ジムII・セミストライカー

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ジムII・セミストライカー
外国語表記 GM II Semi Striker
登場作品
デザイナー カトキハジメ
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スペック
分類 現地改修型モビルスーツ
型式番号 RMS-179
頭頂高 18.1m
本体重量 42.7t
全備重量 57.5t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,518kw
スラスター総推力 62,000kg
装甲材質
センサー有効半径 8,800m
原型機 ジムII (グリプス工廠製)
改修 トリントン基地
所属 地球連邦軍
所属拠点 トリントン基地
主なパイロット 地球連邦軍一般兵
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概要[編集 | ソースを編集]

ジムIIトリントン基地所属兵士たちの手で改修された機体。改修時に他の機体の補充用部品を再利用している。その為、型式番号も元のままとなっている。

両肩には追加装甲、左腕には小型のシールドが取り付けられており、前者はジム・ストライカーのウェラブル・アーマーを模している。ただし、本機に採用されている物はただのレプリカであり、対衝撃性能までは再現されていない。

搭載されているOSにも改良が加えられ、一定の接近戦時の機体動作のみに特化させる事で、それに対応する高い瞬発力や追従性を発揮できるようになった。この調整によって、本機は専属パイロットの「操縦のクセ」に対応できる独特な操縦性と機体挙動を持つ「完全な専用機」となっている(エースパイロット向けに調整された専用機というのはこれまでにも多数が存在しているが、本機の場合はそれを軽く凌駕している)。逆に他のパイロットが搭乗しても動かす以前に立ち上がらせる事すら不可能。これだけの調整を加えた結果、本機の駆動数値は一般機と比べて1.8秒ものアドバンテージを獲得している。ちなみに、これ程の改修が加えられたのは非常時に対する即応性を重視した為である。

トリントン基地はU.C.0096時には既に戦略的価値の低い基地と成り果てていたが、ジオン残党等の敵がいつ現れるか分からない以上、それに備えて自分達が生き延びる為に出来る限りの事をやらねばならなかった。その結果、誕生したのが本機なのである。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムUC
episode 4で登場。トリントン基地を攻撃してきたジオン残党軍の迎撃の為に出撃し、イフリート・シュナイドと交戦するも、瞬間移動に等しい速さで懐に飛び込まれ、ヒート・ダートを脇腹に一刺しされて撃破されている。
ストライカー イン トリントン Ninja of the Torington Base
複数機が登場。こちらでもやられ役でしかなく、イフリート・シュナイドの前に悉く撃墜されている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊装備[編集 | ソースを編集]

追加装甲
ジム・ストライカーが装備していたウェラブル・アーマーのレプリカ。対衝撃性能は有していないものの、追加装甲としての防御力の向上には繋がっている。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

60mmバルカン砲
頭部に2門内蔵。連邦軍MSの多くに標準装備されている。
ビーム・サーベル
背部に1本マウントされている。改修前とは特に変わっていないと思われる。
ツイン・ビーム・スピア
ジム・ストライカーと同じ装備で、本機の主兵装。ビーム・ジャベリンの運用データを生かして開発されている槍状の武装で、接近戦時のリーチに優れる。先端部に2本設置されたビーム・サーベルには可動機構があり、その角度を変える事で高い効果を発揮するが、使いこなすには高い技量が要求される。
小型シールド
左腕に装着されている実体盾。ガンダリウム合金製で、フルアーマーガンダムの物と同じ形状をしている。その予備を流用したのか、それとも新たに造り上げたのかは分かっていない。
ビーム・ライフル
ベース機であるジムIIのビーム・ライフルと同型の物を装備する。Eパック方式ではなく本体からのエネルギー供給方式を採用している為継戦能力は低い。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

イフリート・シュナイド

関連機体[編集 | ソースを編集]

ジムII
ベース機。
ジム・ストライカー
ツイン・ビーム・スピアといった一部装備を流用している。
フルアーマーガンダム
前述の小型シールドの件から、実機が実在する可能性が取り沙汰されている。
ネモ (ユージ・アルカナ機)
かつて『オレら連邦愚連隊』で主人公を務めたユージ・アルカナが搭乗するネモ。本機と同様、ストライカー仕様に改修されている。
バイアラン・カスタム / バイアラン・カスタム2号機
本機以外にトリントン湾岸基地で造られていた技術試験機。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]