を追加した機体。
グランペルリ
レジオンが本機の設計を元に開発した輸送機。陸戦型ガンペリーとも呼ばれる。
ミデア
他の連邦軍の輸送機。

商品情報

ガンプラ

リンク