スキウレ

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スキウレ
外国語表記 Skiure
登場作品 MS-X
デザイナー 大河原邦男
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スペック
分類 モビルスーツ用移動砲台
開発組織 ジオン公国軍
所属 ジオン残党
袖付きなど
主な使用機体 ザクII
ギラ・ズール
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概要[編集 | ソースを編集]

小惑星ペズンにおけるペズン計画において、月面基地グラナダの防衛用に開発された宇宙用移動砲台。モビルスーツの火力・航続距離不足を補う補助兵器を担っている。

13基の姿勢制御バーニアを備えた簡易移動デッキに、モビルアーマービグロ用に開発された大型メガ粒子砲を流用したビーム砲が搭載されており、強力な対艦攻撃や火力支援を可能としている。本機を運用するモビルスーツはデッキに搭乗し、設けられているコントロールボックスを操作してデッキの操作を行いつつ、ビーム砲に設けられたグリップで発射を行う。

地球連邦軍がグラナダに侵攻してきた場合に備えて開発された本機ではあるものの、グラナダが戦場になる事無く終戦を迎えたため当初の目的である防衛兵器として運用される事は無かった。ただ、ムサイ級レムリアによる開発運用実験が行われていたとされる他、その後のジオン残党系組織による運用も確認されている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

MS-X
出典元。設定画では腕と脚部の一部が白く塗られたザクIIが砲手として描かれている。「コミックボンボン」1984年8月号掲載のMS-X特集ではレムリアに所属するスキウレ部隊の戦いぶりが語られている。
他のMS-X機と共にプラモデル化も予定されていたが立ち消えとなってしまい、「ガシャポン戦士」といったデフォルメ商品以外での立体化は2024年の「マシンビルド 機動戦士ガンダム スキウレ」まで待たねばならなかった。
機動戦士ガンダムUC (OVA版)
episode 5にてガランシェールに格納されている装備の1つとして登場。艦載機のギラ・ズールが砲手を務め、ガランシェールの上部からアンクシャを迎撃した。その後、ガランシェールが自沈する前に持ち出された物をepisode 7でガランシェール隊が引き続き使用している。
機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う
第5話にてスキウレがガランシェールに搭載されるまでの経緯が描かれている。
機動戦士ガンダムオンライン
地上ステージにおいて固定砲台化されたスキウレが登場している。
機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還
アナハイム・エレクトロニクス社による改造品が登場。ビームジェネレーター周りの部品にΖΖガンダムに搭載されたハイメガキャノンの予備品が使用されている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

ビーム砲
ビグロ用のメガ粒子砲を転用した大型ビーム砲。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ガンダム試作2号機 (ビーム・バズーカ装備) / ガンダム試作2号機 (MLRS仕様 / シン・フェデラル機)
ガンダム試作2号機の装備バリエーション。本機のビーム砲を携行武器化したビーム・バズーカを装備している。
ガランシェール
OVA版『UC』にて搭載。砲手のギラ・ズールはランゲ・ブルーノ砲改用のバックパックからチューブをスキウレに接続して使用している。
バストライナー
『MS-X』における連邦軍側のMS用移動砲台。

商品情報[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]