セカンドV

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セカンドV
外国語表記
  • Second V
  • Second Victory Gundam (月刊ホビージャパン2010年3月号)
登場作品 機動戦士Vガンダム (小説版)
デザイン カトキハジメ
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スペック
分類 試作型可変モビルスーツ
生産形態 装備バリエーション
型式番号 LM313V10[1]
頭頂高 15.5m
本体重量 11.5t
全備重量 15.9t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 7,510kW
装甲材質 ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材
開発組織 リガ・ミリティア
開発拠点 テクネチウム工場(月面)
所属 リガ・ミリティア
主なパイロット ウッソ・エヴィン
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概要[編集 | ソースを編集]

リガ・ミリティアが開発した試作型モビルスーツ

Vガンダムを改装した機体で、背部にミノフスキードライブやメガ・ビーム・キャノン等を装備している。新型ジェネレーターも搭載され、装甲も厚くなったが、それに比例して重量も増した為に接近戦は不得手。また、ミノフスキードライブの最大出力時に最悪、機体が空中分解を引き起こす危険性を持ち合わせていた。

小説版でV2ガンダムにあたる機体であり、全身にパーツを装備したV2アサルトバスターガンダムよりもスマートかつシンプルな外見になっている。

TV版基準の設定ではVガンダムとV2ガンダムの中間に位置する機体とされている。

長年小説版にのみ登場する、言わば「知る人ぞ知る」機体であったが、2012年発売のPSP用ソフト『SDガンダム GGENERATION OVERWORLD』にてまさかの参戦を果たし、その後も書籍での掲載、ガンプラでの立体化など、メディアに露出する機会が増えている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士Vガンダム (小説版)
初出作品。ウッソ・エヴィンが作中後半から本機に搭乗し、ザンスカール帝国モビルスーツと戦った。
NEWTYPE100% MOBILE SUIT VICTORY GUNDAM VOL.2 SHAHKTI'S PRAYER
51ページにモビルスーツ形態(武装無し)とトップファイターの設定画が掲載されている。なお、肩部のウェポン・プラットホームの形状が画稿ごとに異なっているため、準備稿の可能性もある。
マスターアーカイブ モビルスーツ
「マスターアーカイブ モビルスーツ ヴィクトリーガンダム」にVガンダムの形態の1つとして掲載されている。V2ガンダム開発までの過渡期に開発された機体として設定されており、基礎設計完了後のコンピューターシミュレーションで明らかになった問題点を踏まえて、V2ガンダムが新規設計されたという流れになっている。
ガンダムビルドダイバーズ
第19話に登場。ナデシコアスロンの1種目「ガンスタグラム」用に用意されており、ローズによって神々しい羽が取り付けられ、高評価を得た。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

ミノフスキー・ドライブ・ユニット
背部に2基装備されている新型の推進システム。内部にフィールドを発生させ、そこから生み出される反発力を推進力とする仕組み。理論上、亜高速まで加速できる。未完成の部分があり、フィールドの形成時にメガ粒子を大量に放出してしまうが、最大出力時に他の兵装のビームが加わる事で光の翼となり、攻撃に転用する事が可能。
ハードポイント
機体各部に10基備えられており、追加装備を装着できる。
ウエポン・プラットホーム
両肩に備えられたオプション兵装用のジョイント。下記のメガビーム・キャノンやミノフスキー・シールドだけでなく、その他のパーツも装備する事が可能。
分離
コアファイター、トップリム、ボトムリムの3機に分離可能。
合体
コアファイター、トップリム、ボトムリムの3機が合体してセカンドVになる。コアファイターにトップリム、ボトムリムのどちらか一方が合体する事でトップファイター、ボトムファイターになる。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

バルカン砲
頭部こめかみ部分に左右一対2門内蔵。
ビーム・ライフル
本機の主兵装。形状はV2ガンダムの物と同一。分離することでビーム・ピストルとしても使用可能。
マルチプル・ランチャー
ビーム・ライフルの銃身下部に装着されている。
ビーム・サーベル
両腕部に1本ずつ格納。
ビーム・シールド
両腕部に1基ずつ装備。
ミサイル・ランチャー
装備箇所は不明だが使用している。
メガビーム・キャノン
右肩に1門装備。白兵戦時にはデッドウェイトとなるため分離可能。
ミノフスキー・シールド
左肩に1基装備。V2アサルトガンダムのメガ・ビーム・シールドに相当する装備で、戦艦に搭載されているビーム・シールドに匹敵する防御力を持つ。詳しい原理などは不明だが、一説にはIフィールドを発生させる機能があるとされる。また、シールド・ビットを3基装備しており、最大出力時には3方向へ射出し、本体と合わせて巨大なビーム・シールドを展開する事が可能。なお、実体盾としての強度は低いようである。通常は中心から縦に二つ折りにされた状態で左肩のウエポン・プラットホームに格納されている。
光の翼
ミノフスキー・ドライブ・ユニットから放出される余剰エネルギーを攻撃に転用する。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

Vガンダム
原型機。
V2ガンダム / V2アサルトバスターガンダム
TV版『V』における本機に相当する機体。小説版の機体解説において発展先として存在が仄めかされている。一方、『マスターアーカイブ』等の設定では、本機が機体強度や所期のスペックを満たせなかった事を踏まえて、新規に再設計した上で開発されたという扱いになっている。
レコードブレイカー (F99)
かつてサナリィが開発していたミノフスキードライブの実験機。『マスターアーカイブ』において、小型ミノフスキー・ドライブ・ユニット開発の参考にしたとの記載がある。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

小説 [編集 | ソースを編集]

書籍 [編集 | ソースを編集]

※「MG Vガンダム (Ver Ka.)」ベースの作例が掲載

資料リンク [編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]

  1. 元はネット発祥の創作の番号と思われるが、後にガンダムカードコレクションで使用されている。ガンプラなどの他の媒体では使用されていない。