コウサカ・ユウマ

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コウサカ・ユウマ(Kousaka Yuuma)[編集 | ソースを編集]

ガンダムビルドファイターズトライの主人公の1人。
前作の主要人物であったコウサカ・チナの弟にして、チーム『トライ・ファイターズ』の一角を成すファイターでもある。
かつては姉の友人であったイオリ・セイ、幼馴染であるホシノ・フミナ達の影響で自らもガンプラバトルの世界に入門するが、2年前にある出来事が切っ掛けでバトルから身を引くようになり、以後は純粋に製作のみを追求するプラモデル部で活躍していた。
その後はセイから受け継いだ製作技術も相俟って、『アーティスティック・ガンプラ・コンテスト』で入賞するなどビルダーとしても類稀な才能を発揮するようになるも、過去の事件を未だに引きずっており、そのためかバトルへの情熱をずっと燻らせたまま日常を過ごしていた。
しかし、カミキ・セカイが転校してきて以来、鬱屈していたバトルへの感情が再燃。その後は紆余曲折を経てガンプラバトル部の一員となった。
直情的なセカイとは対照的に論理派気質の性格であり、常にクールで落ち着いた雰囲気を見せている。その反面、バトルでは自分の感情を曝け出す事が多く、バトルに対する熱情も顕著に見受けられる。

ビルダーとしての技術が高い一方でガンプラ制作において美しいガンプラや完成度の高いガンプラを制作する事に気をとられていたが、ミライと共にガンプラを制作する事で、ガンプラ作りの本来の楽しさを思い出す事になる。

ファイターとしても実力は高く、小学生時代から全国大会の優勝候補と言われる程(それがアドウにバトルを挑まれる理由となっている)で、中でも狙撃を得意としている。

高い実力を持つ反面、戦いには常に負けない為の後ろ向きな戦いを行っていたが、ニールセン・ラボでアドウと再会し、自分の自信作であるライトニングガンダムと2年間シミュレートしていたアドウとの戦い方が通用せずに再び大敗をした事で、自身の限界を感じて自暴自棄となるが、三代目メイジン・カワグチとのバトルを経て、ライトニングガンダムの性能ではなく、自分に改善の余地がある事に気づき自信の限界を超える決意をした。

全国大会では今までの戦い方から変化をして、勝つ為なら多少のリスクを冒す事も厭わず、窮地に立たされても一歩も引く事無く戦うと精神的な成長を見せている。

セカイとはそりが合わない事も多いが、彼の姉であるカミキ・ミライには周囲からも一目瞭然と言えるほど惚れてしまっており、彼女と一緒の時は「心の声がダダ漏れ」になるほど動揺してしまう。

想い人であるミライと話す為に犬猿の仲でもあったセカイに対して表面上は友好的な態度を取って弟の友人として話す事もあり、その辺りは弟のガンプラ作りの相談と称して好意を寄せるセイと話すきっかけを作っていた姉のチナと似たような行動を取っているが、実家のレストランの接客では営業スマイルがぎこちなかったチナとは違いそつなくこなしている。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

ガンダムビルドファイターズ
チナがセイと話すきっかけとして使われており、セイとレイジがガンプラバトル選手権の地区予選第1回戦を突破した後、チナと一緒にイオリ模型店を訪れている。
それ以外の登場は殆どない。
ガンダムビルドファイターズトライ
主人公の一人。
かつては幼馴染であるフミナと一緒に全国大会に出る事を夢見ていたが、2年前、後に宿敵にして自身を苛む元凶となったアドウ・サガによって自信も愛機も打ち砕かれてしまう。その出来事をずっと引きずっており、以後はバトルではなくビルダーの方に傾倒する様になっていた。しかし、1人でバトル部を続けていたフミナのもとにカミキ・セカイが現れ、彼との対戦を経て再びファイターとして復帰した。
以後、セカイ、フミナと共に『トライ・ファイターズ』を結成。長年の望みであった全国大会に挑む事になる。

人間関係[編集 | ソースを編集]

コウサカ・チナ
姉。自身がガンプラバトルを始めるきっかけとなった人物の1人。バトルから離れていた時も心配し、見守って来た。
カミキ・セカイ
チームメイトの1人。基本的には直情的な彼と馬が合わない事も多いが、姉であるミライの前では良き友人を装う事も。当初はガンプラバトルやガンプラ、ガンダムに関する知識が皆無であるセカイを余り快く思っていなかったが、ニールセンラボでの一見でバカと言いつつも彼の強さを素直に認め、チームの仲間やエースとして信頼している。
カミキ・ミライ
セカイの姉にしてユウマの意中の想い人。ベアッガイFの製作の手伝いをした事もあって、惚れていると同時に尊敬もしている。
ホシノ・フミナ
幼馴染。かつては共にバトルする事を誓い合った仲であったがアドウとのバトルで自信を失い、その約束を破ってしまう。
バトル部に移籍し『トライ・ファイターズ』を結成してからは、今度こそ共に戦う事を誓った。ちなみに彼女からは昔と変わらず「ユウ君」と呼ばれている。ユウマは基本的に「ホシノ先輩」と呼ぶが、とっさに昔のように「フミちゃん」と呼ぶ事もある。
三代目メイジン・カワグチ
『アーティスティック・ガンプラ・コンテスト』で自分を表彰した大先輩。アドウに再び敗北し、自信を失っていたユウマに対してバトルを通じて大切な事を教えている。
サカイ・ミナト
ビルダーとしてのライバル。ユウマの行動が原因で事あるごとに一方的にライバル視し辛辣な言葉を浴びせるが、全国大会で正面から激突し和解した後は互いに認め合って正真正銘のライバルとなる。
アドウ・サガ
2年前、ユウマの機体を蹂躙して叩き潰した宿敵。ニールセン・ラボで再戦するもアドウはユウマの事は全く覚えていなかった。2年間アドウへの雪辱を果たす為に頭の中で何度もシミュレーションしてきた戦い方で挑んだが全く歯が立たず、彼の使用機体であるガンダムジエンドによって再び屈辱を味わわされた。
しかしその後、メイジンとの戦いで自分を取り戻して打倒宣言を行い、全国大会の決勝戦にてぶつかり合う。その際、「お前がいてくれたおかげでここまで強くなれた」として恨むどころか感謝し、激闘の末に相討ちに持ち込んだ。
イオリ・セイ
ガンプラ制作の師匠。ビルドバーニングガンダムの制作者で、後にユウマにビルドバーニングガンダムの予備パーツを託す。
ラルさん
ガンプラバトル部のコーチ。
ミヤガ・ダイキ
プラモデル部の部長。ガンプラバトル部の廃部を賭けたバトルに駆りだし、そのバトル中に公式大会においては不正となる行為をした事でユウマがガンプラバトル部に移籍するきっかけを作っている。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「そんな不正ある戦いを、僕は認めない!」

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

ライトニングガンダム
「アーティスティック・ガンプラ・コンテスト」で製作したガンプラ。リ・ガズィの改修機で遠距離からの狙撃を得意とする。後に制作したライトニングバックウェポンシステムを装着することで火力と機動力を強化し、変形も可能になる。完成度はコンテストでグランプリを獲得する程と非常に高く、メイジンとラルさんのお墨付き。
ライトニングガンダムフルバーニアン
メイジンとのバトルで得た経験を反映して新たに製作したバックパック「ライトニングバックウェポンシステムMk-II」を装着した形態。バックパックを新調した事で更なる火力と機動力を得て、全国大会では昨年ベスト8の実績を持つチーム「アモルファス」のキュリオスのトランザム状態の機動力に変形する事なく真っ向から競り勝てる程の性能を手に入れた。
ライトニングガンダムストライダー
新たに開発した「ライトニングバックウェポンシステムMk-III」を装着した形態。
ライトニングΖガンダム
メイジン杯に出品したΖガンダムの改造機。メイジン杯で優勝している。
ガンダムライトニングブラックウォーリア
メイジンの機体を使用した経験から製作したガンプラ。
ガンダムエアマスター
小学生時代に使っていたガンプラ。自身のイメージカラーである青で塗装し、狙撃用のライフルやミサイルポッド等の火力を強化している。
ベアッガイF
制作の指導を行い、バックパックのプチッガイを制作している。
トライバーニングガンダム
セイの制作したビルドバーニングガンダムをベースに改修した機体。セカイのアシムレイトに対応する為、装甲や関節を強化しつつ自身が考案したバーニングバーストシステムを搭載している。
ガンダムアメイジングレッドウォーリア
メイジンとのバトルで機体を交換し、使用した。

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