ジンハイマニューバ2型

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ジンハイマニューバ2型
外国語表記 Ginn Type High-Maneuver 2
登場作品
デザイナー 大河原邦男
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スペック
分類 汎用量産型モビルスーツ
型式番号 ZGMF-1017M2
全高 20.22m
本体重量 79.2t
主動力 バッテリー
開発組織 ザフト軍
所属 ザフト軍
主なパイロット
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概要[編集 | ソースを編集]

ザフト軍が開発した量産型モビルスーツ第1次連合・プラント大戦において最もメジャーであり、ある意味でザフトの「顔」とも言えるジンは、主力量産機の座をゲイツに譲った後もその取り回しの良さから最後まで第一線で活躍し、それに伴いジンには多くの派生機体が存在していた。ハイマニューバ2型の原型であるジンハイマニューバも、そのバリエーションの一つである。

ジンハイマニューバはゲイツへ移行するまでの過渡期において、中継ぎ的に少数生産されたモデルであったが、所謂エースパイロットに最優先に配備されたところ評判が高く停戦まで搭乗し続けた者も多かったという。2型は機体性能こそハイマニューバと大差ないが、武装面で独特なアレンジが加えられており、オリジナルにはなかったビームカービンと、より格闘戦を重視したシールド及びサムライソード型の斬機刀を装備している。

また、オリジナルのハイマニューバのバックパックには後にミーティアなどに転用されることになったMMI-M729エンジンが採用されていたが、格闘戦を重視した2型には航続距離を犠牲にしながらもより機動性を向上させたスラスターが搭載されている。

ブレイク・ザ・ワールドの折、ユニウスセブンを地球上に落下させたテロリストが使用したが、本来生産数が少ないうえ、更に改造が施された機体が複数活動していたことを考えると、2型は前大戦時においても特殊な部隊に配備されていたものと思われる。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムSEED DESTINY
初登場作品。サトー達、ザフト軍脱走兵が搭乗。ユニウスセブン落下の際に使用され、多数のゲイツRを撃墜し、イザーク達を苦戦させた。
機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYS
ザフト軍所属時のルカス・オドネルが搭乗していたことが語られている。
機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY
カーボンヒューマンとなった蘊・奥がニセ・レッドフレームから乗り換える形で搭乗。リリーネブラブリッツガンダムと交戦し、ミラージュコロイドテレポートシステムに翻弄され撃破された。
機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY R
ザフト軍の脱走兵がD.S.S.Dの宇宙ステーションの1つを襲撃し、防衛していたシビリアンアストレイDSSDカスタムと交戦した。
機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 天空の皇女
テロリストが運用し、非武装のロードアストレイと交戦。しかし、斬機刀を奪われ撃破された。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

MMI-M636K ビームカービン
取り回しに優れた小型のビームライフル。通常のビームライフルより小型であるため飛距離と破壊力はやや落ちるが、その分持ち回りの良さと連射性に富む。ハイマニューバ2型が他の機種と比べその機動性を活かした近接戦闘を旨とすることを考えて装備された。
MA-M92 斬機刀
ハイマニューバ2型が「特徴的な機体」と言われる大きな要因となる武装。対MS戦闘において特に威力を発揮するところから「斬機」の呼称を持ち、その切れ味はパイロットの技量にもよるが縦に並べた3機のジンを一刀両断する程であったという。
ジンやシグーの標準装備である重斬刀と同系統の武装だが、鍛造過程において外部の技術(一説にはグレイブヤードと呼ばれるテクノクラート集団の系譜とされる)を取り入れ、より鋭さを増した。
シールド
第1次連合・プラント大戦時のザフト製MSは純然たる盾を標準装備した物は極めて少なかった(シグーゲイツは攻撃兵器としても使用されるいわゆる「機動防盾」である)。ハイマニューバ2型がシールドを採用しているのは完全に普及装備となったビーム兵器に対応するためと思われているが、このMSが「斬り合い」を旨とする機体であるから故でもある。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ジンハイマニューバ
ベース機。2型は本機をベースに後続距離を犠牲にしつつ機動性を向上させ、対MS戦能力を強化している。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]