ジンオーカー

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ジンオーカー
外国語表記 Ginn Ocher
登場作品
デザイナー 大河原邦男
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スペック
分類 地上用量産型モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 TMF/S-3
主動力 バッテリー+ガスタービンエンジン
開発組織 ザフト軍
所属 ザフト軍
主なパイロット ザフト兵
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概要 [編集 | ソースを編集]

ザフト軍の量産型モビルスーツジンの砂漠戦仕様。

背部ウイングバインダーや冷却系等、ジンに装備された宙間戦闘用の各種装備は全て撤去され、空いたスペースへ新たに専用ガスタービン発電機と追加バッテリーを搭載した事で原型機を大きく凌ぐ駆動時間の延伸が実現した。砂埃の多い砂漠の悪条件下に対応すべく各部関節およびエアインテークは徹底的な防塵処理が施されており、各種カメラ・センサーも専用の物へと換装されている。カメラ・センサーの見直しについては具体的な例として、低光量テレビの性能強化や砂嵐対策として新規に装備されたメインカメラ同軸の超音波タイトビーム・スキャナー及びパルス圧縮地中レーダーが挙げられる。

他にも地盤の不安定な砂地での運動性を向上させるため、折り畳み式補助接地プレートの装備による設置面積の拡大が図られており、ソフトウェア面の細かな調整(機動プログラムの調整、内装サスペンションのバネレートやダンピング比など各種パラメータの変更・再設定)が行われ、外見以上にベース機と異なる機体に生まれ変わっている。

しかし2足歩行による機動性の限度は改善されておらず、砲戦用のザウート同様、主にバクゥの後方支援や兵站などを主任務としている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムSEED MSV
出典元。「ホビージャパン」2003年2月号掲載の第2回で解説された。
機動戦士ガンダムSEED
映像作品での初出。PHASE-19 (リマスター版PHASE-18)にて登場。バルトフェルド隊の滞在している屋敷にバクゥなどと共に待機している。
GUNDAM EVOLVE
「EVOLVE../8」にて登場。砂漠に建設されたザフトの軍事基地に8機配備されていたが、突如内部に突入してきたエールストライクガンダム (ストライクガンダム)相手に一方的に蹂躙されてしまい、戦闘不能となった1機を残して全て撃墜された。
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
PHASE-17に登場したザフトのマハムール基地に配備されており、ミネルバが寄港した際には資材の運搬などを行った。ローエングリンゲートの攻略を試みたピートリー級の艦上にも確認できるが、部隊ごと全滅している。続くPHASE-18のローエングリンゲート突破作戦にも参加しており、ピートリー級およびレセップス級の艦上に待機しているのが確認できる。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

3連装スモーク・ディスチャージャー
右肩部に3発装備。
多目的コンテナ
左右の腰部に増設されている。通常は弾薬、食料・飲料水、消耗部品などを収容するが、パイロットが独自に内部にキャンパス材などを貼って長期作戦時における休息空間として利用したユニークな事例も存在している。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

MMI-M8A3 76mm重突撃機銃
主にジン系列機が用いるMS用マシンガン。本機の場合も主兵装として用いられる。
MMI-XM17 試製37.5ミリ極超高初速ライフル
本機の主兵装の1つであるアサルトライフル。銃身にサブグリップが設けられている。『DESTINY』第17話~第18話に登場する一部の機体が装備しているのが確認できる。
重斬斧
近接格闘戦用の手斧。模型誌「ホビージャパン」に掲載された模型作例が初出で、ゲーム作品など一部の媒体でも本機の武装として用いられている。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ジン
原型機。

商品情報[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]