タムラ

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タムラ
外国語表記 Tamura
登場作品 機動戦士ガンダム
声優 永井一郎 (TV版1st)
屋良有作 (劇場版1st)
石丸純 (1st特別版)
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プロフィール
種族 人間
性別
職業 コック長
階級 中尉
主な搭乗機 ホワイトベース
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概要[編集 | ソースを編集]

ホワイトベースでコック長を務める乗員。調理だけでなく食材の仕入れや管理も兼任しており、食の面でホワイトベースを影から支える縁の下の力持ちである。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム
初出作品。第9話の食事量に不満を言うカイに怒りを露にするシーンで初登場し、第16話ではブライトにホワイトベースの塩不足を指摘するという彼を象徴するシーンが流れた。それからしばらく経った第33話の1シーンで再登場し、フラウ達と共にサイド6で買出しに出かけている。
機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙
階級が中尉に設定された。TV版の第9話と第13話の登場シーンがカットされたため、サイド6での買出しシーンのみの登場に留まっている。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ブライト・ノア
ホワイトベースの艦長。塩不足を解決するため彼に塩の補給を進言した。ブライトはタムラの事をさん付けで呼んでいる。
フラウ・ボゥ
ホワイトベースの乗員。サイド6でカツ・レツ・キッカを連れて彼女と一緒に買出しに出かけた。TV版ではタムラをさん付けで呼んでいるが、階級が設定された劇場版では「タムラ中尉」呼びになっている。
カイ・シデン
ホワイトベースの乗員。彼から一度、1人だけいい物を食べているのではないかと疑いをかけられた事がある。
アムロ・レイ
ガンダムのパイロット。序盤の戦いにおいて、ブライトの命令で彼とリュウの食事量を多めにしていた。サイド6ではタムラやフラウと同行し買出しの手伝いをしている。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「兵隊の食事のカロリーは作業量によって決められてんです!」
『1st』第9話より、ブライトの「2人を正規のパイロット並に扱え」という命令でアムロとリュウの食事量を増やした事に対し、不満を言いに来たカイに対して。カイは前話の戦闘にガンキャノンで初出撃したのに対し、アムロとリュウはサイド7を出港してからずっと実戦経験を重ねているため、やむを得ない裁量ではある。この台詞の前にも建前として顔色の良さに言いがかり(=自分だけいい物を食べているのではないか)をつけられており、怒りを露にした。
「塩が無いと戦力に影響するぞ!」
『1st』第16話より、ブライトに塩を手に入れられないか進言した際の台詞であると共に、彼を象徴する一言。先の戦いで食料庫に直撃を食らった事でホワイトベースは深刻な塩不足に見舞われており、料理を作る者としてはクルーの健康を損ないかねない死活問題だった。実際、塩不足は身体に脱水症状や脱力といった様々な悪影響をもたらすので現実でも重要な問題である。
当初はマ・クベ率いるジオンの勢力圏内であったがために迂闊な動きは避けたかったブライトだが、タムラに「戦力に影響する」と塩の大切さを説かれたためシルクロードの鹹湖(かんこ。塩湖の事)、ロブ・レイクを目指す事になる。
しかし、ロブ・レイクは500年周期で東西を移動する湖であり、ホワイトベースが到着した時には既に移動した後だったため、それを追って更に移動する羽目になる。しかもホワイトベースの動きはマ・クベに察知されており、報告を受けたランバ・ラルから立て続けに攻撃を受けてしまう。
「あぁ!これで少しは変わった物も食べさせられるなぁ!」
『1st』第33話より、買い物を済ませ、大きな買い物袋を抱えながら店を出た際に嬉々とした表情で。食べる側にとって普段食べる事の無い料理を食べられるのは実に嬉しい事であり、料理を出す立場としてもとても喜ばしい事である。

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

ホワイトベース
乗艦。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 塩を求めてホワイトベースが訪れたロブ・レイクのモデルかは不明だが、タクラマカン砂漠にロプノール湖という塩湖が実在していた。こちらは南北に移動する湖であり、現在は完全に干上がっている。
  • 2017年6月に大阪の「GUNDAM SQUARE」、2018年1月に秋葉原の「GUNDAM CAFE」で「タムラコック長の気まぐれパイロットランチ」というタムラをモチーフにした日替わりメニューが発売された。いい意味で「塩が足りない」減塩メニューであるが、中には「完全に塩が足りない」盛り付けが含まれており、それには追加用の塩が提供されるという内容だった。

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